2018年11月23日 公開

離乳食の主食にはパンもおすすめ!注意点とおすすめお手軽メニュー

離乳食を進める中で、パンはとても便利な食材です。お出かけ先でも食べやすく、メニューのレパートリーも多い強い味方。ただ小麦が使われているので、アレルギーが心配……というパパママもいますよね。離乳食でパンを使うときの注意点やおすすめメニューをご紹介します。

赤ちゃんがパンを食べられるのはいつから?

パンをそのまま食べさせて良い時期は離乳食後期

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Yaoinlove / Shutterstock.com
赤ちゃんがパンを食べはじめるのは、小麦アレルギー予防のため、2回食がはじまるころのゴックン期後半(6カ月~)からが無難です。まずはパンがゆからスタートして、徐々に手づかみメニューにも挑戦してみてくださいね。パンをそのまま食べさせるのは、カミカミ期(9カ月~)にしましょう。

調理が簡単で、冷凍・解凍もしやすいパンは、離乳食を進める上での強い味方ですよ!

離乳食でパンを食べさせる時の注意点

小麦や卵アレルギーの有無に注意

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Dasha Petrenko / Shutterstock.com
パンには、「小麦」や「卵」といった複数のアレルゲンが含まれています。離乳食を進めていくと、お米以外の主食を早く食べさせたくなりますが、まずはこれら2つをクリアしてからはじめると安心です。

まだ卵のチェックをしていない場合は、卵不使用のパンを選ぶようにしましょう。材料にこだわるパパママの中には、ホームベーカリーなどを使って「卵、塩を使わないパン」を手作りしている人もいます。

筆者はパン作りができる自信(と時間の余裕)が無かったので、市販のパンの成分表示をしっかり確認して購入。街のパン屋さんの食パンもおいしそうなのですが、卵が使われていることが多かったので諦めました。

また、はじめて食べるときには、かならず少量から。万一の時にすぐ病院に行けるよう、病院が開いている時間にスタートするようにしてください。

食品添加物の少ないものを選ぶと安心

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Gamzova Olga / Shutterstock.com
市販されているパンには、さまざまな添加物が含まれています。赤ちゃんのことを考えると、少しでも添加物の少ないものを選ぶと安心です。

離乳食期のパパママがよく購入しているのが、Pascoの「超熟」シリーズ。イーストフードや乳化剤が不使用で安心して食べられます。「超熟 国産小麦」のシリーズなら、国産小麦&バターを使っているので、より離乳食向けといえるかも。ただ、Pascoは地域によって取り扱いがないというデメリットがあります(通販することも可能)。

他にも、フジパンの「本仕込み」もイーストフード・乳化剤不使用。北海道産のバターや砂糖を使っていたり、瀬戸内産の塩を使っていたりと素材にこだわりのある商品です。

トップバリュのプライベートブランド「パン・ド・ミ」の食パンは、イーストフード不使用で、バターの代わりにオリーブオイルを使用している商品。お値段もお手ごろなのがうれしいです。

食パンを買うときには、ちょっと立ち止まって裏面の表示を見比べてみましょう。

離乳食初期から中期におすすめのパンメニュ―

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離乳食初期から中期の間は、パンがゆで食べるのがおすすめです。

パンがゆの基本の作り方や時短ワザ、アレンジメニューをご紹介します。

パンがゆの基本の作り方

基本の作り方は、「ちぎった食パンを、水分でふやかす」という2ステップだけ。忙しい朝にもすぐ作れるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。水分や食材の組み合わせを変えれば、毎日飽きずに食べられます!

【材料】
・食パン 20g(みみを取った8枚切り食パン半分程度)
・お湯 大さじ2

【作り方】
1: パンを細かくする(ゴックン~モグモグ期は、包丁で刻むと食べやすいです。慣れてきたら、手でちぎると簡単!)
2: ふやけるまで、お湯にひたす
3: ゴックン期は、すり鉢でなめらかにすりつぶす

時間がないときには、電子レンジを活用すると簡単に作れます。耐熱容器にパンをちぎって入れ、かぶるくらいの水分を入れて、ラップを掛けて熱々になるまで加熱(1分くらい)。そのまま蒸らすと、完成です。

パンがゆのおすすめアレンジ

パンがゆは、組み合わせ食材を変えることで、さまざまな味を楽しむことができます。

アレンジの例としては、
・パンをふやかす水分を、牛乳・粉ミルク・豆乳・ヨーグルト・野菜スープにする
・かぼちゃペーストを加えて、とろとろパンがゆ
・にんじん+きなこをプラスして香ばしさUP
・ヨーグルト+いちごでとろとろデザート
・ブロッコリー+固茹で卵の黄身でおかずパンがゆ
など。

