2019年11月7日 公開

makeの使い方にはどんなものがある?便利なフレーズもご紹介!

英語を勉強するなかでも基礎的な動詞である「make」。「~を作る」の意味で覚えている方も多いかもしれませんが、このほかの意味・用法をご存知でしょうか?一般動詞「make」の使い方を、例文をふまえてご紹介します。

基本的な「作る」という意味のmake


「make(メイク)」は、「何かを作る、製作する」といった意味で使われることが多い一般動詞。「材料であるAに手を加えて、Bという産物を生み出す」というニュアンスを持っています。

・She made cookies on Saturday morning.
(彼女は土曜日の朝、クッキーを作りました)

この例文では「卵や薄力粉(=材料)を使って、手を加えてクッキー(=産物)をつくる」と説明することが可能です。省略されている材料の内容を補うと以下のような文になります。

・She made cookies from eggs, milk and sugar.

先ほど紹介した「作る」のニュアンスから、「お金を作る(稼ぐ)」、「こしらえる(構成する)」といった意味で使われることもあります。

・He makes money.
(彼はお金を稼ぐ(作る))

・She made trip plans before traveling.
(彼女は旅行に行く前に、旅先での予定を立てた(作った))

また「cook(クック)」「build(ビルド)」「create(クリエイト)」などの単語も、日本語訳は「作る」で同じですが、英語では意味合いが異なるため注意が必要です。たとえば「cook」は、煮る・焼くなど火を通して料理するものを指すのに対し、「make」は料理全般や飲み物のような火を使わない、または簡単な調理のときに使われます。このため、コーヒーやサンドイッチなどはmakeを使うケースがほとんどです。

「build」は時間をかけて大きなものを作る、「create」はこれまでなかった新しいものを創る(創造する)というニュアンスになります。「build」は家やビルなどの建物のほか、仕事で大きなプロジェクトを進めるときにも使えます。「曲を作る」なら、「make a song」と言ったほうが良いでしょう。

・Construction company will build a bridge over this river.
(建設会社はこの川の上に橋をつくります)

・Our team create new mechanism of computer.
(私たちのチームは、コンピューターの新しい仕組みを製作します)

「~させる」という意味のmake


makeの用法としてよく使われているのが、「(~に)~をさせる」という使役の表現です。makeは使役動詞と呼ばれ、「have」や「get」「let」をあわせた4つがこの役割を果たします。使役の使い方は2種類あります。

1.「make +目的語+原形不定詞(do)」を使った場合

この形では、「相手に何かの動作をさせる」意味で使われています。

・My teacher made me read the book during class.
(先生は授業中に私に本を読ませた)

・My mother made me clean the room.
(母は私に部屋の掃除をさせました)

2.「make+目的語(または代名詞など)+形容詞・過去分詞」を使った場合

この場合先ほどニュアンスが少し変わり、「~の状態にする」という動作ではなく状態を強制するイメージになります。口語でもよく使われている言い方になるので、覚えておくと便利です。

・She made me happy.
(彼女は私を幸せにする)

・The blue shirt makes you look more pretty.
(その青いシャツを着ているとよりかわいいね)

・Let's make it clear!
(それをはっきりさせましょう!)

また「make it~」は形容詞の表現を伝えるときにも役立ち、仕事の会議中などの場面でネイティブの方が使う英語表現といえます。

・make it easy(簡単にしましょう)
・make it possible(可能にしましょう)

「~になる」という意味のmake


元の意味の「作る」からの派生で、「(2つのものから)何かを構成する」という表現のときにも使えます。

・Six and seven make thirteen.
(6+7で13になる)

・Oxygen and hydrogen make water.
(酸素と水素で水になります)

また物や物質に限らず、「(人が将来)〜になる」といった文章にもmakeが使われることがあります。イメージとしては、becomeに近いかもしれません。誰かを褒めるときに、becomeではなくmakeを使うことで、言葉に深みが増します。

・She'll make a good mother.
(彼女は素敵なお母さんになるよ)

・You are good at English, so you'll make a good English teacher.
(あなたは英語が得意だから、良い英語の先生になれるよ)

makeのほかの意味


「~させる」「~にする」のほか、makeはどういった意味で使われているのでしょうか。

・I'll make her some tea.
(彼女にお茶を入れるね)

・Could you make a reservation for dinner?
(ディナーの予約を取ってくれないかな?)

