室内で思いきり体を動かして遊べる「フレーベルこどもプラザ」。運営するフレーベル館・児童書出版部の編集者に、思わず体を動かしたくなる絵本を紹介していただきました。外遊びできないときは、うたやリズム、物語に合わせて体を動かしましょう!
仲間がどんどん増えていく『しあわせなら てを たたこう』
著者:さこ ももみ(絵)
出版社:フレーベル館
だれもが一度は聞いたことのある童謡「しあわせなら てをたたこう」を絵本化。「しあわせなら〜♪」の歌に乗せて、手を叩いたり、足を鳴らしたり、肩を叩き合ったり……と、0~1歳の赤ちゃんでも楽しめるスキンシップうた絵本です。
ページをめくっていくと、お友だち、きょうだい、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん……と一緒に歌う人が増えていき、最後はみんなで手をつなぐというストーリー性のある絵も楽しめます。
ぜひみんなで歌って、しあわせを分け合ってみてください。
楽しく体を動かせる『ぶたさんたいそう』
著者:くわざわ ゆうこ(作・絵)
出版社:フレーベル館
こぶたの三兄弟が元気に体操する絵本です。体を伸ばしたり、ジャンプしたりという動きがかわいい絵で表現され、「ブイブイバァー」などの「ぶた語」もついているので、小さなお子さんでも楽しく読めます。
実はこの三兄弟は、運動が得意な長男と苦手な次男、いつもふざける三男と性格もそれぞれで、お手本通りにできない子も安心して楽しめるようになっているそう。
体を動かすことの面白さが伝わる絵本です。
ユニークな絵が楽しい『おどるねこざかな』
著者:わたなべ ゆういち(作・絵)
出版社:フレーベル館
アニメ化もされている人気の「ねこざかな」シリーズの一冊です。
ねことさかなの不思議な共同生活を送る「ねこざかな」が、ある日、さめに囲まれてしまいます。この最大の危機を、2匹は果たしてどう乗り越えるのでしょうか?
「ねこざかなが歌いながら踊る場面があるので、お子さんもぜひ一緒に体を動かして、物語の世界に入り込んでもらえればうれしいです」と、フレーベル館編集者もイチオシのこの絵本。
ダンス好きなお子さんにぴったりですよ。
絵本の世界に参加できる『ふって! ふって! バニー』
著者:クラウディア・ルエダ(作) 二宮 由紀子(訳)
出版社:フレーベル館
スキーが好きなうさぎのバニー。でも、滑るには雪が足りなくて……。絵本をふって、ふって、回して、バニーを助けよう!
絵本をふったり、傾けたり、ぐるっと回したりと、本自体を動かしながら読むインタラクティブ絵本です。バニーの言うとおりに本を持って体も一緒に動かせば、物語の中でバニーと遊んでいるような感覚を楽しめますよ。
おうちの中でも楽しく体を動かそう!
雨の日や寒い日など、外に出られなくてウズウズしているお子さんにもおすすめです。パパママも一緒に体を動かせば、ストレス解消にもなりそうですね。
ぜひ、家族みんなで楽しんでみてください。