海で拾った貝殻を保存しようと、持って帰ってきて家で洗ったけれど、汚れや臭いがとれず仕方なく捨ててしまった経験はありませんか?貝殻をきれいなまま保存するための、臭いの残らない洗い方と貝殻を使った簡単な工作をご紹介します。お子さまと一緒に活用してみてください。
貝殻の洗い方・ステップ①
まずは、貝殻についている汚れをしっかり落とします。歯ブラシを使って水洗いし、汚れや砂などをしっかりこすり落としてください。フジツボなど、貝殻についている別の生き物もしっかりとります。
なお巻き貝タイプだと、奥のほうに体の一部が残っている場合も。このようなものは臭いが強く残りやすいため、特に珍しい品種でないなら捨ててしまったほうが懸命です。
貝殻の洗い方・ステップ②
1リットルの水に50gの割合で酵素系漂白剤をとかします。その中に貝殻をつけて、1日経ったら水でよくすすぎましょう。通常の場合はこれできれいになりますが、まだ臭いが残っているようなら、次のステップに進みます。
貝殻の洗い方・ステップ③
アルコールを捨てたらよく水ですすぎ、しっかりと乾かします。乾かすときは、窓際など風通しのいい場所を選びましょう。臭いも汚れも目立たなくなったら、保存の準備は完了です。
貝殻で工作:ボトルをデコレーションしよう
材料:貝殻、空の瓶またはペットボトル、紙粘土、ニス
作り方
1.紙粘土を瓶またはペットボトルのまわりに少し厚めにつける
2.貝殻を紙粘土に押し付ける
3.紙粘土が乾いたら上からニスを塗る
紙粘土が乾いたあとに貝殻が取れてしまったときは、ボンドで貼ってください。貝殻をつける工程は小さなお子さまでも簡単にできます。少し大きいお子さまであれば、貝殻をランダムではなく模様になるように貼ってみると、より素敵な仕上がりになるはずです。
貝殻で工作:世界にひとつだけの人形作り
貝殻だけではちょっと足りないというときは、石を混ぜてみたり、顔を絵の具で描いてみるのも良いでしょう。大きめの貝でも、小さめの貝でも想像力を膨らませれば無限の可能性が広がります。家族みんなで作って、だれの人形が一番かわいい・かっこいいかコンクールをするのも楽しそうです。
小さなお子さまの場合、最初は貝殻を寝かせた状態で形をつくり、それをパパママが立ててボンドで接着してあげてください。