・He makes his bed every day.
(彼は毎日、自分でベットを整える)

ホテルなどに宿泊した際にお願いする「bed making」は、「ぐちゃぐちゃになった状態に手を加えて綺麗にする」というイメージで、makeが使われています。このほか「AからBを作りだす」意味を持つ「make A of B」を使った例文もみてみましょう。

・My father made the shelf of wood.
(父は木の棚を作りました)

・Make the most of it.
(それを最大限活用しなさい)

よく使われるmakeを使ったフレーズ


「作る」だけではなく、さまざまな意味を持つmake。これまで紹介してきたものは、「作る」をベースにして派生させた意味が主でしたが、熟語にするとまた違った意味になります。

ここからは、makeを使った熟語やフレーズをご紹介。直訳しようとすると難しかったり、話すときにも役立つものばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.make sure:~を確かめる、必ず~する

「make sure」は、英会話でよく使われている表現の一つです。「~を確かめる、必ず~する」という意味があり、toの後ろには動詞、ofの後ろには名詞がきます。同じ意味のcheckと違って、すでに確認していることをもう一度確認するニュアンスであることを覚えておきましょう。これから確認するときにはcheckを使います。

・Please make sure of your schedule.
(あなたの予定を確認してください)

・I will make sure to submit it by tomorrow.
(明日までには必ず提出します)

2.make sense:つじつまが合う、納得する

お金がないと言っているのに高いものを買っていたり、説明の筋が通っていなかったりなど、論理的に考えてつじつまが合わない場合に使われます。3つ目の例文は、「Do you understand?」と同じ意味です。

・That makes sense!
(なるほどね!)

・It doesn't make sense.
(わからないな……)

・Does it make sense?(=Do you understand?)
((私の言っている意味が)わかりましたか?)

3.make up:作り上げる

「make up」には作り上げるという意味があり、withと一緒に使うことで、「仲直りをする」となります。化粧の意味を持つ「makeup」は名詞で、メイクの根源といえるでしょう。

・He made up a story.
(彼は話をでっちあげた)

・I made up with my friend.
(友だちと仲直りしました)

4.make it:成功する、間に合う

日常会話でもよく使われる表現ですが、使う場面によって意味合いが多少変わります。

・You can make it!
(あなたならできるよ!)

・Hurry up! We don't make it to the time I promised him.
(急いで!彼と約束した時間に合わなくなっちゃう!)

5.make an effort:努力する

effortは努力のほか、成果といった意味で使われることもあります。「do my best」や「try hard」なども同じ意味として使えます。

・She need to make an effort of driving the car.
(彼女は車の運転を努力する(練習する)必要がある)

・He must make an effort for the next test
(彼は次のテストに向けて努力するに違いない )

6.make a big deal:大騒ぎをする、大げさにする

「取り引きする」という意味の熟語「make a deal」もあるので、間違えないように気をつけましょう。

・Don’t make a big deal about it!
(大騒ぎをしないで!)

・I don’t want to make a big deal out of it.
(そのことであまり大騒ぎしたくないんだ)

7.make a wish:お願いごとをする

誕生日や流れ星を見たときなどによく使われている言葉です。アメリカでは誕生日ケーキのロウソクを消すとき、誕生日を迎えた人に「Make a wish」と声をかけることが多くあります。

・Make a wish!
(願いごとをして!)

・Let’s make a wish on a star.
(星に願いごとをしましょう)

「作る」以外の意味を日常生活で使おう


今回は「作る」以外のmakeの意味や用法について解説しました。ここで紹介した以外にも、makeにはさまざまな使い方があり、日常生活で使えるものも少なくありません。熟語までマスターできれば、英会話がこなれた印象になります。普段の生活でお子さまと一緒に使って、英語を楽しく学びましょう。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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umi umi  静岡県出身。ライター・編集のお仕事をしています。 大学で国際英語学を専攻し、アメリカ・シンガポール・オーストラリアへの短期留学の経験あり。人懐っこい性格からか、初対面の子どもたちにも好かれやすいです。