お子さまの国語力を育むのに大切な読書。児童書や世界名作を読むことは、お子さまの読解力や想像力、国語力を養うだけでなく、教養も身に付けさせることができます。今回は、学研の「10歳までに読みたい世界名作シリーズ」から5つの作品をご紹介します。
1.赤毛のアン
著者:ルーシー・M・モンゴメリ(作)、横山洋子(監修)、村岡花子(編・訳)、村岡恵理(編・著)、柚希きひろ(絵)
出版社:学研
アンの想像力や前向きな心、優しさが魅力的に描かれている作品です。
2.若草物語
著者:ルイザ.メイ.オルコット(作)、横山洋子(監修)、小松原宏子(編・訳)、あさま基恵(絵)
出版社:学研
困難を乗り越えていくストーリー、家族の支え合う姿はお子さまの心に強く響くでしょう。また、4姉妹はそれぞれに異なる個性があるので、お子さまが共感できる登場人物も見つかりやすいです。
3.フランダースの犬
著者:ウィーダ(作)、横山洋子(監修)、那須田淳(編・訳)、佐々木メエ(絵)
出版社:学研
『フランダースの犬』は、祖父と犬のパトラッシュと一緒に暮らす少年ネロが主人公です。ネロは画家になるという夢を持ちながら慎ましやかな生活を送っていましたが、彼を待ち受けていたのは悲しい結末でした。
物語としては悲しみを感じるエンディングを迎えますが、読み終えた時にストーリーから感じるものが大きな不朽の名作と言えるでしょう。
4.ふしぎの国のアリス
著者:ルイス・キャロル(作)、横山洋子(監修)、石井睦美(編・訳)、森川泉(絵)
出版社:学研
『ふしぎの国のアリス』は、退屈をしていたアリスの前を走っていくウサギを追いかけたことで、アリスが不思議な世界に飛び込んでしまうストーリーです。
現実ではない不思議な世界が舞台となっているこの作品は、自分もアリスになったような気分になりながら楽しめる作品として人気が高いです。
5.ガリバー旅行記
著者:ジョナサン・スウィフト(作)、横山洋子(監修)、芝田勝茂(編・訳)、大塚洋一郎(絵)
出版社:学研
この作品はガリバーの冒険がストーリーの主軸となっているので、好奇心が旺盛な男の子から人気の高い作品です。しかし、女の子でも思わず夢中になって読んでしまうような物語でもあります。
世界名作を読んで国語力を育もう
世界名作と聞くと、お子さまには難しい物語のように感じるかもしれませんが、児童書の世界名作ならお子さまでも読みやすくなっています。
皆さんもお子さまに世界名作を読ませてあげてみてはいかがでしょうか。