2017年08月28日 公開

一度は行きたい!日本初の絵本専門図書館「えほん村」

山梨県・八ヶ岳の麓、小淵沢の林の中に佇む「えほん村」は日本で最初の絵本専門図書館。木の造形作家・松村太三郎さんと、絵本作家のまつむらまさこさんにより、1984年に開設。美しい庭やカフェもあり、約5,000冊の国内外の絵本コレクションが所蔵されている夢のようなスポットをご紹介します。

山梨県・八ヶ岳の麓、小淵沢の林の中に佇む「えほん村」は日本で最初の絵本専門図書館。木の造形作家・松村太三郎さんと、絵本作家のまつむらまさこさんにより、1984年に開設。美しい庭やカフェもあり、約5,000冊の国内外の絵本コレクションが所蔵されている夢のようなスポットをご紹介します。

赤ちゃんから大人まで夢中になる絵本図書館

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えほん村は、絵本作家であり、木の造形作家である松村太三郎さん、絵本作家のまつむらまさこさんご夫妻により、日本初の絵本専門図書館として1984年に開設されました。館内には絵本が約5,000冊も所蔵されていて、絵本好きなら一度は訪れたいスポットとして有名です。

キャッチフレーズは『0−100才のこどものこころへ』。赤ちゃんから大人まで夢中になる楽しめる場所です。

松村太三郎さんは家具やおもちゃなど、様々な種類の木製の造形作品を制作。まつむらまさこさんは造形教室やマリオネットシアター上演も行うなど多方面で活躍されています。そして、ご夫妻で共著の絵本も出されているほか、それぞれも多くの絵本作品を発表しています。えほん村では、館長であるお二人の素晴らしい作品に触れられ、絵本や作品を買うこともできます。

【所在地】
えほん村
山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-426
【営業日・時間】
10 : 00〜17 : 00(最終受付 16 : 00)
定休日:毎週水曜※12月〜4月は毎週火〜木曜定休。
年末年始や展示物入替の際、また臨時休村もあるのでできれば事前に確認してください。
【入場料】
一律500円※2歳未満は無料。
【アクセス情報】
最寄りの小淵沢駅まで、新宿駅から2時間、名古屋駅から3時間。小淵沢駅からもは4kmほど・タクシー10分。
【駐車場】 乗用車30台(無料)

ペット可。

カフェにショップ、ギャラリーまで充実!

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1Fには絵本図書室と絵本カフェ、アートギャラリー&ショップと、絵本原画展示室があります。絵本図書室でゆっくり絵本を読んだり、絵本カフェではハーブティーを飲むこともできます。

絵本原画展示室では、松村太三郎さんとまつむらまさこさんの絵本原画展を中心に、企画展なども行われます。2017年9月9日(土)からは、35周年記念特別展「なんじゃこれ!?びっくり動物展」が開催予定です(詳細、展示予定はwebサイトやFacebookページで確認しましょう)。

人形劇シアターもある!2階は「絵本のおへや」

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2Fはドーム型の天井の下、絵本ライブラリーが。カラフルで楽しい椅子と机、棚も見ごたえがあります。こちらの椅子は低めなので子どもが座って読むのに丁度良い高さです。

また、舞台も設置されていて、人形劇(マリオネットシアター)、絵本ライブ、パネルシアターなどが定期的に開催されています。こちらもwebサイトでスケジュールを確認してみましょう。

古今東西の有名絵本がモチーフになった、マリオネットシアターは常設展示されていて、ちょっと動かしてみることもできますよ。

ゆっくりくつろげるアートハウスカフェ

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カフェでは、ハーブウォーターや庭で採れたハーブティー、ジュースなど美味しい飲み物を楽しみながらのんびりゆったりくつろげます。

まつむらまさこさんが自ら焼いたクッキーやケーキなども味わうことができることも!

貴重なグッズがたくさん!アートショップ

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松村太三郎さんの木の造形作品がメインに並ぶアートショップでは、えほん村工房商品も多数販売されています。あれもこれもおうちへ連れて帰りたくなるような夢いっぱいのものばかり。もちろん絵本も買えます。

クラフトやグッズはオリジナル、オーダーメイドもできるそうですよ。

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隠れ家のような小屋もある美しい庭園

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2017年からはじまった、夏季限定の「ガーデンライブラリー」は専用の本棚から選んだ絵本を「ガーデン絵本バスケット」に入れて庭に行き、好きな場所で心ゆくまで読むことができます。

ハーブの香りを楽しみながら、青空の下で絵本の世界に浸れるなんて、贅沢ですね。

また、こちらの小さな小屋は「カードハウス」。オリジナルポストカードを販売していて、お便りが出せます。

最後に

他にも、八ヶ岳付近には、国内外の絵本の原画を展示する美術館「えほんミュージアム清里」、えほん作家さとうわきこさんが主催するえほんの美術館「八ケ岳館小さな絵本美術館」などもあります。絵本と自然に触れる旅もおすすめです。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

志田実恵
志田実恵

エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。