2017年01月08日 公開

神様にお供えした鏡餅。鏡開きと子どもに人気のお餅メニュー

お正月に神様にお供えした鏡餅。鏡開きをしたら、子どもたちの大好きなお餅メニューでしっかりおいしくいただきましょう。子どもたちがいろいろな行事に興味を持ってきたら、鏡開きの意味なども教えてあげるといいですね。

お正月に神様にお供えした鏡餅。鏡開きをしたら、子どもたちの大好きなお餅メニューでしっかりおいしくいただきましょう。子どもたちがいろいろな行事に興味を持ってきたら、鏡開きの意味なども教えてあげるといいですね。

年神様にお供えした鏡餅。鏡開きとは?

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新年を迎えるお正月。その年の年神様をお迎えする大切な行事でもあります。お供えする鏡餅は、年神様のよりどころ。
鏡開きとは、お迎えした年神様をお見送りして、お正月の区切りをつけることです。
鏡餅を開き、年神様の力の宿った鏡餅を家族みんなでいただくことで、その力を授かり、その年の無病息災をお祈りします。
鏡餅は、神様の宿った大切なお供え物なので、刃物を使って切ると縁起が悪いと言われています。

鏡開きのタイミングは1月11日

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鏡開きは、一般的にお正月を終えた1月11日に行います。
鏡餅は、年神様が宿る場所です。1月7日までの松の内と呼ばれる、門松などのお正月のお飾りを飾っておく期間、すなわち年神様がおうちにいらっしゃる期間は鏡餅を食べてはいけません。
地域によっては、松の内が15日までとされるところもあり、15日や20日に鏡開きをする習慣の地域もあります。
また、鏡開きをせずにそのままにしておいたり、食べずに処分してしまったりすると、年神様のご利益に授かれないと、古くから考えられてきました。

伝統的な鏡開きは、硬くなった鏡餅を木槌で

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最近では、あらかじめ切り餅がパック詰めされた鏡餅を用いるご家庭も多いかと思います。
古くからついたお餅で作られた大きな鏡餅は、切腹などが思い浮かぶ刃物で切ってはいけないとされており、木槌や金槌で少しずつ叩きながらひびを入れて開いていました。
また、「割る」という言葉は縁起がわるいので「開く」という表現の仕方になりました。
木槌などで開く場合、かなり乾燥してからでないとお餅が上手に開けません。
そういった場合は水に浸けておいて、手でちぎった後に調理します。小分けパックになった鏡餅も刃物で切らないようにしましょうね。

どうしても木槌や手で開けないときは、、、包丁で切りましょう。ただしケガをしないよう気をつけてくださいね。

簡単で甘くておいしい!お餅入りお汁粉

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刃物を使わないお餅料理で、子どもたちにも人気な甘くてあったかいお汁粉。缶詰やパック詰めで購入できるつぶあんや、こしあんを使って簡単にお汁粉やぜんざいで無病息災!

あんことお水をお鍋に入れて煮立たせ、トースターで軽く焼き目をつけたお餅をいれて、お好みの硬さになるまで煮詰めます。寒い日のおやつにもぴったりですよね。

乾燥したお餅でおいしい「かきもち」

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お供えしている間に乾燥したお餅を手でパキパキと割って、油であげたらおいしい「かきもち」「おかき」に変身。こどもも大好きなおやつになります。
味付け例は……
カレー粉+塩
シナモンシュガー
醤油+砂糖
塩+青のり

1cm程度に割ったお餅を乾燥させ、170℃程度に温めた油でこんがりきつね色になるまであげたら、熱いうちにさっと味付けをするだけの簡単でおいしいおやつ。子どもたちにもとっても人気です。

お正月の締め行事でもある鏡開き

小さな頃から一つ一つの行事の意味を知るのは、とても大切なことですよね。鏡開き年神様の力をおいしくいただいて、今年も無病息災、元気に過ごしたいですね。子どもたちの大好きなお餅レシピと一緒にぜひ楽しんでみてくださいね。

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この記事のライター