2018年1月18日 公開

英語学童が続々開校!全国25カ所展開を目指すHiraku Kids

ヒューマンアカデミーが、新しく展開するインターナショナル学童保育施設 「Hiraku Kids(ひらくきっず)」。今後全国25カ所に展開を目指しているそうです。その第一校目となる横浜・みなとみらい校の説明会にお伺いしました。21世紀を生き抜くための「グローバル・スキル」を身につけられる放課後の過ごし方を探ります。

今、英語の学童が求められている?

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sunabesyou / Shutterstock.com
保育園に通わせているパパママを中心に、小学校入学後の放課後をどうするかに頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。共働き家庭の増加や働き方の多様化で、学童保育の需要と供給のバランスがあっていない地域も多いようです。

小学校に併設されているなどの公立の学童保育、私立(民間)の学童サービスでも、就学前から説明会に足を運び、情報をチェックしていないと、入れない地域もあるとか。

一方で、2020年からの新学習指導要領で小学校での英語の必修化、また更なる将来のグローバル化を踏まえ、英語”で”学ぶ環境を求めている方が増えているように感じます。

よって、双方のニーズを満たし、さらに習い事要素も兼ねられる、英語学童(インターナショナル・アフタースクール)が首都圏・大都市を中心に増加中です。

新開校!ヒューマンアカデミーのインターナショナル学童

ヒューマンアカデミーのインターナショナルアフタースクール「Hiraku Kids(ひらくきっず)」は、東京インターナショナルスクールグループの「探究型英語プログラム(EIP)」を取り入れ、さらに全国で1100教室を超えるヒューマンアカデミーロボット教室等を組み合わせて独自のプログラムを提供。「習い事」の要素も取り入れながら、放課後を有意義に楽しく過ごせるように配慮されています。

2018年4月にオープンする横浜・みなとみらい校、東京・大井町校を皮切りに、2020年までに全国25カ所に展開を目指しているそうです。

その説明会にお伺いし、まず「世界で生きるチカラとは」というテーマで、東京インターナショナルスクール理事長の坪谷ニュウエル郁子さんによる講演をお聞きしました。

世界で生きるチカラとは……

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via photo by author
東京インターナショナルスクールは世界50カ国から300名の生徒が集う国際バカロレア認定校。

理事長の坪谷ニュウエル郁子さんは、今後重要視される「グローバル・スキル」は、「自分と社会を幸せにするための力になる」とし、その上で「教育は未来を、世界を変える力がある」と説明。

「探究型英語プログラム」でも掲げている「グローバル・スキル」の具体例を以下のように挙げてくれました。

グローバル・スキルの「8つの視点」

・情報を分析し、多角的に物事を見て問題を解決していく「論理的思考と問題解決能力」
・新しいことを生み出す力と、自分で世界を変えていく力「創造力と革新性」
・自分の学習に主導権を持ち、自ら参加していく力「自己管理」
・さまざまな心の動きを理解し、豊かな人間関係を築いていく力「エモーショナル・リテラシー」
・変化する状況に柔軟に順応できる「柔軟性と順応性」
・任務を果たして責任を取る、社会をより良くするための力「リーダーシップと責任」
・多様な人々と共働する力「コミュニケーションとコラボレーション」
・英語をコミュニケーションの道具として確実に使いこなせる「英語運用能力」
”グローバル”というと、まず「英語力」があげられますが、実はこの8つの要素のうちの一つでしかない力。とはいえ、坪谷さんは、現在の小中高で受ける英語の授業数では、圧倒的に求められているレベルには足りないことも指摘。個人の努力次第とされてしまう状況を危惧しているそうです。

昼間は学校の授業にしっかり取り組みながら、放課後や長期休暇の間を有意義に使うことで、「グローバル・スキル」も身につけられるのでは、ということでしょうか。

英語力はどう育てる? 探究型英語プログラム

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「Hiraku Kids」が取り入れる「探究型英語プログラム」では、の英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)をバランスよく育てる「英語能力強化の時間」と「探究の時間」を組み合わせています。
探究型英語プログラムの特徴は、教科書・教科がないこと、決まった答えがないこと。また、「受動的」ではなく「能動的」であることが求められ、教師は「教える」のではなく「質問する」、ということだそうです。

