2018年9月7日 公開

手作りマスクにチャレンジ!大人用も子ども用も自由自在

マスクは風邪や花粉症・乾燥対策、給食などで園・小学校で必須アイテム!病院の待ち時間や掃除の際にも便利です。手作りすれば好みの柄、自分サイズにでき、洗って何度も使えます。材料は家にあるものや100均で!簡単な作り方を紹介するので、親子で手芸入門にもぜひ。

手作りマスクのおすすめポイント

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ハンドメイドのマスクがおすすめの理由を以下4つにまとめました。

平面・立体・プリーツすべてのタイプが製作可能

市販の子ども用マスクは、大人用に比べて種類も限られていますが、手作りすれば、自由に好きなタイプで作れます。最近流行のノーズフィットなど高機能にカスタマイズもできます。

大人用も子ども用もジャストサイズで作れる

マスクのポイントは、顔との隙間を作らないこと。でも、子どもの顔の大きさは成長によってどんどん変わっていくのに、市販のマスクはそれほど種類が豊富ではありません。市販のマスクは子ども用・女性用・大人用の3種ほどですが、手作りすれば大きさを微調整して、ジャストサイズに仕上げることができます。赤ちゃん用のベビーマスクだって可能です。親子でお揃いもいいですよね。

高いデザイン性

シンプルな白や薄ピンクなどの市販のマスクは、子どもにとってあまり魅力的でなく、すぐに外してしまう子も。好みのキャラクター柄や色で作れば、気に入ってつけてくれる確率が高くなりますよ。また、ワッペンやレースなどを付けて、オシャレなマスクを作ることもできます。

洗って繰り返し使えるので経済的

特に給食のマスクなど毎日使うマスクを使い捨てしては、お金もかかりますし、絶えずストックを気にしなければなりません。洗えば何度でも使える手作りマスクは、材料費もそれほどかからず、経済的です。何度も洗った布は肌に心地よいですしね。
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鼻や口周りに布が当たるのが嫌な子にはプリーツマスクや立体マスクがおすすめ。手作りはゴムの長さも丁度良い長さに調整しやすいのもポイントです。
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手作りマスクに必要な材料と道具

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材料は100円ショップや手芸店などで手に入ります。手作りマスク用に全てセットになったキットも販売されています。

【必要なもの】
<材料>
・生地・ゴム(マスク用)
<用具>
・糸・縫い針・ひも通し・ハサミ

【あると便利なもの】
<道具>
・まち針(クリップでも代用可)・定規・布用ボンド(接着剤)
・チャコペンシル(洗えば落ちるものが便利。無ければ鉛筆でも)
・布切りばさみ
・ロータリーカッター(カッターマット・専用定規なども。布をまっすぐカットするのに便利です)
・アイロン・ミシン

【あると楽しいもの】
<材料>
好きなようにデコれるのも手作りマスクのポイント。好きな部分にレースやチロリアンテープ、リボンなどの飾りを縫いつけたり、ワンポイントを刺繍したり、ワッペンを貼りつけたり。お子さまが自分のものだとわかる目印にもなります。

生地選びのコツ

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マスク作りに最適な生地はWガーゼ(ダブルガーゼ)と呼ばれる、ガーゼを2重にしたもの。100円ショップやwebショップ、手芸店でもマスクにおすすめの生地として売られています。専用の抗菌ガーゼも○。ガーゼは、ほつれやすく、縫いにくいのが難点ですが、肌触りは抜群。赤ちゃん用品にもよく使われているので、アフガン(おくるみ)やスタイなどのベビー用品を再利用しても良いですね。もちろん普通のガーゼでも、3〜6重になったものなど色々あるので、工夫できます。

その他:表地には、コットン(木綿)やレース生地など好きな生地を使うこともできます。防寒目的ならニットやフリースなども良いですね。タオルハンカチや手ぬぐいからのリメイクも◎。

テクノロート(形状記憶テープ)

自由に曲げられ、鼻のカーブに合わせてフィットさせられます。市販のマスクにもノーズフィットなどと書かれて使われているので、使用後は捨てずに切って取り出し、再利用するのもおすすめです。

マスク用ゴム

ひも通し付きのマスク専用ゴムが売られています。3m、4mなどの長さのものが一般的で、カラフルなゴムも揃います。制菌効果のあるゴムがおすすめ。あまりたくさん作らないのなら、市販のマスクのゴム部分を切り取って縫い付けても良いですね。ただし、その場合は少し短めになるので注意してください。