いろいろな組み合わせが可能なので、赤ちゃんのお気に入りメニューを探すのも楽しいですよ。

離乳食後期から完了期におすすめのパンメニュー

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離乳食後期(9カ月~)からは、手づかみ食べの練習にもピッタリ。
野菜やタンパク質と組み合わせることで、栄養たっぷりのメニューを作ることができます。

どれも、大人が食べてもおいしいものばかり!
多めに作って、赤ちゃんと一緒に食べると、食事がもっと楽しくなるかもしれません。

カボチャのくるくるサンド

見た目もかわいい!お出かけに持っていくのもおすすめです。

【材料】
・サンドイッチ用食パン 1枚
・カボチャ 30gくらい(冷凍のカボチャペーストがある場合は、それを活用してください)
・粉チーズ 小さじ1

【作り方】
1: カボチャの皮と種を取り除き、ラップでくるんでレンジで1分加熱する
2: やわらかくなったカボチャを潰し、粉チーズを混ぜる
(硬かった場合は、もう一度レンチンしてください)
3: 食パンをめん棒で伸ばし、かぼちゃペーストを塗って端から丸める
(ラップの上で行うと、持ち運びも簡単&清潔です)
4: 一口大に切る

ツナコーントースト

大人も大好きな味。お魚をおいしく食べることができるうれしいメニューです。

【材料】
・8枚切り食パン(耳を切り落とす) 1枚
・クリームコーン 大さじ1(ベビーフードを使ってもOK)
・ツナ水煮  水気を切って大さじ1

【作り方】
1: クリームコーンとツナ水煮を混ぜる
2: 1を食パンに塗り、トースターで焼く
3: 食べやすい大きさ(一口大やスティック状)に切る

離乳食のパンメニュー作りに便利な調理器具

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毎日の離乳食作りは、いかに楽するかがポイントのひとつ。パンメニューづくりのためにあると便利な調理器具が、「おろし金」と「めん棒」です。

【おろし金】

冷凍しておいた食パン(みみ部分は除く)をおろし金ですりおろすと、すぐに細かいパン粉状に!初期~中期のパンがゆを作るときに、パンをほぐす手間が省けます。月齢が高くなってくると、手作りのパン粉として安心して調理に使えますよ。

【めん棒】

食パンでロールサンドを作るときに、薄く伸ばすのに活躍。伸ばしすぎると固くて食べにくくなるので、軽く押さえる程度でOKです。

余ったパンは冷凍保存で上手に活用

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赤ちゃん用に買った食パンは、賞味期限内に使い切るのは意外と大変。封を開けてしまうと劣化も進むので、手早くフリージングして、常にストックしておくと便利です。

フリージングの基本は、フリーザバックに入れること。1回分ずつラップに包んで保存袋に入れておくと、風味が落ちにくくなります。スティック状にしておくと、パンがゆを作るときもラクですし、そのまま手づかみ食べにも使えます。ちなみに、一口大のサイズに切りたいときには、凍ったままのほうがきれいなサイコロ状にカットできます。

解凍する際は、室温に戻すだけでOK。数分でふっくらと元通りになります。レンジ加熱すると水分が飛んで固くなってしまいます。朝すぐに食べたい!というときは、前日に食べる分だけ冷蔵庫に出しておくと良いかもしれません。パンがゆにする場合は、冷凍したままおろし金でおろすと手早いです。また、トーストして食べるときは、解凍不要!そのまま焼けばOKなのでとってもお手軽です。

また、パンがゆを作って冷凍することもできます。おかゆと同じように、製氷皿に入れて保存すると、1回分ずつ取り出しやすいです。アレンジパンがゆの冷凍も可能ですが、粉ミルクや牛乳を使った場合の冷凍保存はやめましょう。

離乳食の主食に、パンをおいしく食べよう

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Anastasia_Panait / Shutterstock.com
パンは、離乳食初期から食べられる主食のひとつ。アレンジの幅も広いので、赤ちゃんも飽きずに食べられる食材なのではと思います。

パンがゆはすぐにできるので、赤ちゃんを待たせることなく準備できるのもうれしいですよね。筆者も、常に食パンを常備し、離乳食に活用しています。

赤ちゃんと一緒に、おいしくパンを食べてくださいね!
校閲:管理栄養士、離乳食アドバイザー:八木沢秀美
※Instagramもやっておりますので、よろしければご覧ください
https://www.instagram.com/yagisawa_hidemi
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

海野りんご 海野りんご  宮崎県在住の新米ママです。関西の国立大学卒業後、大阪で就職。結婚を機に宮崎に戻り、フリーライターとして活動。2017年5月に出産し、育児に試行錯誤中!同じ悩み・疑問を抱えるママたちの役に立つような記事が書けるよう、日々アンテナを張っています!