2017年01月19日 公開

「しりとり」を遊びながら、子どもの語彙力と集中力をUPしよう!

昔ながらの遊び「しりとり」は何の道具も要らず、いつでもどこでも遊べる手軽な遊び。ちょっとしたスキマの時間に遊べば、子どもを飽きさせず、親子のコミュニケーションをはかることもできます。そして、「しりとり」は自然に語彙力と集中力が養われる知育遊びでもあるのです。

昔ながらの遊び「しりとり」は何の道具も要らず、いつでもどこでも遊べる手軽な遊び。ちょっとしたスキマの時間に遊べば、子どもを飽きさせず、親子のコミュニケーションをはかることもできます。そして、「しりとり」は自然に語彙力と集中力が養われる知育遊びでもあるのです。

しりとりで語彙力と集中力UPが高まる理由

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楽しいことは何度でも繰り返したがるのが子ども。しりとりも楽しいと思えば、繰り返し遊びます。
けれど、しりとりを続けるためには言葉を知らなくては続きません。子どもたちはしりとりを続けるために自然に新たな言葉を求め、これが、語彙力アップにつながるのです。
加えて、パパママがときどき子どもの知らない言葉を返すことで、子どもの語彙の幅を広げることもできます。「○○ってなぁに?」とたずねてきたら、めっけもの。こういうときには丁寧に答えてあげたいですね。
また、ひとつの文字から繰り返し言葉を探し続けるうちに、遊びながら集中力を養う訓練にもなるのです。

はじめて子どもとしりとりをはじめるコツ

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まだしりとりを知らない子どもに、しりとりを教えるときはまず親が一人でしりとりをやってみせましょう。そして、なんとなくルールが分かってきたところで、「たぬき…き、き、き…○○ちゃん、『き』からはじまるもの何かあるかな?」などと質問し、その答えからまた続けていきます。この方法を繰り返し行えば、そのうちに「か、か、か…」などと言っただけで次の言葉を見つけてくれるようになってくるでしょう。

「ことばえじてん」を活用しよう

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まだ語彙力の乏しい子どもは、しりとりですぐ負けてしまうと面白くないもの。
そこで、子どもには「ことばえじてん」を渡して、しりとりをしてみてはいかがでしょうか。
幼児向きのえじてんは、言葉の宝庫です。
絵を見るのも楽しいですし、しりとりあそびが長く続けることができて、子どももぐっとのってきます。
語彙も増え、辞典を引く習慣づけにも繋がり、とてもおすすめです。

「しばり」を設けるとあまり使わない言葉が出現

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また、子どもは2回以上同じ言葉を使ってもいいなどルールを緩和し、一方で、パパママは答えるときは5文字以上の言葉を使って答えるなどの「しばり」を設けてみてはいかがでしょうか。
目的は、できるだけフェアな状態でしりとりをするためですが、「しばり」を設けることで自然と普段あまり使わないような言葉が登場する機会も増え、それを聞く子どもの語彙力向上にもつながります。

「かわりしりとり」で飽きずに遊ぼう

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子どもが成長し普通のしりとりに飽きたら、しりとりをアレンジして「変わりしりとり」を楽しんでみても良いかもしれません。
例えば、おしりの一文字ではなく、あたまから数えて二文字目をとっていくルールにすれば、「きつつき→つくし→くれよん→れんが(「ん」がついたのでおしまい)」のようになり、このルールのもとでは例題のようにおしりに「ん」が付く言葉は使える代わりに、二文字目に「ん」がつく言葉は使えないなど今までになかった新たなルールが出現し、新鮮な気分で楽しく遊ぶことができます。

子どもと一緒に楽しむことが何よりも大切

「知育」などと聞くとついつい教育面を意識してしまいがち。
でも、しりとりですから親子で笑いながら楽しんでたくさん遊びましょう。
語彙力や集中力なんてまずは忘れて、子どもと本気で対戦してください。負けても勝っても、「またしりとりしようよ」と子どもが言ってきたら、、、パパママの勝ちですね。

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この記事のライター