2020年07月29日 公開

【おうち英語】発話を促すNo.1おすすめゲーム「BRAIN QUEST」

自宅で英語学習ができるおもちゃはたくさん買ったのですが、その中で「最も学習につながる!」と実感したおすすめのカードゲームをご紹介します。英語の発話機会を増やしたい人はぜひ使ってみてください!連載【小1から英検チャレンジ】vol.30です。

自宅で英語学習ができるおもちゃはたくさん買ったのですが、その中で「最も学習につながる!」と実感したおすすめのカードゲームをご紹介します。英語の発話機会を増やしたい人はぜひ使ってみてください!連載【小1から英検チャレンジ】vol.30です。

おもちゃなら手軽に英語に触れられるけど……

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英語関連のおもちゃは世の中にたくさんあります。こうしたおもちゃを通して、遊びながら英語ができるようになれば、という夢のようなイメージを膨らませがちですが……。

英語のおもちゃを与えただけで英語ができるようになるわけがありません。

これは子どもに、数多くの英語おもちゃを与えてみてしみじみと実感したことです。

イマイチだったおもちゃ1:押すと英語の音声が鳴るもの

ネイティブの音声で英語を聞くことができます!というおもちゃ。わが家にもそのタイプのいろいろなおもちゃを用意しました。

最初は興味津々で積極的に触ります。自分でどんどん触って音が出るボタンや音声が出る仕掛けを探すのです。

もちろん悪くないです。ネイティブの音声を真似して発音したりすることもあるでしょう。ただし、割と早い段階で飽きてしまいます。

イマイチだったおもちゃ2:英語かるた

英語を始めたばかりのお子さまには、名詞を覚えるのに英語かるたで遊ぶのは楽しくて良い方法だと思います。

イメージと英単語が結びつきやすいのでたくさんの単語を覚えられるでしょう。子どもは記憶力が良いので、親が驚くほど数多くの英単語を覚えます。

ただ、それだけでは英語を身につけるレベルに引き上げることはできないと思います。

名詞だけではなく動詞や形容詞などを合わせて知っていかないと、英語の読み書きおよび「会話」には結びつきません。

英語学習の悩み

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娘のミヤピーは英会話教室に通っていた時期もありました。

しかし、アルファベットや簡単な単語がわかるようになっても英語を「話す」ということは全くできませんでした。本当に挨拶程度でした。

英会話教室では先生の言うことをリピートしていたようです。ただ、家に戻ると多くを忘れてしまって、英語の発話はほとんどありません。

先生の言葉をリピートするのではなく、自分の考えを英語で伝えることは本当に難しいこと。自宅学習に切り替えた後、少しでも「発話」を促すにはどうしたらいいか考えていたのですが……。

とてもすばらしいゲームに出会いました!

BRAIN QUESTとは?

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書店で英語学習に役立てられるようなものを探していたときに、「書店のおすすめ」として紹介されていたのが「BRAIN QUEST」です。

見本が置いてあったので手にとって見たところ、私が求めていた「発話を促す」要素がたっぷり盛り込まれているではないですか!これは良いと思い購入してみました。

簡単に言うと、英語で書かれた質問カードで​​す。

さまざまなジャンルの「質問」が書かれており、それに答えてもらう形で英語の学習ができます。いくつかのレベルに分かれており、対象年齢の目安が書いてありますが、英語圏の子どもの年齢なので注意してください。

私は、ミヤピーの英語力に合わせてgrade1のBRAIN QUESTを購入しました。

BRAIN QUESTの遊びの内容

BRAIN QUESTは、1セットになんと750個の問題があります!

Grade1の場合は

・語彙
・数
・言語
・科学
・雑学

の5ジャンルから問題が出されます。

カード1枚あたり、これら5ジャンルから1つずつ計5個の問題が記載されています。いずれも簡単な英語で出題されます。

例えば

「Spell the word that means the opposite of ‘yes’」

と言う問題。

「Yes」の反対の意味の言葉は何?という内容です。

答えは「No」です。

BRAIN QUESTのいいところ

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片付けがラク!

カードはピンで止まっているので、バラバラにならず片付けがラクです!

トランプなどのカードゲームは遊んだ後に片付けるのも大変ですし、カードを無くしたりする可能性もあります。BRAIN QUESTならばその心配はありません!

持ち運びにも便利です。

初めてのリスニングとスピーキング練習にぴったり!

質問が簡単で短いので、英語が苦手な親が読み上げるのも容易です。

質問も「What」など疑問詞が使われていますし、形容詞などもたくさん使われているので「英単語」ではなく「英文」に触れるきっかけになると思います。

最初は質問の意味もわからないかもしれませんが、ジェスチャーや少し日本語を混ぜながら繰り返していくとだんだん理解できるようになると思います。

お子さまが質問に答えるとき、初めは単語で答えることが多いかもしれませんが、徐々にセンテンスで答えられるように誘導していくと良いでしょう。

問題数が750個もあるので、飽きることもありません。

ミヤピーはgrade1を購入しましたが、もっと簡単なものも、難しいものもありますのでどなたでも取り組みやすいゲームだと思います。

英語の発話を促して、英語力を磨こう

アルファベットを覚える、名詞を覚えるといった部分までは容易ですが、その先が難しい「おうち英語」。わが家にとってBRAIN QUESTは、その行き詰まりを突破するきっかけになりました。個人的に一番おすすめの「英語おもちゃ」です。

次回もお楽しみに!

■執筆者プロフィール

ママミーヤ
フルタイムで働く1児の母。ワーキングママ×保育園児で塾に通うことなく小学校受験をパス。英語学習は子どもが0歳の頃から聞き流しを開始。小1で英検5級・4級に、小2で3級・準2級に、小3で2級に合格。現在準1級を目指し英語学習を継続中。連載【小1から英検チャレンジ】では、自宅でできる子どもの英語学習法を紹介しています。小学校受験の経験を綴ったコラムはコチラ→連載『お受験』はじめました!

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この記事のライター

ママミーヤ
ママミーヤ

フルタイムではたらくママ(時に数日にわたる徹夜あり)。 会社員から脱却し、フリーランスになるが前より忙しくなる誤算に悩む。 0歳から保育園に通う娘が一人。昨年、塾なしで小学校受験に挑戦して無事に入学。 0歳からの幼児教育・お受験の勉強を自宅で行うためのコツ・時間のやりくりなどをお伝えします!