2018年7月16日 公開

正しいお箸の持ち方とは?子どもと練習する時のポイントやお箸の選び方

子どもに正しいお箸の持ち方をどう教えたらいいか、悩んでいるパパママも多いのではないでしょうか?また、すでにお箸を使っているけれど、持ち方が間違っている場合も少なくありません。正しいお箸の持ち方、また間違った持ち方を上手に矯正する方法について解説します。

お箸の正しい持ち方

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akiyoko / Shutterstock.com
まず、お箸の正しい持ち方や動かし方を確認しておきましょう。

基本的な持ち方

大人でも、間違った箸の持ち方をしている可能性が意外と高いもの。子どもに教える前に、パパママも正しくお箸を持てているかチェックしておくことも大切ですね。

1. まず1本、親指、人差し指、中指を使って、えんぴつ握りで持ちます。
2. もう1本を、親指の付け根部分から、親指と薬指の間に差し込みます。

親指と人差し指の谷間にしっかりと下のお箸を挟みこむことが、美しく安定して持てるポイント。お箸の頭から3分の1あたりに親指が当たるように持つと、バランスよく持つことができますよ。

物をつかむときの動き

正しく持つことができたら、下のお箸は動かさないようにして上のお箸を上下に動かしてみましょう。親指は動かさずに支える役割、人差し指と中指ではさんだお箸を数字の1を描くように動かすことがコツです。

動かし方がわからない方は、こちらの動画を参考にしてみてくださいね。

正しいお箸の持ち方

子どもへ教える際にとても参考になります。パパママにぜひ観てもらいたい動画です!

お箸を使うときのマナー

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karelnoppe / Shutterstock.com
お箸を使うときはマナーも大切です。わざわざ教えるのは面倒だなと感じるかもしれませんが、お箸のマナーは、食事をともにする人と楽しい時間を過ごすための気配りでもあります。

子どもがやってしまいがちな、お箸を使うときの日本のタブーをご紹介しましょう。

噛み箸

お箸の先を噛むこと。

くわえ箸

お箸を口にくわえること。

刺し箸

料理にお箸を突き刺して食べること。

迷い箸

どの料理を食べようか迷い、料理の上でお箸を動かすこと。
他にも、箸で茶碗等を叩く「叩き箸」や、ご飯に箸を突き刺す「立て箸」など、子どもがついついやりがちな箸の使い方もタブーなので、気を付けましょう。

子どもの手に合ったお箸を使わせる

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Gansstock / Shutterstock.com
子どものお箸は、サイズもさまざまです。合わない長さのお箸を使っても、なかなかうまく持てるようになりません。

親指と人差し指を直角に広げて、両指を結んだ長さの1.5倍の長さが使いやすい長さです。

一般的に、身長100cm以下の子どもなら13cm、100〜110cmなら14.5cm、110〜120cmなら16cmのサイズを目安にするとよいでしょう。

よくある間違ったお箸の持ち方

子どもだけでなく大人もやってしまいがちな、お箸の間違った持ち方をご紹介します。正しく持てていると思っているパパやママも、自分の持ち方を改めて確認してみませんか?
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BlueOrange Studio / Shutterstock.com

握り箸

お箸をぎゅっと握りこむ持ち方です。お箸を握ってしまうので料理を掴むことができず、フォークのように刺して使ってしまいます。

クロス箸

お箸を持った部分でクロスしてしまう持ち方です。2本のお箸が交差しているので料理を挟むことが難しく、小さな物を掴めません。

子どもにお箸の持ち方を教えるときのポイント

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No-Te Eksarunchai / Shutterstock.com
正しいお箸の持ち方を教えたいあまり、食事中に口うるさくなってしまい、子どもも楽しみなはずの食事が嫌になってしまっては問題です。

教えるタイミングは、子どもがお箸に興味を持ち、スプーン・フォークを正しく持てるようになってから。ピースサインができるようになると、指先を上手に使えるようになってきた兆しです。また運筆(鉛筆の動かし方)ができると、よりスムーズに。それから、お箸の練習をはじめるとよいでしょう。

まずは焦らずに、食事中ではなく、最初はおままごとなど遊びの中で教えるとよいでしょう。少しずつ使えるようになってきたら、すべりにくいテッシュペーパーを丸めたものや小さなおもちゃを掴んで練習するとよいですね。

