離乳食を毎食いちから手作りするのはなかなか大変。忙しいときは上手に冷凍保存を活用して、調理の手間を省きましょう。ここでは離乳食を冷凍保存する方法や、初期から完了期にかけての簡単レシピなどをご紹介します。時短ワザで無理なく家事を進めてくださいね。
離乳食は冷凍保存すると便利
食べる分だけを作るのが基本ですが、毎回いちから作るのは大変ですよね。ある程度作り置きをして冷凍保存すれば、忙しいパパママでも無理なく離乳食を進めることができます。
離乳食の冷凍方法
製氷皿に1ブロックずつ離乳食を入れて冷凍する
フタ付きの保存容器で冷凍する
ラップで小分けに包んで冷凍する
冷凍した離乳食の保存期間
また、すりつぶした状態の離乳食はいつ作ったものなのか、どんな食材なのか、分からなくなってしまうこともあります。冷凍保存した日付、食材の名前を保存容器にメモしておくと安心です。
冷凍した離乳食を解凍するときのポイント
電子レンジで解凍するときのポイント
また、加熱しすぎるとカラカラに乾燥してしまったり、固くなったりすることもあるので気をつけてください。
湯せん解凍するときのポイント
冷凍保存向きの離乳食
離乳食初期:おかゆ
【材料】
米 1カップ
水 10カップ
【作り方】
1.鍋に、洗って水気を切った米と水を入れます。
2.30分ほど米を浸水させてから強火にかけましょう。沸騰したら弱火にして、フタをしてから40分ほど煮ます。フタを少しずらしておくと吹きこぼれを防ぐことができます。
3.火を止めてから10分ほど蒸らしましょう。
4.すり鉢でつぶしてペースト状にするか、裏ごしをして完成です。
冷凍するときは製氷皿に小分けにして、フタかラップをして冷凍庫へ入れます。完全に凍ったら取り出し、チャックつきポリ袋やフタつきの容器などに入れて保管しましょう。
離乳食中期:バナナ&リンゴ煮
【材料】
リンゴ 4分の1
バナナ 3分の1
【作り方】
1.材料を細かく刻みます。
2.鍋にリンゴとリンゴが浸るくらいの水を入れて火にかけましょう。
3.リンゴが柔らかくなったらバナナを入れて少し煮てください。
4.すり鉢ですりつぶして完成です。
リンゴとバナナ、それぞれを別に冷凍保存する場合は、リンゴは茹でてすりつぶした状態まで調理。バナナはジップロックなどに入れ、平らにつぶした状態で凍らせておくとよいでしょう。
離乳食後期:うどん
【材料】
茹でうどん 60g~90g(月齢によって調整)
和風だし 120cc
水溶き片栗粉 適量
豚肉、キャベツ、にんじん 月齢に応じたお好みの量
1.鍋に野菜と肉を入れて火にかけます。お肉やにんじんなどの硬い野菜に火が通ったら、うどんを入れてください。
2.具材が柔らかくなったら、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけましょう。お好みで仕上げに醤油を少量たらしてもおいしいです。
うどんは下茹でをして短く切ったうえで冷凍しておくと、凍った状態でそのまま煮込むことができて便利です。
離乳食完了期:ハンバーグ
【材料】
にんじん 5g
ほうれん草 1枚
絹ごし豆腐 30g
鶏ひき肉 20g
サラダ油 適量
【作り方】
1.まずは下ごしらえをします。にんじんはすりおろし、ほうれん草は茹でて細かく切っておきます。
2.ボウルに水をよく切った絹ごし豆腐、鶏ひき肉、にんじん、ほうれん草を入れて練りましょう。
3.生地を丸めたら、サラダ油少量を入れたフライパンで両面焼いて完成です。
ハンバーグはよく火を通してから冷凍保存します。加熱は電子レンジでOK。材料は月齢によって量を調整してあげてください。