イギリスのウィリアム王子のお妃として王室に嫁いだキャサリン妃。彼女の母校が1843年創立の伝統をほこる「マールボロ・カレッジ」です。キャサリン妃やキャメロン英国首相など超VIPが卒業したイギリスの名門校についてご紹介します。
イギリスの紳士淑女を育てるパブリック・スクール
イギリスのパブリックスクールは、中・高一貫教育を行う超名門校を指します。
12、13歳から18、19歳の子どもを対象としていること。
ケンブリッジやオックスフォードなど一流の大学への進学を想定してカリキュラムが組まれていること。
全寮制であること、などが特徴です。
トップレベルの9校は「ザ・ナイン」と呼ばれ、生徒は王侯貴族や大富豪などセレブリティの子女が大勢在学しています。
マールボロ・カレッジは自由な校風が特徴
そんな自由な校風が反映してか、マールボロ・カレッジの教育内容も伝統的な学問偏重から脱却し、スポーツや教養、国際人として生き抜くためのライフスキル(礼儀作法や対人コミュニケーション法など)の習得を重視しています。
マレーシアに初の分校をオープン!
Marlborough College Malaysia | British International Boarding School
マレーシア分校はどんなところ?
カリキュラムは本国とほとんど同じですが、大きな違いは第一外国語として中国語が選択できること。これはマレーシアに中国系移民が大変多く、経済的にも強い影響力をもっているからだと考えられます。
マールボロ・カレッジに日本から進学する方法は?
プレップスクールではイギリス式の英語(クイーンズイングリッシュ)や幅広い教養を徹底して学びます。日本の学校に通って同等の教育レベルに達するにはかなりハードルが高いようですね。
ごく一部の天才か、特別のコネがなければ進学は難しそうです。
英国本校に比べるとマレーシア分校は日本人にも入りやすくなっていると言えます。
十分な英語力と経済力があれば日本からでもマールボロ・カレッジへの進学は可能です。