2018年6月6日 公開

家でスマホやゲームで遊ぶのが好きな小中学生!でも本当は…!?

現代の子どもが、どこで、どんな遊びをしているのかを調査するため、バンダイは、2018年3月に小中学生の親を対象にアンケートを実施。すると、遊びに関する年代別の実態や傾向が見え、親世代との違いが浮き彫りになりました。詳しくご紹介します。

小中学生の「遊び」に関する意識調査とは?

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Sunny studio / Shutterstock.com
おもちゃメーカーのバンダイが、子どもの遊びに関する意識を調査するため、全国の小中学生の親に、子どもと一緒に回答でできることを条件に、インターネットでアンケートを実施しました。その結果と分析をご紹介します。

「小中学生の“遊び”に関する意識調査」
【調査対象者】
小学1年生から中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる人)
【 調査地域 】
全国
【回答者数】
900人
【調査時期】
2018年3月23日~3月25日

好きな遊びは年齢と共に「外遊び」から「ゲーム・スマホ」へ

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CroMary / Shutterstock.com
小中学生の親に「普段、何をして遊んでいるか」について聞いたところ、全体の1位は「スマートフォン・携帯電話・タブレット端末・パソコン」で45.3%、次いで「ゲーム(家庭用)」で40.1%、という結果になりました。でも、すべての年代で同じ結果だったわけではありません。年代別でみた順位は、次の通りです。

小学1~2年生

1位:おもちゃで遊ぶ(ごっこ遊び・ままごと含む)、63.5%
2位:遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ、61.0%
3位:お買い物、41.5%
4位:ゲーム(家庭用)、 37.0%
5位:球技(サッカー、バスケットボール、 ドッジボールなど)、35.5%

小学3~4年生

1位:遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ、53.5%
2位:ゲーム(家庭用)、49.0%
3位:ゲーム(携帯用)、 45.0%
4位:おもちゃで遊ぶ(ごっこ遊び・ままごと含む)、43.0%
4位:球技(サッカー、バスケットボール、 ドッジボールなど)、43.0%

小学5~6年生

1位:ゲーム(家庭用)、48.5%
2位:ゲーム(携帯用)、46.0%
2位:スマートフォン・携帯電話・タブレット端末・ パソコン、46.0%
4位:球技(サッカー、バスケットボール、ドッジボールなど)、42.0%
5位:お買い物、41.0%

中学生

1位:スマートフォン・携帯電話・タブレット端末・ パソコン、63.3%
2位:お買い物、41.0%
3位:娯楽施設(映画館、カラオケ、ゲームセン ター、ボウリング場など)で遊ぶ、36.3%
4位:ゲーム(携帯用)、35.0%
5位:ゲーム(家庭用)、30.7%

小学校の中学年までは、外遊びを中心とした項目が上位にランクインしていることがわかりました。それが、高学年になると、おもちゃ遊びの代わりにスマホが登場し、中学生ではトップに。

このタイミングで、外遊びからシフトする傾向があるようです。自分専用のスマホを持てる年頃になることも大きいのでしょうか。また、中学生になると買い物や娯楽施設も遊びにランクインし、小学生よりも行動範囲を広げて遊んでいることがわかりました。

子どもの遊び場は「自宅」が9割!

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Ilike / Shutterstock.com
「普段遊んでいる場所」についての質問で、最も多かった回答は「自宅」でした。

子どもが普段遊んでいる場所

1位:自宅、92.1%
2位:公園、49.3%
3位:友達の家、48.0%
4位:ショッピングモール、21.6%
5位:学校の屋外(運動場など)、 21.3%

親が子どもの頃に遊んでいた場所

1位:自宅、80.9%
2位:友達の家、50.2%
3位:公園、48.1%
4位:学校の屋外(運動場など)、 27.4%
5位:空き地、26.9%

親子で比較してみると、上位はそれほど大きな変化はないものの、目立つ違いをピックアップしてみると……。今の子どもは「ショッピングモール」が4位になっているほか、「映画館」や「学童保育所」も登場。一方、親の世代では「空き地」が5位にランクインしているほか、「寺社」「裏山」もあげられ、昔と今では、遊ぶ環境が変化していることがうかがえます。

子どもも遊べる屋内商業施設が増えた一方で、屋外で自由に遊ぶ場所の選択が減っているのかもしれません。

授業以外は「屋内・屋外で遊ぶ」回答が多数だけれど……?

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MNStudio / Shutterstock.com
「学校の授業以外の過ごし方」については、94.0%の子どもが「屋内で遊ぶ・屋外で遊ぶ」 と回答しています。塾や習い事、学校や塾の宿題、学童、部活動なども挙げられましたが、多数ではなかったようです。

一方で、何をしているかというと、「テレビを見る」が71.6%、「テレビ以外で動画視聴(YouTube等)」が43.4%と5位にランクイン。スマホやタブレットなどによる動画視聴の人気もうかがえました。今の子どもたちに人気な職業として、ユーチューバーが挙げられるのも納得ですね。

子どもの遊びに関する要望とは?

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ESB Professional / Shutterstock.com
「現在の遊ぶ環境」について質問したところ、子どもからは「遊べる時間が少なすぎる」(36.7%)
「もっと屋外の遊び場を増やして欲しい」(24.8%)といった不満や要望がありました。

親からは「今よりも長時間、ゲームをさせたいと思わない」(40.9%)という声も目立つ一方で、「事件や事故、怪我が不安」(37.9%)といった声が多く、子どもの遊び方や環境について心配している様子がうかがえました。

近年、ボール遊びが禁止されるなど公園利用のルールが厳しくなったり、子どもが騒ぐ声で近隣住民とトラブルになったり、危険性を重視し遊具が撤去されたりなど、子どもたちがのびのびと安全に外遊びできる環境が減っていることも事実です。

共働き家庭が増え、家に大人がいないこと、治安を懸念して子どもたちだけでは遊ばせにくいという問題もあります。交通量や交通ルールの変化で、昔と違って、道路で遊ぶことも少なくなっているのではないでしょうか。

最後に……

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Sergey Novikov / Shutterstock.com
近頃の子どもたちは、家にこもってスマホでゲームや動画視聴の遊びばかりに時間を使っているのでは……と問題視されがちです。

魅力的なゲームや動画もたくさん増えていることもありますが、思い切り外遊びしたいのに、できる環境が減っているだけ、という場合も。もっとのびのび遊べる公園や屋外施設を親も子も求めているのかもしれません。親子共に納得できるバランスを実現できると良いですね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Kayoko* Kayoko*  千葉県在住。9歳と6歳の男児を持つママライター。得意ジャンルは育児、料理、ディズニー、ときどきお酒。大学では心理学を専攻。ただいま、スムージーダイエットに奮闘中!