手作りマスクの作り方:平面マスク編

【1】超初心者向け!ハンドタオルで作る簡単マスク

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手縫いででき、簡単にすぐ完成するマスクの作り方です。手芸の初心者でも大丈夫。家にあるハンドタオルやハンカチを利用できます。マスク用のゴムがあればベストですが、一度使ったマスク(未使用でも)があれば分解して再利用できます
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【材料】<できあがり:12×6.5cm>
ハンドタオル:15×15cm
マスク(未使用品でも、使い古しでも)…1つ
【道具】
針、糸、ハサミ
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【作り方】
1:市販のマスクを分解。耳にかけるゴムを切り離し、鼻の部分からノーズフィットのパーツを取り出します。
2:ハンドタオルは二つ折りにし、市販のマスクの大きさを目安にして整え、縁を上下、左右、内側に折り込みます。アイロンで抑えるか、待ち針・ダブルクリップなどで仮止めします。
3:左右にゴムを内側に5mm程度入れ込んで、縫い付けながら周囲をまつり縫いします。ノーズフィットパーツは縫い閉じる前に入れて、ずれないよう、左右・下部を縫って完成。

【コツ・ポイント】
※ワッペンやリボンをつけても良いですね。
※一度タオルの縁の縫い目を解くと綺麗に仕上がります。
※ミシンを使う場合は、最後に抑えミシンを縁から0.2cmのところにかけるととても綺麗に出来上がります。

【2】最小限の布でできる!シンプルなキュートマスク

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100円ショップで売られている35×25cmのWガーゼの布など、最小限の布地で作れるマスクの作り方です。同じく100円ショップで売られていた、ピンクの布にチロリアンテープとリボンの飾りを付けてピンク系でキュートにアレンジしてみました。

【材料】<できあがり:11×8.5cm>
布:33×19cm
マスク用ゴム:25cm×2本
<飾り>
チロリアンテープ:13cm×2本
リボン:1つ
【用具】
糸、縫い針、ハサミ
ひも通し、待ち針
アイロン
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【作り方】
1:布をカットしてから、2つ折りにし、上1cmのところをまっすぐ縫い、表に返して、下1cmほどに縫い目が来るように折ります(アイロンをかけて整えます)。
2:右端を1cmほど内側に折ってアイロンか待ち針で固定します。
3:左側を内側に折りたたんでから右端を折りたたみ好みの幅に調整します(ここでは11cm)。

チロリアンテープやレースなど飾りたい場合は、両端から1.5cmほどの場所に左右均等になるように配置し、端を中に織り込み、待ち針で固定します。左右それぞれ、チロリアンテープの上から縫います。
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4:リボンなどの飾りを縫い付け、ゴムを通し、結んで、結びを内側に回して完成。

【1】柄調整もできる!超簡単・親子マスク

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2辺しか縫わないので、とっても簡単ですぐ仕上がります。布によっては、柄の方向が決まっている場合があり、縦長か横長で作り方が変わってくる場合があるので、親子マスクとして2種類の畳み方を紹介します。
【材料】<できあがり:(子ども)12×9cm(大人)14×10cm>
布:48×18cm程度(各々)
マスク用ゴム:(子ども)25cm×2本(大人)30cm×2本

【用具】
糸、縫い針、ハサミ、ひも通し、待ち針
【作り方】<A>
ここでは大人用サイズで紹介します。写真のように柄が縦方向にしか長方形がカットできない場合はこの方法がおすすめです。
1:真ん中に向けて両端を折りたたみます。※市販のマスクを置いて目安にしても。
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2:下向きに二つ折りにし、両サイドを焼く2cm幅の三つ折りにし、待ち針などで止めます。
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3:両サイドをまっすぐ縫います。かなり厚みがあるので、注意。ゴムを通し、結んで、結びを内側に回して完成。
【作り方】<B>
子ども用サイズで紹介します。写真のように柄が横方向にしか長方形がカットできない場合はこの方法がおすすめです。
1:上の縁を1cmほど内側に折りたたんでから、上下を折りたたんで縦の長さを調整します。市販のマスクを置いて目安にしても。
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2:右端を1cmほど内側に折りたたんでから、左端から1.5cmの位置に右端が来るように調整して畳み、待ち針などで固定します。
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3:両サイドをまっすぐ縫います。左右で布の暑さが違うので注意。ゴムを通し、結んで、結びを内側に回して完成。
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最後にワッペンをアイロン接着や布用ボンドで固定しても良いですね。とっても簡単なので何枚でも作れそうです。

手作りマスクの作り方:立体マスク編

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作る工程は多めでやや面倒ですが、それほど難しくはありません。顔にフィットし、花や口周りに空間があるので息苦しく感じにくいです。飛行機や新幹線など長時間移動の際や就寝時にもおすすめです。
【材料】<できあがり:18×12cm>大人の女性サイズ
表布:30×15cm×2枚
裏布:30×15cm×2枚
マスク用ゴム:30cm×2本