「Hiraku Kids」では、アートや工作、仕事体験など曜日ごとに設定されたテーマのもと、この探究型英語プログラムを展開していくとのこと。

講師や友達とのコミュニケーションや自発的な姿勢が求められるこの探究型英語プログラムでは、好奇心をもって楽しく学びながら、英語力だけでなく、自ら考える力や表現する力、自信など、世界で通用する「グローバル・スキル」を育めるようです。

ロボット教室や理科実験教室・日本の文化教室も開講

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via ヒューマンアカデミー
「Hiraku Kids(ひらくきっず)」は、週2回~(各90分)の英語教室のほか、ロボット教室や理科実験、日本の文化教室を、オプションとして自由に組み合わせ(別途有料)可能。それぞれ月2回ずつで、ロボットは1・3週目、各90分、理科実験と日本の文化教室は2・4週目、各70分実施予定です。

ロボット教室

ヒューマンアカデミーがすでに全国に1100教室以上で開講中。東京大学先端科学技術研究センター特任准教授の高橋智隆先生の監修・アドバイザーによる専門性の高い内容で、ロボット製作からプログラミング学習まで幅広く対応。パーツから組み立てるロボット作りを通して、思考力や想像力、表現力、判断力を育め、達成感が得られるとして定評があります。

理科実験教室

顕微鏡など本格的な実験器具を使用し、解剖まで!少人数制で、一人一人がじっくり実験に取り組めます。グループで行う小中学校の授業では、よく理解できなくても先に進んでしまうことも。自然科学への探究心を培い、視野を広げる良い機会となりそうです。

日本の文化教室

グローバルな時代だからこそ、日本の伝統文化をよく理解しておくことが必要。「子どもを外国人にしたいわけではない」からです。そのため、冬なら書初め、百人一首やかるた、春は「お茶」など、季節にまつわる年中行事を通して、コミュニケーション能力の土台を築ける「日本の文化教室」もプログラムの一環として含まれています。

スクール案内

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みなとみらい校の内観イメージ
via ヒューマンアカデミー
開講はみなとみらい校の場合、平日(月~金曜)の14~19時で、基本コースには週2回分の英語プログラム(1回90分)が含まれています。宿題などの学習サポートもあります。

さらに別途有料ですが、21時までの延長や長期休みの際は早朝預かりも対応してくれます。さらに希望者はバスやタクシーでの送迎も対応(別途有料)。

また土曜日は「習い事」として、幼稚園年少クラスから小学校3、4年生まで、英語やロボット教室をプログラム受講できます。まずこちらに通って適性を見るのも良さそうですね。

※時間やプログラム内容、対象学年などは各校で異なります。

体験会・説明会も開催中

2018年4月から以下の2校でオープン。体験会・説明会も開催されています。対象年齢は、現年中・年長から新小学4年生です。興味のある方は是非参加してみてくださいね。

みなとみらい校※2018年2月内装完成予定
神奈川県横浜市西区みなとみらい6-3-4 プライムコーストみなとみらい2F
※1月中の体験会、説明会は外部会場で実施

大井町校
東京都品川区大井1-23-4 OVALビル2F 

最後に

特に小学校1〜3年生の3年間は、子どもたちが学校で過ごす時間より、放課後と長期休みの方が長いほど。この時間をどう過ごさせるのが良いか、未就学児のうちから情報収集・見学して、わが子の特性も見ながら考えていけると良いですね。

学力を伸ばすだけではなく、好きになれる・夢中になれることを見つける機会、楽しみながら良い時間を過ごせる時間など、親子で納得のいく過ごし方に出会えれば最高ではないでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

志田実恵 志田実恵  エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。