鮮やかで大胆な絵とユニークなストーリー展開が人気の絵本作家、高畠那生さん。そんな高畠さんの初めてとなる本格的な個展がこの夏、吉祥寺美術館で開催されます!約200点の原画やラフスケッチ展示のほか、ご本人による読み聞かせやワークショップなどイベントも盛りだくさん。そんな充実した個展の内容と、高畠那生さんの絵本の魅力についてご紹介します。
大人も子どもも夢中に!高畠那生さんの絵本の魅力とは
先の読めないストーリー展開が癖になる!
また、登場する生き物はどれも生き生きとしていて、そのユーモアたっぷりな表情やしぐさも絶妙!クスッと笑ってしまうことも多く、親子で夢中で読み進んでしまいます!
遊び心いっぱいのしかけ
初の本格的な個展が開催されます!
個展に合わせて、人気作『だるまだ!』(好学社)の続編『まねきねこだ!!』(好学社)の制作と発売が決定。『だるまだ!』を読んだことがあるかたなら、待望の続編ではないでしょうか。個展ではこの2作品の原画全点とアトリエでの制作の様子も動画で見ることができます。
他にも代表作はもちろん、絵を担当した絵本、挿絵も展示されます。約200点もの原画やラフスケッチを見ることができる貴重な機会ですよ。
会期中のイベントは?
《高畠那生の読み聞かせ&サイン会》
①海の日編(“まねきねこ”のライブペインティングつき)
7月17日(月・祝)14:00~16:00
②山の日編(“だるま”のライブペインティングつき)
8月11日(金・祝)14:00~16:00
定員:各60名(申し込み先着順)
申込方法
7月2日(日)10:00より、お電話(0422-22-0385)のみで受付開始。
ただし、1回のお電話につき、①か②のどちらかのみの申込で4名まで受付可。
※イベント当日の美術館入館券が必要です
《高畠那生のワークショップ》
“きみのだるまはどんなかお”
高畠さん手作りのダンボールだるまに色をぬります。
オリジナルだるまは持ち帰れます。
③7月もおわり編
7月29日(土)13:00~16:00
④8月のなかば編
8月19日(土)13:00~16:00
定員:各10名
対象:小学1年生~6年生までの方※必ず保護者同伴
参加費:各1000円
ワークショップ申込方法
③は7月15日(土)、④は8月1日(火)〈必着〉までに、はがき・FAX・メールのいずれかで申込。応募者多数の場合は抽選。
夏休み、絵本の魅力を知るきっかけづくりに
会期は夏休み期間と重なるため、お子さまと行きやすいのではないでしょうか。高畠さんの絵本が好きなかたはもちろん、まだ読まれたことのないかたでも、ぜひ高畠さんの絵本の世界を楽しみに、出かけてみてください。
会場:武蔵野市立吉祥寺美術館
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 コピス吉祥寺A館7階
会期:平成29年7月15日(土)~8月27日(日)
(休館日 7月26日(水))
開館時間:10:00~19:30
入館料:300円(中高生100円、小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
高畠那生さんプロフィール
1978年、岐阜県生まれ。東京造形大学美術学科卒。第4回ピンポイント絵本コンペに入選。第25回講談社絵本新人賞佳作受賞。2003年『ぼく・わたし』(絵本館)で絵本作家デビュー。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で第19回日本絵本賞受賞。
主な作品に『バナナじけん』(BL出版)や『チーター大セール』(絵本館)など。
絵を担当された作品では『あいうえおんせん』(作:林木林 くもん出版)『ぞうの金メダル』(作:斉藤洋 偕成社)など。
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