2017年12月09日 公開

家族旅行におすすめ!子どもと行きたい海外の世界遺産5選

海外旅行で一生の心の財産になるものを子どもに見せてあげたい。そんなときにおすすめなのが世界遺産です。地形、景観、生物などの自然遺産と、建築物や遺跡などの文化遺産、その両方を兼ね備えた複合遺産の3種類があります。今回は、子連れで行くのにおすすめの海外の世界遺産を5つご紹介します。

海外旅行で一生の心の財産になるものを子どもに見せてあげたい。そんなときにおすすめなのが世界遺産です。地形、景観、生物などの自然遺産と、建築物や遺跡などの文化遺産、その両方を兼ね備えた複合遺産の3種類があります。今回は、子連れで行くのにおすすめの海外の世界遺産を5つご紹介します。

1.シンガポール植物園(シンガポール:文化遺産)

File:Symphony Lake, Singapore Botanic Gardens - 20041025.jpg - Wikimedia Commons (68277)

File Upload Bot (Magnus Manske) /CC-BY-SA-3.0
2015年に世界遺産に認定された「シンガポール植物園」。シンガポールのど真ん中にあり、150年以上の歴史を持つこの植物園の広さはなんと東京ドーム約13個分。この広大な敷地に6万株以上のランが栽培されています。

シンガポール植物園のおすすめポイントは、ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデンという子ども用のエリアがあり、ツリーハウスや水辺で遊べること。

シンガポールは日本との時差が1時間。直行便も多く、子連れでの海外旅行デビューにもおすすめです。

【開園時間】
午前5:00~翌午前0:00

※オーキッドガーデン 午前8:30~午後7:00
 ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン 午前8:00~午後7:00

【入園料】
無料

※オーキッドガーデン
大人 5シンガポールドル
学生 1シンガポールドル
12歳未満無料

【所在地】
Singapore Botanic Gardens
1 Cluny Road, Singapore

2.キナバル自然公園(マレーシア:自然遺産)

 (72063)

Alexander Mazurkevich/shutterstock.com
マレーシア・ボルネオ島にある「キナバル自然公園」。キナバル自然公園観光のベースとなる都市・コタキナバルは治安も良く、成田から約5時間半で行ける直行便もあります。

直径約1mにもなる世界一大きい花ラフレシアをはじめ、地域特有の珍しい動植物に出会えるキナバル自然公園。子どもたちにとって、写真やビデオとは違う、本物との出会いは、なにものにも代えがたい思い出となるでしょう。

【開園時間】
午前7:00~午後5:00

【入園料】
大人 15リンギット
子ども(18歳以下)10リンギット

【所在地】
Kinabalu Park
89300, Ranau, Sabah, Malaysia

3.ハワイ火山国立公園(アメリカ:自然遺産)

File:Sulfur dioxide emissions from the Halemaumau vent 04-08-1 1.jpg - Wikimedia Commons (68282)

Mbz1/CC-BY-SA-3.0
子連れの海外旅行先として人気のハワイですが、魅力はビーチだけではありません。世界遺産「ハワイ火山国立公園」では、世界一活発な火山といわれるキラウエア火山の活動を見ることができます。

焼け焦げた砂漠や熱帯雨林、溶岩洞窟、溶岩でゴツゴツとした地形など、子ども心をつかむ貴重な自然がいっぱい!

火山と聞くと少し心配ですが、ここでは遠くから安全に見学できるようになっています。訪れたら、まずビジターセンターへ寄ってみましょう。

【入場料】
車 1台25ドル
バイク 1台20ドル
徒歩・自転車 1人12ドル(15歳以下無料)
※7日間有効

【所在地】
Hawaii Volcanoes National Park
1 Crater Rim Drive, Hawaii National Park, HI

4.自由の女神(アメリカ:文化遺産)

File:Statue-de-la-liberte-new-york.jpg - Wikimedia Commons (68285)

FlickreviewR/ CC-BY-SA-2.0
写真などで一度は見たことのあるニューヨークのシンボル「自由の女神」。しかし実際に目の前に立つと、子どもはもちろん、大人でもその大きさに驚くはずです。その高さは台座を含めて93m、重さは225トンもあります。

自由の女神のあるリバティ島へはフェリーで渡ります。島までは約15分の船旅ですが、子どもたちにとってはこれも楽しいアトラクションの一つになりますね。

【営業時間】
午前8:30~午後5:00
※フェリーの始発・最終時間。季節により変動あり

【料金】
フェリー
大人(13歳以上)18.5ドル
子ども(4歳以上)9ドル
※自由の女神の内部見学は別料金(3ドル)

【所在地】
Statue of Liberty
Liberty Island, New York, NY

5.サグラダ・ファミリア教会(スペイン:文化遺産)

Foto gratis: Sagrada Familia, Catedral - Imagen gratis en Pixabay - 552084 (68288)

最後にご紹介するおすすめの世界遺産は、スペイン・バルセロナの「サグラダ・ファミリア教会」。世界遺産としての認定は「アントニ・ガウディの作品群」で、そのうちの一つがこの教会です。

個性的なガウディのデザインに満ちた建物は、外観も内部も子どもの好奇心を刺激します。色とりどりのステンドグラス、動植物などさまざまなものをモティーフとしたデコレーション……。サグラダ・ファミリア教会は子どもたちにとって、いくら見ていても飽きない宝箱のような場所です。

【開館時間】
午前9:00~午後6:00
(3月、10月は午後7:00まで、4~9月は午後8:00まで。年末年始は時間変更あり)

【入場料】
大人 15ユーロ
子ども(18歳以下)13ユーロ
11歳未満無料
※タワー入場がセットになったチケットもあり

【所在地】
Sagrada Familia
C. Mallorca 401, Barcelona

百聞は一見にしかず、三つ子の魂百まで

海外の世界遺産もテレビやネットなどで簡単に見ることができる時代です。しかし、子どもたちにとって一番印象に残るのは、本物を直接見ることではないでしょうか。

百聞は一見にしかず、魅力ある世界遺産は子どもの感受性に訴えかけるはずです。そして三つ子の魂百まで、子どものころに見たものはいつまでも深く心に刻まれることでしょう。

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この記事のライター