2017年6月29日 公開

親子で将棋をさそう!将棋の魅力とはじめるコツ、おすすめの将棋を紹介

将棋は戦略性が高く奥が深いので、小さい子どものうちから老いて老人になるまで「人生を通して楽しめる」ゲームです。小さいうちから将棋をすることで、集中力や忍耐力をはじめとして、様々な能力の向上が見込めます。また対戦者のレベルを駒落ちなどで調整できるので、親子で対戦するのにも適しています。親子で将棋盤をはさんで差し向かい、将棋をさすことは、最高のコミュニケーションです。ぜひ親子で将棋にトライしてみましょう。

将棋の魅力とは

長く楽しめる

将棋は駒の種類も多くルールも複雑に見えますが、一度覚えてしまえば、一生涯楽しめる奥の深いゲームです。レベルも初心者からプロの最高位まで、どこまでいっても上には上があるので、より上を目指そうという挑戦心を育むにも最適です。

幅広い戦略性

将棋にはたくさんの戦法が存在します。相手の手を読んだり出方をみたり、この駒を犠牲にしてあの駒をとろうとか、守りと攻めのバランスや、仕掛けのタイミングなど、数えきれません。常に思考を働かせる必要があるので、自分で工夫して考える力が備わります。

礼儀とコミュニケーション

TVゲームの浸透に伴い、リアルなコミュニケーションを苦手とする子どもが増えつつあります。
将棋は盤と駒があれば、何処でも誰とでもすぐに対戦することができ、将棋を通して多くの人とのコミュニケーション機会が生まれます。他人との会話が苦手でも将棋ならできる、ということもあるかもしれません。
また将棋には「お願いします」「まいりました」「ありがとうございました」の挨拶による礼を重んじます。一局のプロセスの中で会話も生まれ、相互理解も進みます。それが親子であれば、より一層親密で深いコミュニケーションとなります。

自己責任と勝ち敗け

将棋には運の要素がなく実力で勝敗がつくゲームですから、結果は全て自己責任です。審判もなく、一局が終わるときは、負けた側が「まいりました」と自分で負けを宣言します。自分で負けをみとめる勇気、そこから生まれる悔しさと次は勝とうと思う向上心が人間の成長を促してくれます。

親子で将棋をはじめるコツ

Katsuhiro / shutterstock

まずは将棋の駒や将棋盤で遊んでみよう

親子で将棋をはじめるには、まずは気負わず、将棋に親しむことからはじめてはいかがでしょうか。

将棋の駒や将棋盤は、小さい子どもにとっては、少し変わった積み木やおもちゃにも見えます。将棋の駒をまずは触らせ、「面白いかたちしてるね」と語りかけたり、一緒に立ててみたり積んでみたりしてみましょう。将棋の駒は種類によって大きさも違います。大きさ比べやなかま集めもおすすめです。

「山くずし」「まわり将棋」などでウォーミングアップ

そうしてから次に、「山崩し」(駒を山状に積んで音を立てずにとるゲーム)や「まわり将棋」(駒を振って出た数だけ将棋盤を周回させるすごろくのようなゲーム)など楽しんでみてください。

小さい子どもは将棋というゲームへの興味の前に、駒などの物体としての興味が先に立ってしまうので、あらかじめこうして遊んでおくと納得感も生まれやすいのです。

はじめての将棋におすすめ

ウォーミングアップも終え、いよいよ将棋をさそう、となるところですが、ここでおすすめの将棋をいくつかご紹介します。
やはり将棋は駒の種類も多く、動かし方をまずは覚えるのが正直大変で、ここで挫折し将棋が嫌いになってしまうケースもありますから、以下に紹介する簡単な将棋をまずはやってみるというのも良いかもしれません。

4歳から楽しめる『新装版どうぶつしょうぎ』

商品名:新装版どうぶつしょうぎ
著者 :ルール考案/きたおまどか  イラスト/ふじたまいこ 
出版社:小学館
マスも少なく、駒のイラストもかわいいので小さい子どもにピッタリです。
それでいて、かなり戦略性も高くて奥が深く、大人もはまる面白さです。
勝負が早くつくことから、「ちょっと、どうぶつしょうぎしない?」と子どもを誘いやすく、子どもが大きくなってからも長くファミリーで楽しめる将棋です。

駒の動かし方がひと目でわかる『NEW スタディ将棋』

商品名:NEW スタディ将棋
発売元:くもん出版
駒の動かし方はパパママも少しあやしい?というかたも多いのではないでしょうか。子どもにとっても覚えるのは一苦労です。
くもんのスタディ将棋は、駒に動かす方向が矢印などで書いてあり、子どもにもわかりやすく、手を考えることに集中できます。
また、駒の名前にふりがながふってあるので、小さい子どもも駒の名前をおぼえられるように工夫されています。
ルールや戦法の解説書もついていて、親子の将棋にもってこいの商品です。

親子で将棋を楽しむには

子どものペースに合わせよう

はじめは駒を並べるのも、こどもにとっては難しいものです。でも全部パパママが並べるんじゃなく、「同じように並べてみよう」と誘ってみてください。
対局中は子どもの表情をよく観察して、じっくり考えているときはパパママも黙って待ちましょう。また子どもが飽きはじめたら「これがとれるよ」などさりげないヒントを言ったり、「パパ負けそうだよ」など言葉のやりとりも楽しんでみましょう。

会話を楽しもう

将棋をしながら、少し将棋とはなれた話題も、頭の休憩や切り替えに良いかもしれません。園での様子を聞いたり、仲の良いお友だちの話しをしたりと、リラックスした中で思わぬ本音などが聞けるかもしれません。じっくり考える将棋ならではの、ゆったりとした空気も楽しんでみてください。

挨拶はしっかりと

親子の将棋とはいえ、はじめにお互いで「お願いします」の挨拶を言いましょう。負けたと判断したときに負けた人が「まいりました」と言うことも大事です。終わった後にみじかくても内容を振り返って最後に「ありがとうございました」とお互い挨拶してしめる。この3つの礼は親子で一緒に成長する上で大きな糧となりますので大切な習慣にしましょう。

親子で将棋を楽しもう!

藤井四段の活躍もあり、今は空前の将棋ブームです。
将棋の魅力は知育面でもたくさんありますが、子どもが小さいうちに将棋を覚えて楽しむことで親子のコミュニケーションの幅も広がります。将棋を通して親子で成長できたら良いですね。
これをきっかけに親子でぜひ将棋を楽しんでみてください。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

岩崎秋親 岩崎秋親  入間川で生まれ育ち子どもと自然を楽しむ3児の父親です。