2016年10月23日 公開

「古代体験の郷まほろば」で古代人の暮らしにひたってみよう!

瀬戸内海の離島にある古代の暮らし体験ができる施設、まほろばをご存知ですか?竪穴式住居で過ごす一夜、縄と板を使った火起こしなど古代人の暮らしを肌で体験できるので、子どもの知育を兼ねた家族旅行にもぴったりです。

瀬戸内海の離島にある古代の暮らし体験ができる施設、まほろばをご存知ですか?竪穴式住居で過ごす一夜、縄と板を使った火起こしなど古代人の暮らしを肌で体験できるので、子どもの知育を兼ねた家族旅行にもぴったりです。

古代体験にどっぷりつかって野生の感覚を取り戻せ!

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家族旅行を子どもの知育体験に活用したい!と考えているパパママにおすすめしたいのが「古代体験の郷まほろば」です。

現代の日本はあまりにも便利になりすぎていて、田舎で暮らしていても都会とあまり変わらない生活ができてしまいますよね。
そんな環境で毎日を送る現代っ子たちにとっては、スマホやゲームから離れて、自然のなかで生活する体験はかえって新鮮なのではないでしょうか。

「まほろば」には、ホテルや旅館といった居心地の良い宿泊施設は一切ありません。泊まるのは原始的な高床式住居や竪穴式住居。食材も料金を支払えばもらえますが、すべて自炊です。

レジャー施設でありながら、人間の暮らしをかえりみる教育施設でもある「まほろば」は、貴重な知育体験の場所でもあります。
わずかな滞在時間かもしれませんが、便利すぎる生活で鈍ってしまった野生的な感覚を取り戻すことができるかも!

【所在地】
岡山県備前市日生町日生(鹿久居島)
【営業日・時間】
午前9:00〜午後5:00(電話受付)
【定休日】
不定休
【アクセス情報】
東京駅・名古屋駅・新山口駅から山陽新幹線岡山駅 JR山陽本線・赤穂線に乗り換えて日生駅 同駅ロータリーから送迎車 約30分

火起こし体験で文明のありがたさを知ろう

#ウナ子 #火起こし #チャレンジ👍😍

A photo posted by Sayuri Taira (@tairasayuri) on

「まほろば」ではガスは使わず、囲炉裏の火で食事を用意します。
そこで登場するのが「火起こし」です。
「マイギリ」と呼ばれる木と縄でできた道具を使い、両手で一心不乱に回転させながら熱を起こし、種火をつくります。

「いつもならボタンひとつでガスや電気コンロが使えるのに……火を起こすのって大変なんだね」
子どもの口からそんな声が聞こえてきたら大成功です!

何もない「古代人の家」で寝泊りする

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「まほろば」の最大の売りは、鹿久居島の広大な自然のなかに再現された竪穴式住居や高床式住居。
実際に中に入って宿泊することができ、古代人の暮らした日常を体験することができます。

特に竪穴式住居のなかはバストイレがなく、囲炉裏と板張りスペースがあるだけ。
人間が暮らすための最低限の環境のなかで、古代人がどんな生活をしていたのかを子どもと一緒に想像してみるのも立派な知育ですよ!

遊び場は海!カヌー・海釣り・潮干狩り!

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「まほろば」は海に囲まれた島にあるため、海釣りや海水浴、カヌー遊びや潮干狩りなど、海のレジャーをたっぷり楽しむことができます。

海釣り、潮干狩りでゲットした魚や貝は晩御飯でおいしくいただきます!
経験豊富なインストラクターのサポートを受けながらの海カヌーでは、潮のにおいや白くはじける波の様子を間近に感じながら大自然を体感できるのが醍醐味です。
「鹿久居島」の名のとおり、島には野生の鹿が棲みついており、運がよければエサやり体験をすることもできます。

「本当の自炊」を体験できる食事時間

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古代体験が目的である「まほろば」では、食事はもちろん自炊です。
食材は提供されますが、調理は建物内の囲炉裏で行います。

ガスなんてありませんので、薪を燃やします。
火種もチャッカマンなんて使ったら気分が台無しなので、「火起こし」でつくった種火を使います。

すべての調理道具がそろった家での食事とは対極にある環境なので、子どもにとっては新鮮な体験になることでしょう!

「便利とはなにか」を考える機会にしよう

現代はあまりにも便利になりすぎていて、人間の生存能力がどんどん低下しているように思います。電気もガスも家電製品もない環境で、人間はどうやって暮らしていたのか。
「まほろば」での古代体験は、子どもにいまの環境のありがたさや「便利すぎることの意味」を理解させるにはぴったりの施設です。ぜひ家族そろってたずねてみてくださいね!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター