2018年10月23日 公開

親子の成長が見える化できる!子どもの写真、絵・作品の飾り方

スマホやデジカメで撮った写真、幼稚園や保育園などから持ち帰った絵や工作、どうしていますか?今回は飾り方を特集。家に飾ることで、子どもが喜ぶ、成長が見える、自己肯定感を育めるなど親子に起きる嬉しい効果や変化とその理由をお届けします。連載「イクロク」10回目です。

子どもや家族の写真、絵・作品を飾っていますか?

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日々溜まっていく、園から持ち帰ってくる作品やプリント写真(デジタルデータを購入できないものも)。整理や保管も大変ですよね……。
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インテリアがごちゃごちゃする、生活感が出すぎる、そのままだとダサい、来客があった時に気恥ずかしい……そもそもそんな時間が無い。さまざまな理由で、子どもや家族の写真、絵や作品を飾っていない、あるいはフォトスタジオで撮ったものを1枚飾っているだけでその後更新していない、そんな方も多いのでは。

どうせ飾るなら、インテリアにマッチする、生活感を出さないおしゃれな飾り方を知りたい要望が多いと思いますが……。実は、そこまでおしゃれじゃなくてもいいのでは?美しいバランスと調和を保った部屋をキープすること、子どもが小さいうちは、そんなに大事でしょうか?

SNS映えするオシャレなインテリアの方が、家族が落ち着き、安定した気持ちでいられるなら、それはそれで重要なことですが、幼少期はもっと優先してもいいことがあるように思います。

筆者も、子どもがつかまり立ちするくらいまでは部屋のなかで使う色数にもこだわり、シンプルでおしゃれなインテリアをキープしたいと思っていました。飾る写真や絵も、センスの良いものやインテリアに調和するものじゃなくちゃ嫌だったし、どうせ飾るならステキに飾りたかったのです。

でも、今はそもそも、部屋中にカラフルなおもちゃや工作品が大量に散らばっています。子どもが音や傷を気にせず、のびのびと遊べるように床に敷いたクッションマットをはじめ、自分の美意識にはあっていないものばかりです……。が、今はもうそれでいいと思っています。壁や棚のあちこちに娘の作品が乱雑に飾られていますが、子どもの成長にも、自分の心の安定にも、その方がいいことがたくさんあったからです。
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まだ娘が歩かなかった時(生後6カ月頃)は部屋が本当にシンプルで綺麗でした…。
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海外の習慣から家・オフィスに家族写真を飾る理由を考える

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フォトフレームは結婚祝い、出産祝いの定番品でもありますね。0歳の赤ちゃんは毎月の成長が早いので1年の成長を振り返られるこんなフォトフレームもおすすめです。
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海外のテレビドラマや映画などで、壁いっぱい、あるいはオフィスのデスクにズラーッと家族写真を並べて飾っているシーンを見たことはあるでしょうか。

写真を飾ることで、家族の絆を強くする、家族の歴史がわかるなど、さまざまな理由があるようです。海外ドラマでは、来客に写真を見せながら過去の最高の思い出を語るシーン、あるいは家族が喧嘩した際に「この時の幸せや絆を思い出そう」と呼びかけるシーンも多く見かけます。

しかし、「家族自慢」と捉えてやっかむシーンもあるので、実際は賛否両論あるのでしょう。が、それでもそこから会話が広がることも多いようですし、家族ファーストであることを周囲に伝える、自分にとって一番大事なものは何かを常に認識するなどの理由があるようです。

ちなみに、結婚式や赤ちゃんが誕生した際に贈るフォトフレームは、シルバーのものが定番ですが、なぜ定期的に手入れが必要な銀という素材をわざわざ選ぶかというと、磨くたびに家族の思い出を見つめ、振り返る機会を作れるからという話もあります。

住環境も職場環境も文化も大きく異なる日本で、同じことはなかなか真似できませんが、日々の幸福度を高める、家族が仲良くすごすためのヒントがあるのではないでしょうか。

我が家でも、ウエディングフォトを寝室の高いところに1枚だけ飾っていたのですが、思った以上に家族に大きな影響を与えていることに気づきました。特に娘は一時期、かなり大事な写真だと感じていたようです。日常生活で、時々、最高に幸せだった瞬間を思い出すこと、娘が親のそんな姿を見ることって結構大事なことなんだな、と思いました。

実際に子どもの作品や絵を飾ってから見えてきたこと

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3歳5カ月のクリスマス。自分で描いたクリスマスの絵を貼ってほしいと言われ、マスキングテープで囲って後ろの壁面に貼りました。
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わが家では、娘が2、3歳になった頃から、絵をよく描くようになりました。それを娘がよく見える位置に飾るととても喜ぶように。最初は、インテリアに合うものをなじむように飾り方も工夫して飾っていたのですが、それを真似して、セロハンテープやマグネットであちこちに自分の作品を自分で飾るようになりました。

最初は、それがかなり適当で汚い感じがしたので、後でこっそり剥がしていたのですが…。それに娘が気がついた時、とても悲しみ、怒るように。そこで改めて何が優先がよく考えたのです。

娘は、自分の成果が認められたようで嬉しい、という、まず自己肯定感を高められる意味があります。住まいに何かしら自分の痕跡を残し、暮らしに参加しているという喜びもあるようです。また、眺めているうちに、さらにこうしたい、こうやってみたらどうかというアイデアが湧き、向上心にもつながるようです。

また、飾ると決めた作品は大抵自信作です。飾り終わった後はとても得意そうで満ち足りた表情を見せます。

親も、日常生活の合間に、飾られた作品を眺めることで、娘の成長過程がよく意識できるようになりました。あまり変わらないように見える、今描いている線や形もふと壁にある絵と比べると違いがはっきりするのです。

また、その時は気づかなかった、作品の細かいところの描き込みや意味に気づく事もあります。

それからは、なるべくそのままにしておくようにし、新しい作品と交換したい時には相談し、許可を取るようにしています。

子どもの写真、絵・作品の飾り方

写真や絵を飾る効果や意味が見えてきたところで、では、実際に飾るなら、どこにどうやって飾ると良いのでしょうか。なるべく手軽で簡単に、そして”おしゃれ”にできる方法を幾つかまとめてご紹介します。

どこに飾る?

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わが家では立体物を置けるスペースは限られているので玄関の靴箱の上も、持ち帰ってきた作品を一定期間飾る場所に。
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お部屋のどこに飾るのが良いでしょうか。

リビングの壁に飾る場合は、ソファの上のスペースが定番です。タンスやチェストなどの家具の上にフォトフレームや作品を並べる、その上の壁を利用するのも良いですね。

子ども部屋や寝室に飾る場合は、寝ている時に頭の上に落ちてこない位置、あるは落ちても問題ない軽さや素材ということだけ気をつけましょう。

階段や廊下をギャラリースペースにしたり、玄関に花や季節の飾りと一緒に子どもの作品を飾ったりするのも良いですね。

風水を気にする方も多いかもしれません。一般的にトイレなどの水まわり、玄関に家族写真を飾るのはあまり良くないといわれているようです。

どうやって飾る?

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ダイソーやセリア、キャンドゥなど100円ショップにも可愛いフォトフレームがたくさん販売されています。同じものを複数購入して並べて飾るのも素敵です。自分で好きな色に塗るのも良いですね。
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特に賃貸の場合は、飾る場所と方法が限定されることも。ピクチャーレールを利用する、壁に傷をつけない接着テープを利用するなどさまざまな方法があります。

写真は、写真立て、フォトフレーム、絵ならピクチャーフレームや額縁を利用するのが一般的です。ディスプレイがついたデジタルフォトフレームも便利ですよね。

複数の写真が入るフレームを使う、フォトフレームを手作りまたはデコレーションするだけでも印象が異なります。
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マスキングテープやステッカー、フレークシールなどを使ってデコレーションを楽しむのもおすすめです。ちょっとした癒しの時間になりますよ。
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長く飾りたいものは、専門店できちんと額装するのも良いですよ。台紙やマットもきちんとしたものを使い、照明にもこだわると、ギャラリーのように美しいコーナーができます。