【作り方】
1:型紙通りに布を左右2枚ずつカットします。型紙はフリーのレシピサイトや無料サイトでも公開されています。手作りマスクの作り方の本にも掲載されていますし、市販の立体マスクを型紙代わりに使っても良いですね。縫い代は1cmずつ、左右の耳にかけるところのみ2.5cmとります。
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外布をリバティプリントのタナローンという滑らかな生地、内側にWガーゼを使いました。型紙の裏表に注意し、表布は柄が外側、内布は柄が内側に来るようにしましょう。※写真は裏布が1枚間違ってます!
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2:表布、裏布それぞれ中表にし、前中心を縫います。
3:カーブに沿って、切り込み(三角形にしても)を1cm間隔で入れ(縫い目までは2、3mm開ける)、アイロンで割ります。
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左側はカーブに沿って切り込みを入れたところ、右側をそれをひっくり返して整えたところ。
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4:表布と裏布を中表にして合わせて重ね、上下を縫い、またカーブを中心に切り込み(三角形にしても)を1cm間隔で入れ(縫い目までは2、3mm開ける)、アイロンで内側に折ります。
5:表に返し、上下2mmを縫います(ノーズフィットマスクにしたい場合、ここで1cmほど下を縫って、テープを通します)。
6:端を三つ折りにし、ゴム通し口を残して縫います。
7:ゴムを通し、結んで、結びを内側に回して完成。

左右を違う布にしても感じが変わって面白いですよ。

手作りマスクの作り方:プリーツマスク編

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【材料】<できあがり:12×8cm>
布:12×16cm×2枚
マスク用ゴム:25cm×2本
バイアステープ:10cm×2本(または縁布4×10cm×2枚)
レース:12cm×2本
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【作り方】
1:表を中合わせにし、上下1cmを縫ってから表に返します(レースを付けたい場合は、ここで上下に縫い付けます)。
2:均等になるようにプリーツをたたんで固定(待ち針やクリップ、手芸用ボンドやアイロンを使って仮止め)。
※上下2.5cm、真ん中の2列が1.5cmほどになるようにすると綺麗です。
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3:バイアステープ(縁布)を両側を挟むようにして縫い付けます。両端は折り込みますが、この時、ゴムの通し口まで塞がないように注意してください。
4:ゴムを通し、結んで、結びを内側に回して完成。

真ん中に1段のみのプリーツで作っても、ふわっと仕上がります。好みで調整してくださいね。

番外編:マスクカバーの作り方

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市販のプリーツマスクの上にかぶせるマスクカバーの作り方を紹介します。こちらは100円ショップの手ぬぐいを利用してみました。
【材料】<できあがり:12×10cm>
布:15×20cm×1枚
リボン・ゴムテープ:10cm×2本
※伸縮性があり、肌あたりも良い100均のテープで作りました。平ゴム、普通のリボンでも作れます。
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【作り方】
1:上下を三つ折りにしてまっすぐ縫います。
2:左右を三つ折りにしてアイロンをかけておきます。
3:均等になるようにプリーツをたたんで固定(待ち針やクリップ、手芸用ボンドやアイロンを使って仮止め)。
※上下2.5cm、真ん中の2列が1.5cmほどになるようにすると綺麗です。
4:プリーツ部分をまっすぐ縫います。
3:左右にリボン・ゴムテープを縫い付けて完成。
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手持ちのマスクをテープの間に通して使います。プリーツ状にカバーを作っておけば、プリーツ(ギャザー)マスクでも、平面マスクにも使えます。

最後に:手作りマスクのお手入れ

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布製のマスクは、洗剤を使ってよく洗い、殺菌も兼ねて日光に当ててよく乾かしましょう。花粉が飛ぶシーズンなどは、室内乾しの後、アイロンをしっかりかけると良いでしょう。

ただし、花粉症・風邪・インフルエンザ・ウィルス対策として使用するなら、市販のマスクを使い捨てした方が安心なケースも多いと思います。

持ち歩く際は、マスクの専用ケースがあると良いですね(100円ショップでも売られていますし、簡単にクリアファイルなどで手作りもできます)。

今回は、ピンクを中心に女の子が好きそうな柄で作りましたが、男の子なら車や電車など、それぞれの好みに応じて柄やデザインを工夫してみてくださいね。

また、サイズは子どもサイズを中心に紹介しましたが、お子さまの年齢や顔のサイズに応じて、またはパパママなど大人が使うサイズも好みで調整してください。

筆者は、飛行機や新幹線など長距離移動時、夏の就寝時に冷房で喉を痛めることがある時などに布マスクを愛用しています。また、災害時用として非常用持ち出しリュック、防災ポーチにも常備していますよ。

すぐできる! かわいい手作りマスク (レディブティックシリーズno.4116) | |本 | 通販 | Amazon

今回参考にした本はこちら。写真付きで丁寧な作り方を知りたい、いろいろな種類のマスクを作ってみたい、立体マスクの型紙が欲しい方は、こちらの本がおすすめです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

志田実恵 志田実恵  エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。