大晦日になると聞こえてくる除夜の鐘。除夜とは「1年の迷いを取り除く夜」という意味があります。そして人間の煩悩の数とされる108回、鐘の音とともに打ち鳴らして清らかにするのが除夜の鐘です。お子さまとお出かけしたい除夜の鐘がつける東海地方のお寺をご紹介します。
魅力的な商店街がある「大須観音」
愛知県名古屋市中区大須にある、日本三大観音の1つと言われる「大須観音」。名古屋市内に位置しており、周辺には魅力的な商店街が広がっています。こちらで除夜の鐘をうつには、事前に「除夜の鐘つき券」を購入する必要があります。当日ではなく別の日から販売されるため、お子さま連れでも安心して整理券が購入できます(2016年は12月18日から)。市内にあるため交通アクセスもよく、階段などのアップダウンが少ないため小さなお子さま連れにオススメです。
【所在地】
愛知県名古屋市中区大須2-21-47
【整理券販売日時】
12月18日(金)午前9:00より
【アクセス情報】
地下鉄鶴舞線大須観音駅 徒歩すぐ
大須観音 公式ホームページ(北野山 真福寺 寶生院) 名古屋市中区
大須観音 公式ホームページ(北野山 真福寺 寶生院)水子供養、自動車ご祈祷、名古屋市中区
白川郷の世界遺産にある「明善寺」
「明善寺」は世界遺産となった白川郷にある、真宗大谷派の寺院です。本堂や庫裏、鐘楼などが合掌造りで造られているとても珍しいお寺です。最初に住職が鐘を鳴らし、その後に一般の方も除夜の鐘をつくことができます。岐阜の山間部に位置しており、雪が深い地方なので防寒対策は万全に。また車で行かれる場合はスタッドレスなど、雪への対策も必ずしましょう。白銀の世界と古い田舎の風景は、お子さまに一度は体験させたい絶景です。
【所在地】
岐阜県大野郡白川村荻町679
【開催日時】
12月31日 午後11:40分頃~
【アクセス情報】
東海北陸道白川郷ICから国道156号経由 車10分
忍者の里の伊賀市にある「観菩提寺(正月堂)」
三重県伊賀市にある「観菩提寺(正月堂)」は、奈良東大寺の別院として建立されたと伝わっています。境内にある本尊十一面観音は、国の重要文化財に指定されています。一般の方も除夜の鐘をうつことができ、先着300名は「福ノ神」という札がいただけます。車で訪れる場合は無料の駐車場が用意されています。道中もさほどアップダウンがないため、小さなお子さまでも安心です。
【所在地】
三重県伊賀市島ケ原中村内立場1349
【開催日時】
12月31日 午後11:25分頃~
【アクセス情報】
名阪国道大内IC 車約20分
観菩提寺・正月堂 – いがぶら 伊賀市観光公式サイト
三重県伊賀市の公式観光サイト。伊賀をぶらりと旅したくなる9つのストーリムービー「伊賀ぶらり旅のススメ」をはじめ、観光スポット・イベント情報・体験メニュー・食べる・買う・泊まるの情報など、伊賀市の観光、旅行に役立つ情報が満載です!
列に並べば除夜の鐘がつける「笠寺観音」
愛知県の中心的シンボルの名古屋城から恵方の場所にあり、尾張四観音のひとつである「笠寺観音」。厄除けや健康祈願として有名なお寺で、鎌倉時代に造られた梵鐘があります。回数に決まりはなく列に並び、初穂料を支払えば除夜の鐘をうつことができます。名鉄本笠寺駅からすぐでアクセスも抜群、また大晦日には終夜地下鉄が運転しているので、お子さま連れでも安心です。
【所在地】
愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83番地
【開催日時】
12月31日 午後11:45~
【アクセス情報】
名鉄笠寺駅 徒歩すぐ
武田信玄公の家臣ゆかりの「関善光寺」
武田信玄公の家臣、広瀬利広ゆかりのお寺。通称は「関善光寺」として知られており、「宗休寺」が正式名称となっています。本堂が小さく長野の善光寺と似ているため、ミニ善光寺とも呼ばれています。重さ2.5tの大梵鐘は岐阜県の重要文化財指定です。ご利益は家内安全と厄除けでお子さまと訪れるのにピッタリ。除夜の鐘の回数は先着順で108回となっているため列に並ぶ必要があります。境内は駐車場も整備されているので、お子さま連れの場合は車で行かれることをオススメします。
【所在地】
岐阜県関市西日吉町35
【開催日時】
元旦 午前0:00~
【アクセス情報】
長良川鉄道関駅 徒歩約5分
岐阜県関市の安産祈願、子授け祈願、厄除け祈願、水子供養 – 関善光寺(宗休寺)
関善光寺(宗休寺)は岐阜県関市で安産祈願、子授け祈願、厄除け祈願、水子供養、先祖供養など執り行っております。平成25年11月に関市で初めて宗旨宗派を問わない納骨堂「観音霊廟」が完成しました。
お子さまと一緒に訪れる際は防寒対策が必須です
大晦日にお子さまと一緒に訪れたい、除夜の鐘がうてる東海地方のお寺をご紹介しました。大晦日は深夜のため気温が下がり、寒い冬の季節ですのでお子さまと訪れる場合は注意が必要です。出かける際は必ず防寒グッズで対策をしましょう。また境内は階段や砂利道が多くベビーカーは不可能です。抱っこひもなどを利用すれば安心ですし、人肌で温まれるため、小さなお子さまにオススメです。