老若男女、多くの人に愛されるスタジオジブリのアニメ。映像だけでなく、絵本でも楽しむことができます。「徳間アニメ絵本」シリーズは映画と同じ絵がたくさん使われており、映画の雰囲気をそのまま味わえるのが特徴です。この記事では「徳間アニメ絵本」シリーズからスタジオジブリ作品の絵本を5作ご紹介します。
となりのトトロ
著者 :宮崎駿(原作)
出版社 :徳間書店
ジブリアニメといえば「となりのトトロ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
主人公は田舎に引っ越してきた姉妹、サツキとメイ。ふたりが不思議な生きものトトロと出会って、心を通わせていく物語です。まっくろくろすけ(ススワタリ)やネコバスなどの脇役たちもいい味を出しています。
お子さまはサツキやメイに感情移入しながら、不思議な世界を楽しむことでしょう。
崖の上のポニョ
著者 :宮崎駿(原作・脚本・監督)
出版社 :徳間書店
「崖の上のポニョ」は2008年に公開されたジブリアニメです。大ヒットした主題歌が思い浮かぶパパママも多いことでしょう。
主人公は魚の女の子ポニョと、5歳の男の子・宗介。ポニョも宗介もかわいらしいので、お子さまにも親しみやすいです。ハッピーエンドなので、安心して読むことができます。
千と千尋の神隠し
著者 :宮崎駿(原作・脚本・監督)
出版社 :徳間書店
ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」は2001年に公開されました。千尋という10歳の少女が主人公。不思議なトンネルをくぐったことで、神々の世界に迷い込んでしまいます。
この作品の良さは、壮大な世界観です。小さなお子さまには難しい部分もあるかもしれませんが、イラストだけでも楽しめます。映像で観ると怖いシーンでも、絵本なら安心して見られるはずです。
千尋が自立していく姿は、お子さまにも勇気を与えることでしょう。
天空の城ラピュタ
著者 :宮崎駿(原作)
出版社 :徳間書店
「天空の城ラピュタ」はスタジオジブリとして制作された初のアニメーション映画です。公開されたのは1986年で、その後もテレビで何度も放送されるなど長く愛されている作品です。
空に浮かぶ伝説の島ラピュタをめぐる、少年パズーと少女シータの物語。飛行機やロボットなど、お子さまがワクワクする要素がたくさん出てきます。絵本でもハラハラドキドキの展開を楽しむことができるでしょう。
魔女の宅急便
原著 :角野栄子(原作)/宮崎駿(監督)
出版社 :徳間書店
「魔女の宅急便」は4作目のジブリアニメとして、1989年に公開されました。魔女の娘キキが、修行のために知らない街に旅立ち、独り立ちしていく物語です。
途中、キキは何度も困難に直面しますが、なんとか乗り越えていきます。仲間を増やしていき、新しい街に根付いていく様子に、お子さまは勇気づけられることでしょう。パートナーの黒猫・ジジのかわいらしさにも注目です。
おなじみのジブリアニメが絵本で楽しめる
絵本のいいところは、DVDとは違って自分のペースで読めるところです。小さなお子さまにとってはちょっと長い絵本もありますが、少しずつ読み聞かせていくとよいでしょう。