2019年07月02日 公開

子どもに「当たり前」を押し付けていませんか?育児で大切にしたいこと

大人には当たり前でも、子どもは「なぜ?」と思うことがたくさん。常識だからと無意識に子どもに押し付けていては、思考力の芽は伸びません。レシピのない料理教室「ハクシノレシピ」では、失敗から学ぶことを大切にしています。ぜひ子育てに応用してほしいです。連載7回目です。

大人には当たり前でも、子どもは「なぜ?」と思うことがたくさん。常識だからと無意識に子どもに押し付けていては、思考力の芽は伸びません。レシピのない料理教室「ハクシノレシピ」では、失敗から学ぶことを大切にしています。ぜひ子育てに応用してほしいです。連載7回目です。

大人にとっては「当たり前」のことも、子どもにとっては違う?

 (141983)

all_about_people / Shutterstock.com
みなさんこんにちは!3歳から自宅で学ぶ、レシピのない料理教室「ハクシノレシピ」を運営する、株式会社Hacksiiの髙橋です。

みなさん、突然ですがお料理をする際、どのように器を選んでいますか?

大人のみなさんなら、メニューによって手に取る器は大体決まっていると思います。たとえば、ご飯なら片手で持てるお茶碗、カレーなら少し深さのある大きめのお皿という具合に、使う器がパッと思い浮かびますよね。

しかし、その感覚は、子どもたちも同じように持っているものでしょうか?

ハクシノレシピのレッスンでは、作った料理を盛り付ける器も子どもが選びますが、先日のレッスン中にこんなことがありました。

煮物を作った5歳の男の子、Aくん。選んだ器は、なんと平皿でした。私たち大人であれば、迷わず深皿を選びますよね?

みなさんならご家庭でこのようなことがあったら、どのように対応しますか?

実体験を通して「当たり前」を自分のものに!応用力も身につく!

llustration by R. Ishikogawa (141984)

via llustration by R. Ishikogawa
この場面は相当ヒヤヒヤするところですが、ハクシノレシピのエプロン先生は「じゃあこのお皿に煮物を盛り付けてみようね」と、迷わずGOサインを出します。

当然ですが、平皿に煮物を入れると汁がこぼれてしまいました。それを見たAくんは、「あ、お汁が溢れちゃうから、深いお皿の方がいいね」と気づき、新しく深皿を持ってきてくれました。

この失敗体験は、Aくんにとって新しい学びの体験となったのです。

その後、Aくんはレッスン中に器を選ぶ際、理由まで考えて選んでくれるようになりました。つまりAくんは「汁のある料理は深皿」という常識だけでなく、料理に合わせて器を選ぶ応用力を身につけたのです。

「煮物はこのお皿だよ」と一方的に教えるよりも、体験を通して学ぶことの大切さがよくわかる出来事として、私の中でも忘れられないシーンとなりました。

それが当たり前だから、普通だからと押し付けることの危険性

 (141985)

wong sze yuen / Shutterstock.com
大人が考える「常識的」なことについては、子どもに対してつい一方的に「こうしなさい」と言ってしまいがちです。

少し話はズレますが、私自身、以前幼児教室で講師をしていた際、「宿題はきちんとしてね!」と理由を説明するでもなく「当たり前」のこととして宿題を押し付けていました。しかし、ある日、「なぜ宿題をやらなきゃいけないの?」と生徒さんから質問されたときに、ハッとしたんです。

私たち大人の押し付けは、子どもたちの自ら考える力を奪っているのだと。

宿題をなぜする必要があるのか、自分で考え納得している子どもは自ら進んで学習します。私たち大人は、なぜ「当たり前」なのか、子どもに考えてもらえるような語りかけを行う必要があるのだと思います。

成功体験がハクシノレシピのレッスンの鍵

 (141986)

maroke / Shutterstock.com
料理って、本当にワクワクするものです。これとこれを組み合わせたらどうなるかな?あの味にするには何が必要かな?まさに実験の繰り返し。

だけど保護者としては、その実験を成功させようと、「これを使ってね」「ママがやるよ」とついつい手や口が出てしまうものですよね。その気持ちはよくわかりますが、実験の失敗は、新しい発見という「成功体験」につながるので、グッと堪えてください。そのちょっとした親のガマンによって、子どもたちの思考力はどんどん伸びていきます。

それでも現代の忙しいママやパパは、なかなか心に余裕を持ってわが子と接する時間が持てない、というのもまた事実ではないでしょうか。

そんなときは、ぜひハクシノレシピのエプロン先生にお任せください。思う存分子どもの好奇心を満たすレッスンをいたします!

自宅で学べるレシピのない料理教室「ハクシノレシピ」では、子どもたちのたくさんの失敗を学びに変え、毎回の成功体験で子どもたちに自信をつけていきます。子どもたちがどのような変化を遂げるのか、どうぞ見守ってください。

ハクレピからのお知らせ(2019年夏休みのイベント情報)

ハクシノレシピ (141996)

via ハクシノレシピ

クッキングワークショップ開催!

プリスクール&アフタースクール「クランテテ三田」(東京都港区)にて開催される『STEAM FESTA 2019』にて、クッキングワークショップ開催します!

『STEAM FESTA 2019』
・最後までやり通すこと
・仲間と協働すること
・多様で豊かな実体験をすること
に主眼をおいたSTEAM教育プログラムです。学童保育の利用者以外の方でも参加できる特別企画として、さまざまなプログラムが用意されています。

ハクシノレシピは、思考力・判断力・表現力を養うレシピのない料理教室として、今回参加いたします。
みなさまと一緒にお料理できることを楽しみにしております!ご興味のある方はぜひ下記よりお申し込みください!

【日時】
2019年7月31日(水) 13:30~15:00
【対象年齢】
年長(5~6歳)~小学校6年生
【料金】
1,620円

■STEAM FESTA2019についてはこちら
https://gakken-jhd.co.jp/news/201906/20190621.html

■お申し込みはこちら
https://clantete.com/contact.html?ed=511

■ハクシノレシピのWEBサイトはこちら
https://hakushi-no-recipe.com/

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

3分でわかる知育マガジン「Chiik!」

WRITER

ハクシノレシピ ハクシノレシピ