2017年06月16日 公開

ユニークな展開に癖になる人が続出!高畠那生さんのおすすめ絵本6選

発想のユニークさと色鮮やかなイラストが魅力の高畠那生さんの絵本。どこかシュールでユーモアたっぷりの世界観に癖になる人も多いようです。そんな高畠さんのおすすめ絵本をご紹介します。

発想のユニークさと色鮮やかなイラストが魅力の高畠那生さんの絵本。どこかシュールでユーモアたっぷりの世界観に癖になる人も多いようです。そんな高畠さんのおすすめ絵本をご紹介します。

『バナナじけん』

 (53078)

タイトル:バナナじけん
著者  :高畠 那生(作)
出版社 :BL出版

表紙に大きく描かれた、バナナを持ったさるが目をひく絵本。タイトルの「じけん」とは何なのでしょう?

車からバナナが落ちました。さるが発見しました。そしてパクッと食べて皮をポイ、そのあとうさぎがやってきて…そして別の動物がやってきて…さてどうなるのでしょうか。
パクッ、ポイ、ドッタン、バッタン、などリズミカルな擬音が楽しい、ユーモアいっぱいの絵本です。たっぷり抑揚をつけて読み聞かせしたら、お子さまも喜びますよ!
ページをめくる前に、次はどうなると思う?とお子さまと話しながら楽しんでくださいね。

チーター大セール

 (53406)

タイトル:チーター大セール
著者  :高畠 那生(作)
出版社 :絵本館

外国のようなおしゃれな街並みの一角。その通りにあるチーターのお店はいつもひまです。
ある日1人のお客さんから「あなたのもようをくださいな」と声をかけられたチーターはびっくり!そのときのチーターの表情がなんとも言えずユーモラス。
もようを売ったチーターのお店は大繁盛するようになりますが…。

ありえないストーリーにつっこみつつも、次の展開が気になって夢中で読み進んでしまいます。驚いた顔やどっきりした顔、恥ずかしそうな顔などチーターの表情も愉快で楽しい絵本です。

『でっこりぼっこり』

 (55041)

タイトル:でっこりぼっこり
著者  :高畠 那生(作)
出版社 :絵本館
道に、巨大な足型の突起物がひとつ。「これはきょだいじんのあしあとなのです」と不思議な黒猫人間のような生き物の案内で話が進みます。きょだいじんが通った後には、巨大な穴がぼっこり。巨大な穴はいろいろな方法で活用されるようになりますが、どこかがへこめば反対側は出っぱるというわけで…。まともに考えると、「ありえない!」となってしまうのですが「…でもそうなっちゃうのかも!?」と絵本の不思議な世界観を受け入れて、楽しんで読んでみてください。

『カエルのおでかけ』

 (53080)

タイトル:カエルのおでかけ
著者  :高畠 那生(作・絵)
出版社 :フレーベル館

朝、カエルがカーテンを開けると外はいい天気。でも実は雨なんです。そう、カエルにとってのいい天気は雨。大喜びで外に出かけます。どんどん強くなる雨の中、ぐちょぐちょのカツバーガーを幸せそうにほおばるカエル。何もかもあべこべなカエルの雨のピクニックがだんだん楽しそうに見えてくるから不思議です。

この絵本を読むと、雨の中散歩に出かけたくなるかもしれませんね。雨のお出かけも楽しいかも!と思わせてくれる絵本です。

『まってるまってる』

 (53089)

タイトル:まってるまってる
著者  :高畠 那生(作)
出版社 :絵本館

たくさんの人が並んでいる列。行列の先には何があるのでしょう?
並ぶ人をよく見ると…動物やおばけ、人間やチーターなど奇妙で個性的なメンツがずらり。
ページをめくるうちに、並んでいる生きものが、あれ?変化していきますよ。
それぞれの変わり方も個性があっておもしろく、いろいろな楽しみかたができる絵本です。

「まってるまってる なんの列?」のリズムもよく、子どもと歌うように読んでみては?

『だるまだ!』

 (53090)

タイトル:だるまだ!
著者  :高畠 那生(作)
出版社 :好学社

大量のだるまが海を渡ってやってきます。街はあっという間にだるまだらけに!だるまは世界中、いろいろなところで使われるようになっていきます。
こんな発想、どのように生まれるのでしょうか?ありえないと思いながらも、だるまの使われかたが楽しく、どんどん絵本の世界にひき込まれていきます。

「自分だったらどんな使い方をするかな?」とぜひお子さまに訊いてみてください。「えっとねえっとね…」とたくさんのアイデアを話してくれるでしょう。
ラストの1ページは、新たな展開を予想させるものです。続編「まねきねこだ!」も発売されましたので、そちらも合わせて読むと、だるまたちのその後が分かりますよ。

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