2017年01月29日 公開

冬のおでかけに「なまはげ柴灯まつり」はいかが?

秋田県男鹿半島のなまはげは、荒々しく怪奇そのものです。「泣ぐ子はいねがー」なんて迫られたら、怖くなってしまうかも。ですが、国の重要無形民俗文化財にも指定されているこの行事。日本の伝統行事をお子さまに伝えるため、「なまはげ柴灯まつり」におでかけしてみませんか?

秋田県男鹿半島のなまはげは、荒々しく怪奇そのものです。「泣ぐ子はいねがー」なんて迫られたら、怖くなってしまうかも。ですが、国の重要無形民俗文化財にも指定されているこの行事。日本の伝統行事をお子さまに伝えるため、「なまはげ柴灯まつり」におでかけしてみませんか?

男鹿半島ののなまはげをまぢかで見てみましょう

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「なまはげ柴灯(せど)まつり」は、昭和39年に冬の祭りとして始まりました。この祭りは民俗行事「なまはげ」と神事「柴灯祭(さいとうさい)」とを組み合わせたものです。
会場である真山神社境内での、勇壮ななまはげ踊りや、なまはげと和太鼓を組み合わせたなまはげ太鼓の迫力に驚かされるでしょう。
松明をかざしたなまはげが雪山から降りてくる姿には、目が釘付けになってしまうかもしれません。なまはげのすべてがわかるなまはげ館も訪れてみたい所です。
なまはげ面づくりの実演を見たり、なまはげに変身して撮影できるコーナーもありますよ。

【所在地】
秋田県男鹿市北浦真山水喰沢97 真山神社
【開催日・時間】
2017年2月12日(金)~2月14日(日) 午後6時から午後8時30分

なまはげは、なぜ子供たちをおどかすのでしょうか?

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Douglas P Perkins/CC BY 3.0
男鹿半島のなまはげは、昔からの伝統行事として大みそかに約80の集落で行われています。
この行事は、国の重要無形民俗文化財として指定されているんです。
出刃包丁をふりかざし、村の一軒一軒にウォーウォーと奇声をあげてやってくるなまはげは、大人だって怖くなってしまいまうかも。
何故、小さな子がなまはげの対象になっているのでしょうか?親の他に子どもが悪いことをするのを律する者の存在は、大切だと言われています。
なまはげが自分の所業を見ていると思うことで、子どもの道徳心が育つと考えられているようです。

男鹿水族館GAOに寄ってみましょう!

男鹿水族館GAOの大水槽

男鹿水族館GAOの大水槽

あきたこまちネット/CC BY-ND 2.1 JP
なまはげ柴灯まつりも楽しみたいけれど、折角秋田に来たのだし観光もしたい!という方は、お祭りの前に、「男鹿水族館GAO」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
海際にあり、男鹿半島を中心とした生き物、計400種1万点に出会えますよ。
普段なかなか見ることができない水族館の裏側を、スタッフが解説しながら案内してくれる「魚っ知(うおっち)ツアー」は、冬季限定企画です。ペンギンやゴマフアザラシなどに餌をあげているところも見学できます。

・男鹿水族館GAO
【所在地】
秋田県男鹿市戸賀塩浜
【営業日・時間】
季節・曜日により営業時間・定休日が異なります。冬季の2016年11月から2017年3月は、午前9時~午後4時
【定休日】
平成29年1月30日(月)~2月3日(金)

冬の子連れ旅行の対策は?

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寒い冬に子どもと一緒に旅行するときに、準備したらいいものは何でしょうか?
電車や車の中で眠ってしまった子どもにかけてあげたいのが大判ストールです。
寒さが厳しくなった時にも、大判ストールがあれば便利です。体調が悪くなった時を考え、保険証や酔い止め薬も持っていきましょう。
電車の中が暑かったり、外で遊んで汗をかいた時のために、下着や靴下を多めに持って行った方がいいですね。
濡れた物を入れるだけでなく、濡れている所に座る場合もあるので大きめのごみ袋が2.3枚あると便利です。北国の冬の天気は変わりやすく、吹雪になってホテルで一時待機なんてこともあるかもしれません。トランプなど、子どもが楽しく室内で遊べる物も用意しておくのもよいかもしれませんね。

冬の北国のお祭りや伝統行事に元気に参加しましょう

一面の銀世界の中の北国のお祭りは、味わい深いものがあります。今回ご案内した「なまはげ柴灯まつり」は、民族行事を代々引き継いできたものです。寒い冬ではありますが、その地でしかできない体験をしにでかけてみませんか。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター