結婚式や誕生日パーティーでの名札や席札、メダルや勲章として大人気のロゼット。折り紙なら簡単ですぐにできます!100均の華やかな折り紙を使って親子で手作りしませんか?誕生日やプレゼントのラッピングなど活躍シーンは多様。作り方やアレンジの仕方まで解説します。
ロゼットとは?
ツヤのある布を使い、高級感を演出したいウエディングロゼットや、一定期間、毎日身につけるマタニティロゼットはリボンで作る布製のものが良いでしょう。
しかし、子どもの誕生日会や集まりで名札として使ったり、コンテストや競争、頑張ったことを讃えるためのメダルとして使ったりするなら、紙でできたペーパーロゼットで充分です。
特に折り紙で作るロゼットは、手軽で簡単、しかも華やかにできます。贈り物のアクセントにも最適ですよ。
折り紙を花のように折るメダルのようなロゼットもありますが、今回はハサミとノリも使う、折り紙工作でできるロゼットの作り方とアレンジを紹介します。
折り紙ロゼット作りに必要な道具・材料
【材料】
・折り紙……2枚以上
【道具】
・ハサミ(定規とカッター、カッターマットでも可)
・テープのり(スティックのり、両面テープでも可)
・鉛筆(ペンでも可)
・円形のもの(ビンのフタ、テープ、コンパスなどなんでも可)
アレンジを楽しみたいなら……
・フレークステッカー/シール
・ペン
・ピッキングバサミ
さらに、リボンやスタンプ、ネイル用のシールなどもあれば華やかになります。
折り紙ロゼットに適した折り紙の選び方
花柄や動物柄も良いですね。両面で色や柄が違う折り紙もオシャレになります。こちらでは一般的な15cm四方を使っていますが、他の大きさでも大丈夫です。
カラフルな折り紙はセリアやダイソー、キャンドゥなど100円ショップでも売られていますよ。
折り紙ロゼットの作り方
【1】プリーツを作る
(2)4等分した折り紙それぞれを、8段の蛇腹(プリーツ状)に折りたたみます。
<ポイント>
写真例ではわかりやすいよう、外表で半分(1/2)に折りグセをつけてから開き、その真ん中の線に向かってもう一度折ってから開き(1/4)、その線に向かって折って(1/8)いますが、最初に折り紙を裏返し(中表)にして折って行った方が貼り合わせたときに裏の紙が見えなくてキレイに仕上がります。
また、なるべく等間隔でキレイに折るように気を付けると仕上がりに差が出ますよ!
お子さまが作るときはよく見てあげてくださいね。
プリーツの幅を好みで大きくする、狭くする、3枚だけ組み合わせる、違う柄を折り重ねるなどのアレンジもできます。
最後に形を整えてできあがりです。
【2】テールを作る
テールの先をハサミやカッターで切って整えます。
【1】で作ったプリーツの裏に、テープのりや両面テープ、セロハンテープやマスキングテープなどでしっかり固定します。
【3】真ん中の円を作る
(2)ハサミでカットします。ピッキングバサミなどを使ってギザギザの円を切り取ってもいいですね。
メッセージを書いたり、スタンプを押したり、デコレーションしたい場合はここで行います。
(3)テープのりか両面テープなどで固定したらできあがり!2枚違う大きさの円を重ねたり、厚紙などを利用しても良いですね。
基本形が完成!
色や柄の組み合わせを変えるだけで雰囲気が変わり、楽しめるので色々試して見てくださいね。
シーンに合わせてアレンジしよう
"Thank you"、"いつもありがとう"、などのメッセージを書けば、プレゼントのラッピングにぴったりです。母の日や父の日、誕生日、クリスマス、お礼や記念品に付けるとそれだけで豪華なアクセントになって喜ばれますよ。
名札や席札の時は真ん中の円に名前、集まりの時はクラス名やグループ名などを書くのもいいですね。スタンプを利用するとさらに洗練された印象になります。
子どもの絵や写真を切り抜いて貼るのもステキですね。円ではなく、星型、ハート型に切るのも良いですよ。
首から下げる、胸元に付ける時は……
ロゼットをメダルにアレンジ
100均でもカラフルなラッピング用のリボンがたくさん売られていますよ。
ロゼットをバッヂにアレンジ
他にもシーンに応じて、クリップやヘアピン、紐、スティックなどを固定すれば、さまざまな場所にロゼットを飾ることができます。
ちょっとした一手間でさらに可愛くなるアレンジの仕方
折り紙を組み合わせる前に角を丸く切り落とすだけ。花びらのような華やかさがでます。ギザギザにするとカーネーションのようになりますよ。
また、こちらは透けるトレーシングペーパーのような折り紙を使いましたが、ワックスペーパーやレースペーパーもおすすめです。家で余っている包装紙でも使えそうなものがないか探して見てくださいね。