㈱バンダイの「suna・suna(スナ・スナ)」は子どもたちに人気のキャラクターで型遊びが簡単に作れるのが魅力。砂遊びが苦手なお子さんでも、なじみのある形が作れることが嬉しくて挑戦するうちに、さまざまな遊びを発見したり、創意工夫を学べます。造形力や想像力を養える砂遊びならではのメリットと、実際の様子がわかる体験レポートもお伝えします。
「suna・suna(スナ・スナ)」とは
アニメや映画でもおなじみの、子どもに人気のあるキャラクターの型遊びやフィギュア作りができるのが、子どものモチベーションに。創造性を高めるさまざまな砂遊びの魅力を家の中でも存分に味わうことができます。
砂遊びの知育効果とは
まずは握ったり、つまんだり、叩いたり、すくったり、掘ったり、こぼしたり、かき回したり、混ぜたり…と、感触を楽しむだけでも脳への刺激になります。
また、身近にある道具を組み合わせて、可能性を広げられます。プリンの空き容器に詰めて並べたり、重ねたり、飾ったりと色々なバリエーションも生み出せます。
思うようにできなくても、繰り返し挑戦することを学べ、タイミングやコツを工夫することもわかります。何度も壊せる楽しさ、作り直すことの関係もわかります。
親も一緒に楽しみながら、子どもの気持ちに寄り添って、イメージが膨らむような声かけをし、見本を見せたり、アドバイスすれば普段とは違うコミュニケーションができます。取り合ったり、競争したりするのも社会性や協調性を学べます。
実際に遊んだ親子のレポート!
A:ラプンツェルセット:4歳の女の子
B:妖怪ウォッチすなバトルセット:4歳の男の子
C:アナと雪の女王セット:4歳の女の子
キャラクターが魅力的なので開ける前から子どもがワクワク!
A:最初に箱を見た時から大喜びしました。すぐに「やりたいやりたい!」と飛びつき、箱をうまく開けられなくて、イライラしたほど。型遊びをしているときは、「ラプンツェル♪ ラプンツェル♪ 詰めよう♪ ラプンツェルを詰めよう♪」などオリジナルソングを歌って遊んでいました。
C:アナ雪バージョンを紹介する動画を見てからおもしろそうだと思ってお休みの日に遊ぶのを心待ちにしていました。型を見て「エルサのお城だ!」と喜んでいました。
砂が散らからないようにするための工夫!
A:レジャーシートを床に敷き、砂は大きな洗面器を用意してその中に。子どもは体温が高いせいか砂が身体中に付いたので、遊びながら家の中を歩き回らないように気を付けました(笑)。
B:まずはリビングのローテーブルの上に付属のシートを敷き、動かないようにテープで固定。さらにテーブルの淵から下に砂が落ちるのを防ぐため、細長い棒状のものをテーブルの淵に置きました。
C:親が見守りやすいようにリビングの畳で遊びましたが、机に付属のシートをマスキングテープで固定させ、さらに机と子どもの椅子の下に、食事用のマットを敷きました。
何度も工夫しながら型遊びを
A:最初は、型に砂を入れる量が少なく、すぐに壊れてしまいました。「ぎゅうぎゅうに砂を詰めるとうまくいくよ」と教えると、形があるものができるようになりました。
ラプンツェルやパスカルは、砂をぎっしり詰め、型からそっとはずすのが難しくて、うまく作るには難度が高かったようです。別に用意した、ゼリーカップや砂場遊び用の型に入れて遊ぶほうが簡単で、最初はそちらばかりやっていました。
ラプンツェルのみつあみは高さもなく作りやすかったようで、上手に作って飾り付けをするように。お城の型も、砂をしっかり詰めればくずれないことが分かってからは、うまく作れるようになりました。
プリンカップに砂を詰める時、最初はさらさらと入れるだけだったのが、スタンプで上からぎゅっと押し付けて砂を固めようとしているなど成長も見られました!
親が作ってみましたが、アナやエルサはしばらくすると、顔から崩れ落ち…。その様子がはかなくも、おもしろかったので、子どもと一緒に笑いました。
お城は「エルサのお城だ!」と喜び、型は上手に抜けて嬉しそうでした。ただし、軽く砂をつめるだけでは、城の先端部分が欠けてしまうことが分かったようで、しっかりつめてから、型を抜くようになりました。
どんどんいろんな遊びを発見!
A:砂のぐにゃあと崩れる感覚がおもしろくて、子どもはオオウケしていました。子どもと大人がほぼ同時に人形を作り、どっちが先に崩れるか競争したりして遊べました。
バケツに入れた砂に、セットに付いている飾りパーツの花を埋めて「どーこだ?」と言うゲームも考え出しました。自分で埋めた場所を忘れてしまうこともありましたが…。
さらに、飾りパーツの花を具に見立ててお料理遊び。砂をプリン型に入れ、花も加えて炊き込みごはんにしたり、ガチャガチャの丸い容器に砂をつめておにぎりを作ったりしました。型はめしたものに花を飾ってケーキも作りました。
砂を「魔法の粉」に見立てて、作ったラプンツェルや型にふりかけて遊んでいました。その最中にラプンツェルがくずれると、「魔法のせいだ~」と言って喜ぶ場面も。
ほかにも、形を作ったものを積上げたり、人形やほかのおもちゃも組み合わせてごっこ遊びをしたりと、自発的にどんどん工夫して遊べました。さらに、敷き詰めた砂にビー玉を埋めたり、それで丸い穴をたくさん作ったりも。割り箸を指して遊ぶこともありました。
粘土細工の型抜きを使ってみると、粘土では出せない、立ち上がりがきりっとした分厚い型抜きができて、喜んでいました。
外の砂遊びとくらべて利点がいっぱい!
A:砂場が使える公園が近隣に少ないため、あまり一緒に遊んだことはありませんでした。公園の砂は衛生面での不安がありますが、国内加工で身体に安心な素材であるところがいいと思いました。娘も「また遊びたい!」と楽しんでいるようです。
B:公園で遊ぶには暑さや寒さ、天気、距離に時間帯、さらに汚れなど気になりますが、家だと快適な空間でいつでも遊べるのが良いですね。ちょうど子どもが風邪を引いていて外に出したくなかったので助かりました!
C:机の上という視線に近い位置で遊べるので、公園や海の砂遊びとくらべて、工作や粘土細工に近いイメージで遊ぶことができますね。