食事づくりには子どもが自分で考える機会がたくさん!エプロン先生が自宅にお伺いし、子どもの知的好奇心を満たす独自のレッスンを展開するハクシノレシピが、アクティブ・ラーニング×食事づくりの魅力や体験談をお伝えします!連載開始を記念した特別プレゼントも用意しました!
食事づくりには学びがたくさん!「自分で考えて主体的に行動できる子」を育てたい
ハクレピは、“キッチン学“のプロであるエプロン先生が自宅にお伺いし、子どもの食事づくりをサポートするサービスです。“キッチン学”とはアクティブ・ラーニングと食事づくりを組み合わせたオリジナルの教育概念のこと。これに基づき、食事づくり体験を通じて“自分で考えて主体的に行動できる子“を育てるのがハクレピが目指していることです。
こちらの連載では、食事づくり体験がどんなふうに子どもの考える力や主体性を伸ばしていくか、その様子をお伝えしていきます。
レシピには正解がない!子どもの自由な発想力が活かせる場
多くのパパママは、「うちの子にはまだできないだろう」と思われるかもしれませんね。
ではなぜ「無理だ」と思うのでしょう?
食事づくりの定義が“レシピを見ながら作る”になっていませんか?
レシピを見て、理解して、それを実践するのは難しいと考えてはいませんか?
まず、この概念を変えましょう。
レシピ通り作ることは、ハクレピにおいてはそれほど重要視していません。レシピを使わない食事づくりこそが、子どもの好奇心を高め自由な発想力を発揮する場となるのです。
レシピを使わない食事づくりがもたらすこと
実際にハクレピのエプロン先生と食事づくりをしてみたあるお子さまとのやりとりがとても印象的だったのでご紹介します。
ハクレピでは、まずエプロン先生とお子さま2人で「今日、作るもの」を考えます。その日も、冷蔵庫にある食材を見ながら先生とお子さまが一緒に献立を考えたそうです。そしたらお子さまから
「うーん、肉!お肉をたくさん使いたい!!」
という意見が出てきました。
そこで先生とさらに相談を進め、献立は肉じゃが、豚しゃぶサラダ、味噌汁に決定しました。
これ、大人が考えたらバランスを考えて、豚しゃぶサラダではなくグリーンサラダやシーフードサラダにしたくなりますよね。献立の中で、お肉を使った料理を2品用意するのは、正解でない気がしますよね。
でも、この日のサービス終了後のアンケートで保護者の方から嬉しいメッセージをいただきました。
「いつもは野菜を全然食べないけど、今日はお肉と一緒に本当によく食べました。お肉ばっかりのメニューでバランス大丈夫?と思ったけれど、結果として野菜を食べた量はいつもの2倍くらい。野菜を食べて誇らしげな息子の顔を見て嬉しくなりました。大好きなお肉を使いたいという気持ちをエプロン先生が受け入れてくれて、自分のアイデアを形にできたことで自信にもつながったみたいです。」
このメッセージを読み、大人が持っている正解は、決して正解なんかではないのだと改めて実感しました。
大人は子どものアイデアを引き出すサポートを
皆さまも、おうちで子どもと一緒に食事の用意をすることがあると思います。忙しい中、子どもにお任せできるお手伝いは限られてしまうかもしれませんが、せっかく手伝ってもらうなら、親が指示をするのではなく、子どもが自分で何がしたいか、という子ども主体のお手伝いをさせてあげられるといいと思います。
食べたいもの、作りたいもの、やってみたいこと。
親がこうさせよう、こんなものを食べさせよう、とレールを敷くのではなく、自由にやらせてあげるのです。もちろん、栄養のバランスや、食べられる量を考えてサポートする必要はありますし、食べる場所、食べ方など「やってはいけないこと」を推奨するのはよくありません。
子ども任せにやらせる余裕がないとき、任せていいか親がリードするべきかの判断が難しいときは、ぜひエプロン先生を頼りにしていただければと思います。
キッチン学のおもしろさを親子で体験できますよ!
【新連載スタート】アクティブ・ラーニング×食事づくりの”キッチン学“を学ぼう
食事づくりを通じて自分で考えて主体的に行動できる力を育むことで、未来を生きる子どもたちに最適な教育を提供します。
私は右脳発達型の某幼児教室にて講師として勤務をしていた経験から、子どもの脳の発達と心の成長に興味を持ちました。当時保護者の方から食についての育児相談が多く、自身でも学びを深めていく中で食と教育の関連性に着目しました。そしてその二軸で新しい教育概念を作ってみたいと思い、「ハクシノレシピ」を立ち上げました。
キッチン学は人間力を育てる!
そんな時代に必要なのは、機械が得意とする知識や技術の向上ではなく、それを生かして社会に役立てる力、つまり思考力、判断力、表現力、そして人間力です。
“キッチン学”は、未来を生きる子どもたちが必要とする「力」を養うのに最適だと私は考えています。この連載では、“キッチン学”とはどんなものなのか、どんな風に子育てにいかせるかをご紹介し、少しでも皆様のお役に立てればと考えています。