2018年4月30日 公開

お宮参りの後に食事会は必要?場所や費用の相場と開く際の注意点

生後30日頃に行うお宮参り。終わったあとにお祝いをかねて食事会を開くことも多いですよね。赤ちゃんや産後のママの体調に配慮するだけでななく、さまざまな注意点があります。食事会の場所や相場など、筆者の体験もふまえてお伝えします。

お宮参りとは?

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Sean Pavone / Shutterstock.com
お宮参りとは、赤ちゃんが無事に産まれたことを神社にお参りして報告し、健やかな成長を祈願する行事のことをいいます。以前は出生地や住んでいる地域の神社に行くものとされていましたが、現在ではこだわる必要はなく、どこの神社に参拝してもよいとされています。

お宮参りの時期は、男の子なら生後31~32日、女の子なら生後32~33日ころに行われるのが一般的。1カ月検診が終わった頃でしょうか。ただし、あくまでも目安で、赤ちゃんやママの体調、天候や季節、休日などに合わせて都合のよい日を選んでも問題ありません。

お宮参りは、赤ちゃんとパパ、パパ方の祖父母で参加する風習がありましたが、現在ではパパママ、両家の祖父母が参加する家族行事になりつつあります。そのため、遠方からの参加になる場合などは、お食い初め(100日祝い)と同時に行うこともあります。

お宮参りの服装とは?

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noranoranamona / shutterstock.com

赤ちゃん

赤ちゃんは、白羽二重の着物を着せた上から、紋付きの祝い着をかけるスタイルが正式な服装です。男の子は、鷹や兜などが描かれた熨斗目(のしめ)模様、女の子は手まりや花などが描かれた友禅模様の着物が主流となっています。

祝い着は、ママ方の祖父母が用意するという風習がありましたが、現在ではレンタルも多くなっています。写真館の「祝い着レンタル付き撮影プラン」などで手軽に済ませることもできます。パパママの和装も一緒にレンタルできたり、近くで行きやすい神社を紹介してくれることもあるので、調べてみると良いでしょう。

ベビー用品を展開するコンビの調査によると、和装が50%、ベビードレスが36%となっており、白いベビードレスの上にケープをかける洋装スタイルも人気を集めています。風習にこだわりすぎず、衣装や費用の負担は両家で話し合って決めるとよいでしょう。

パパママ

本来なら赤ちゃんのスタイルに合わせるのが基本です。和装なら、パパは紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)、ママは訪問着、色無地、付け下げが一般的。洋装なら、パパはスーツ、ママはワンピースなどのよそ行きの服装がいいでしょう。

でも最近では、赤ちゃんが和装でもパパママは洋装のケースも増えています。コンビの調査では、ママの洋装が70%、和装が11%という結果に。洋装の方が授乳にも便利というメリットもありそうです。

お参りの際は、パパ方の祖母が赤ちゃんを抱っこするという風習もありますが、両家の祖父母の服装も事前に相談して揃えられるといいですね。あくまでも赤ちゃんが主役であるため、参加者は目立ちすぎない服装を選び、両家のスタイルを合わせる点に注意すれば問題ありません。

お宮参り後の食事会はどこで開く?

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お宮参り後の食事会・会食は必要なの?

お宮参りは午前中に行われることが主流で、神社へ参拝後に昼食をかねて食事会を開くことが多くなっています。特に両家が集まっている場合は、歓談したり、赤ちゃんとの時間をゆっくり過ごせたりなどたくさんのメリットがあります。

コンビの調査によれば、お宮参り後の食事会は「自宅」が35%、「レストラン・割烹」などのお店が34%という結果に。これに対し、食事会をしなかったのは28%でした。食事会は必ずしなければならないという決まりはないため、出席するメンバー、赤ちゃんやママの体調を考慮して決めるとよいでしょう。

レストランで開くメリットと費用の相場

レストランや割烹など外で食事会をする大きなメリットは、パパママの準備や後片付けの負担がないことです。また、生後間もない赤ちゃんを抱えるママにとって、外食は気分転換にもなります。

昼食の場合、1人あたり3,000円ほど、割烹や料亭、懐石などのコース料理の場合は5,000円ほどになることも。お宮参りを午後に行った場合は夕食をかねた食事会となるため、5,000~10,000円ほどになるでしょう。

ホテルではお宮参りの後に、食事会や写真撮影がセットになったプランがあります。神社ではさらにお宮参りも含めたプランが設定されていることも。一度に済ませることができ、移動が少ないため負担が少ないというメリットがあります。

自宅で開くメリットと費用の相場

自宅で食事会をする大きなメリットは、周りの目を気にせずゆったりと過ごせることです。赤ちゃんのペースに合わせて行動できるので、時間を気にする必要もありません。ただし、パパママの準備や後片付けといった負担が大きなデメリットになります。