カジュアルに飾るなら、代表格は画鋲。コルクボードを使う、ゼムクリップを使って写真や作品を傷つけないようにするのも良いですね。針が細くて、穴が目立たない画鋲が便利です。

または、麻紐やリボンなどに、洗濯バサミやクリップを使ってディスプレイする方法も。紐やクリップの素材や色にこだわれば、おしゃれになります。

マスキングテープや段ボールを使うのも、アイディア次第でぐっと楽しいコーナーができます。

写真アルバムを見開いた状態で飾る、ポストカードにプリントして飾る、スクラップブッキングのようにコラージュを楽しんで飾る方法もあります。

パネルにするサービスも多数あります。ファブリックパネル、ポスターにするのも素敵ですね。

飾り方のコツ

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パネルに親子で合作。インテリアの色に合わせた色を選んで描き、3枚並べて飾ることでリズムを整えています。
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インテリアに馴染む、センスが良い飾り方を優先したいなら、こだわるべきなのはとにかく統一感です。ごちゃごちゃ感を出さないためにモノクロに(白黒写真)にする、フォトフレームを部屋のベースカラーやアクセントカラーの色で統一するなどの方法があります。絵画もベースになる色が統一されているものを選ぶ方が良いでしょう。

同じ規格のフレームを3枚使って、横に等間隔で並べる、ハート型、スクエアに並べて飾る方法も。メジャーや定規で測り、マスキングテープなどを使って印をつけてから飾ると綺麗にディスプレイできます。

時間に余裕がある時は是非やってみてくださいね。

写真・絵・作品の選び方

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ちょっとした日々の工作、アルバムに飾る前の写真は透明の袋に入れて、一時的にカジュアルに展示。園や習い事で持ち帰った紙のメダルもここに。麻紐・クリップ・額縁がセットになっていたものをダイソーで買いました。子どもの「これ飾って!」にすぐこたえてあげられます。
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どんなものを選ぶと良いのでしょうか。写真なら、結婚式、誕生の時、誕生日や七五三、入園式や入園式などのイベントの時の記念写真を選ぶ方も多いですよね。習い事の試合や発表会、好きなことで何かができるようになった時のものなど、成功体験のシーンを選ぶのも良いようです。何度も思い出したくなるお出かけのワンシーン、家族が皆写っている写真も良いですね。

絵や作品は、園などで持ち帰ってきたもの、自分でうまくできた!と思うものなど。最初は、親が好きだ!と思ったものでも良いのではないでしょうか。

子どもが、自分で飾って欲しい作品や絵、写真を選ぶようになったらなるべくそれも尊重してあげましょう。

なぜ子どもや家族の写真、絵・作品を飾るの?

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ダイソーで200〜300円でB5〜A3の規格の大きな額が売られています。とりあえずこれに入れるだけでもちょっと立派な感じに。家族が笑顔でいる絵は見るたびに、日々にもっと笑顔を増やそうと思えます。
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子どもにとっては、写真も絵も、飾られること自体が「認められた」ことになるようです。

また、家族の幸せそうな姿、楽しかった体験、頑張った成果が常に「見える化」されていることが重要なのです。自分の成功体験や幸せな家族の姿を毎日の生活で常に意識すること、そのこと自体に大事な意味があるのではないでしょうか。

そして写真や絵はアップデートする、もしくは増やしていくのも大事です。「昔は良かったね」ではなく、今の姿を認めることで、親子共に成長していることが実感できるからです。

親も、怒りが静まらない時、悲しい時に笑顔の写真を見れば、もっと笑顔でいようと思えます。また、頑張ろうと思えることもしばしば。

今は、家の中が多少ごちゃごちゃでも、親子で笑っていられる時間が長ければ、それが一番!と感じています。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

志田実恵 志田実恵  エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。