間違った持ち方をしている場合の矯正方法

すでに間違った持ち方をしている子どもの場合は、少しずつ矯正してあげましょう。正しい持ち方を教えるときと同じように、口うるさくなりすぎず焦らないことが大切です。

間違った持ち方の矯正に、おすすめな方法をご紹介しましょう。

輪ゴムを使った方法

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身近な輪ゴムを使って矯正する方法です。

右手の薬指の第一関節に輪ゴムを巻きつけて、下のお箸を固定します。それから、親指と人差し指、中指の3本だけを使って上のお箸を動かします。

下のお箸の位置が固定され、上のお箸だけに意識を集中できるので、動かしやすくなり、子どもにおすすめの方法です。

輪ゴムをきつく巻きすぎて、血が止まらないように注意してくださいね。

矯正器具を使った方法

お箸を正しく持てるように、指を固定するための矯正器具や矯正箸も多く販売されています。

指を入れる輪っかやフックがついていたり、指の置き場所がわかるようにくぼみがついているタイプなどさまざま。使う年齢やどの程度お箸を持つことができるのかに合わせて、選ぶとよいでしょう。

おすすめの矯正器具5つ

正しいお箸の持ち方を教える前に、矯正器具を使ってみるのもおすすめです。さまざまな特徴や種類、機能があるので、子どもに合わせて選びましょう。

また左利き用のトレーニング箸もあるので、購入する場合は、きちんとご確認を!

リングに指を入れるだけで簡単矯正

Amazon.co.jp: エジソン 子ども用はし エジソンのお箸2 右手用 (入学~成人女性が対象) リングに指を入れるだけ!: ホーム&キッチン (104158)

 商品名:子ども用はし エジソンのお箸2
メーカー:エジソン
はじめてのお箸におすすめ。リングに指を入れるだけなので、小さな子どもでも簡単に使えます。
わが家の兄弟もお世話になりました。

自然に持つ感覚がつかめる

Amazon | ののじ はじめてのちゃんと箸 SS (16cm) グリーン | ベビー用はし | ベビー&マタニティ 通販 (104160)

 商品名:はじめてのちゃんと箸
メーカー:ののじ
自然なお箸の持ち方に近く、開閉をサポートするバネがついているので、小さな子どもでも使いやすいのが特徴。

上達度に合わせて、器具を変更できるので長く使えます。

正しいお箸の持ち方を忠実に再現できる

Amazon.co.jp : イシダ 矯正箸 ちゃんと箸 こども用 16.5cm 右利き : ホーム&キッチン (104162)

 商品名:ちゃんと箸
メーカー:イシダ
正しい支点や持ち方をシリコン部分が、サポートしてくれます。使いなれたら、シリコン部分を外して普通のお箸につけることも可能です。

大好きなキャラクターと一緒にお箸の練習ができる

Amazon.co.jp : スケーター DX トレーニング箸 子供用 練習箸 ケース付 スヌーピー PEANUTS ADXT1S : ホーム&キッチン (104164)

 商品名:DX トレーニング箸 子供用 練習箸 ケース付
メーカー:スケーター
持ち運びにも便利な、ケース付きのトレーニング用お箸です。3つのリングに指を通して、正しい持ち方を学べます。

指の形に沿ったくぼみが正しい持ち方を導く

Amazon.co.jp : イシダ しつけ箸 三点支持 日本製 天然木 子供用 18cm : ホーム&キッチン (104660)

 商品名:しつけ箸 
メーカー:イシダ
見た目には普通のお箸と変わりませんが、マークやくぼみに指をあてがうだけで正しく持てる矯正箸です。うるし仕上げの大人っぽいデザインが、パパやママと同じものを使いたい子ども心をくすぐります。大人用の23cmと子ども用18cmがあります。

親子で正しいお箸の持ち方を学ぼう

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Tom Wang / Shutterstock.com
どんな場面でも自信を持って食事ができることは、大人でも大事なこと。子どもにお箸の正しい使い方を教えるために、まずはパパママがお手本となる、お箸の持ち方をマスターしましょう。この機会に、改めて正しい持ち方や使い方をおさらいを!

お箸が正しく持てると、食事の時間ももっと楽しいものになります。また子どもが社会人になってからも、お箸の使い方が美しいことは、きちんとした印象を相手に与えることにもつながり、将来的にも大いに役立ちます。

最初は矯正器具を使って、正しい持ち方の練習からはじめると良いですね。

また、お箸は専門店で揃えるのもオススメです。人気の兵左衛門はオンラインショップもあり、伝統の塗りのお箸から、無理なく正しくお箸が持てるように開発された「矯正箸」、子ども箸、親子箸、子供のひらがなを名入れしたものなども購入できます。お食い初めにも使えるのでベビーギフトとして出産祝いにもオススメです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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みすみぞのいずみ みすみぞのいずみ  九州在住、フリーランスのライター。 2012年と2014年生まれの2男児の母です。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づきました。少ないモノで暮らしたい私と、たくさんおもちゃが欲しい子どもたちとのせめぎ合いの日々です。