そのため、手料理ではなく、出前やテイクアウトを利用するのもおすすめです。昼食の場合は2,000~3,000円、夕食の場合は3,000~5,000円ほど。外食よりもリーズナブルに済ませることができます。

食事会を開く際に考慮すること

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Cheezie Chicky Chick / Shutterstock.com

同日に行うか、別日にずらすか

コンビの調査によると、お宮参りのときに食事会やお祝いをしなかったのは28%となり、同日に行う方の方が多いようです。一度に済ますことができるほか、祖父母が遠方から来る場合は、赤ちゃんと過ごす時間を少しでも多くとってあげることができます。

また、写真撮影を同日に行うかも悩みどころです。写真スタジオ提供のカメラマン同行サービスを使うか、写真館に行くか。衣装レンタルを利用する場合は、食事会の前に脱がせて返却するか、後日にするかなども決める必要があります。

赤ちゃんやママの体調を優先することが第一なので、無理のないスケジュールを組むことが大切です。長時間起きていたり、外出が大変な場合は別日にずらして行う選択もあります。パパママはもちろん、両家で話し合って決めましょう。

支払いは誰が行うか

お宮参りの食事代の支払いを誰が行うべきかという決まりはありません。両家で折半したり、事前にお祝いのお金をいただいている場合は、お礼としてパパママが支払ったり、また、祝い着を母方の祖父母が用意している場合は、父方の祖父母が支払ってバランスととる方法も。

家庭によって、それぞれの考え方や事情があるため、当日ではなく事前に話し合って決めておきましょう。

外食の場合は個室か、大部屋か、授乳場所はあるか

外食にする場合は、次のことを確認した上で予約を取りましょう。

・個室か大部屋か
・和室かテーブル席か
・おむつ替えスペースがあるか
・授乳スペースがあるか
・禁煙かどうか

食事会は和室で座敷、個室がベストです。赤ちゃんを寝かすこともできますし、周りの目を気にする心配が少ないからです。たとえ授乳やおむつ替えスペースがなくても、個室ならなんとかカバーできます。

また、予約のときにお宮参りの後であること、赤ちゃんがいることを伝えましょう。禁煙席から離れたところ、座布団の用意など配慮をしてくれる場合があるからです。

自宅の場合は料理を自分たちで作るか、宅配かなど

自宅で食事会を行う場合、もしお宮参りと同じ日なら、宅配かテイクアウトを利用しましょう。別の日に行うのであれば、手料理でおもてなしをしても。

お祝いの席であるため、お赤飯、鯛などの尾頭付きの魚など、献立には気を使った方がよいでしょう。用意に手間がかかるため、時間に余裕がないときは、お祝い膳を宅配してくれるところへ予約しておくと楽です。宅配時間には余裕を持つ点だけ気をつけておきましょう。

【体験談】長男のお宮参りの食事会は実家で!

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我が家では、長男の生後41日目に自宅近くの神社でお宮参りを行いました。近くに住む筆者の両親と、遠方に住む義父母が前泊して参加。午前中に参拝した後、そのまま写真館へ行って撮影し、いったん解散。夜に筆者の実家に集まり食事会を行いました。

両家の集まる機会があまり持てないことから、1日で全てを済ませることになりました。筆者の実家で食事会を行ったため、比較的スムーズではありましたが、大人も子どもも、みんなやや疲れた様子。スタッフの方がいるものの、スタジオでの記念撮影には時間がかかったため、写真館は家族3人だけで別日に行った方がよかったです。

食事は、仕出し弁当やお祝い膳も扱う寿司屋の宅配を利用。にぎり寿司、鯛の尾頭付きなどを注文し、筆者の親が支払いました。自宅ではなく実家で行うことができれば、事前の掃除やテーブルセッティングなどを含めて自分の親にお任せできるので助かります。

産後1カ月は実家に里帰りをするという方は、お宮参りを実家近くの神社で行ってパパと一緒に帰る、あるいは実家の両親と一緒に自宅に帰って、その後自宅近くの神社で行って区切りとする方も多いのではないでしょうか。

さいごに……

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赤ちゃんの生後初の大きな行事ともいえるお宮参り。健やかな成長を願うと同時に、無事に生まれてきたことを感謝し、お祝いの席を設けたいものです。

赤ちゃんを囲んでゆったりと過ごせるように、食事会ではさまざまなことに配慮する必要があります。産後間も無くで大変ですが、パパママだけでなく、祖父母にとっても待ち望んでいることですから、相談や食事会の有無など事前に報告することを忘れないで下さいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Kayoko* Kayoko*  千葉県在住。9歳と6歳の男児を持つママライター。得意ジャンルは育児、料理、ディズニー、ときどきお酒。大学では心理学を専攻。ただいま、スムージーダイエットに奮闘中!