2019年3月18日 公開

親子で楽しくリズム遊び!得られる効果とオススメ曲

おうち遊びの一つして、音楽リズム遊びを取り入れたいと考えているパパママも多いのでは。リズム遊びは、親子で楽しく遊べるだけでなく、子どもの成長にとてもいい影響を与えます。リズム遊びの効果やおすすめの曲をご紹介します。

音楽リズム遊びとは

gpointstudio / Shutterstock.com

音楽リズム遊びとは、メロディに乗せて体を動かす活動のことです。音楽を教育に取り入れる方法として「音育」という言葉で説明されることもあります。

子どもたちは、音楽やリズムにあわせて元気に体を動かすのが大好きです。そして、リズム遊びは脳に刺激をたくさん与え、体力やリズム感、感性、音感、心など子どもの成長に欠かせないさまざまな要素を伸ばすことができる遊びです。

赤ちゃんの頃から豊かな感性を身につけるための遊びを取り入れることで、自分の気持ちを上手に表現する力を身につけることができます。「表現力」や「感性」は、言葉で教えようと思っても難しいもの。これらを楽しみながら身につけられるとあれば、やらない理由はありませんよね。

我が家でも、子どもが0歳のうちから公民館の講座やリズム遊び教室に積極的に通うようにしていました。

リトミックとの違い

Fh Photo / Shutterstock.com

リズム遊びについて、「リトミックとはどう違うの?」と思われた方もいるかも知れません。この2つは違うものではなく、リズム遊びを取り入れた教育法の一つが「リトミック」です。リトミックは、スイスの作曲家エミール・ジャック・ダルクローズによって誕生しました。身体表現を通して、音楽を表現し、理解する能力を発達させ、心身の豊かな発達を目指すことができます。

幼稚園や保育園でも、リトミックを取り入れているところは多いですね。

リズム遊びにはどんな効果がある?

Warut Chinsai / Shutterstock.com

リズム遊びを取り入れると、次のようなさまざまな効果が見込めます。

・感性が豊かになる
多彩なメロディを聞き、ピアノをはじめとするさまざまな楽器に触れ、自由に感じたことを表現することで、豊かな感性を育むことができます。決められた振りを踊るだけでなく、音楽に合わせて動物の動きを真似するのも立派なリズム遊びです。最初は模倣からはじまり、徐々に自分らしさも表現できるようになります。

・親子の絆が深まる
リズム遊びは、音楽教室や保育園でも行う遊びですが、赤ちゃんの頃からお家でもできる遊びです。赤ちゃんの頃は一人でリズム遊びはできませんから、必ず親子のふれあいがセットとなります。小さい頃からリズム遊びを行うことで、親子で楽しい時間を共有する機会が増え、親子の絆が深まります。

・言語能力が高くなる
音楽や歌に触れることで、さまざまな言葉やメロディ、リズムに触れることになります。さまざまな要素が絡み合っているメロディを耳にすることで「聴く」能力が鍛えられ、それが言語の理解にも繋がります。我が家の娘は、リズム遊びが上手になった頃から、語彙や言葉のオウム返しが格段にうまくなりました。音楽と言語能力の関係性を実感しています。

・運動神経の発達に役立つ
音楽に合わせて体を動かすことで、楽しみながら運動能力を伸ばすことができます。リズム遊びを子どもと一緒に行うとわかりますが、リズムに合わせて立ったりしゃがんだり、手を叩いたりと、思っている以上に全身の筋肉を使います。大人が音楽教室で子ども一緒に本気で楽しむと、筋肉痛になるほどです。無理なく筋力もつく、一石二鳥のおうち遊びです。雨の日や外に出られないときにもぴったりですね。

・集中力を養う
音楽に合わせてリズムを刻むには、音の変化を捉える必要があります。そのために集中して音楽を聞くため、自然と集中力が養われるといわれています。

親子でリズム遊びを楽しむには

Oksana Kuzmina / Shutterstock.com

リズム遊びを本格的に取り入れたいとき、リトミックに力を入れている園や音楽教室に通わせるだけが方法ではありません。自宅でも十分に楽しくリズム遊びを行うことができます。

リズム遊びについて学んだ経験のないパパママでも、簡単にリズム遊びを取り入れるための方法をご紹介します。

アプリを活用する

筆者も一番簡単で便利だと思って活用しているのが、リズム遊びに特化したアプリです。子どもは親のスマホを触りたがりますが、知育にもなるリズム遊びアプリであれば、罪悪感なく一緒に楽しめる気がしています。また、外出先でぐずったときにもすぐに夢中になってくれるので、重宝しているツールの一つです。

例えば、0~3歳向けにいろんな音や反応を楽しめる「タッチ!あそベビー」、Eテレのキャラクターと一緒にリズム遊びができる「おやこでリズムあそび」、アンパンマンと一緒に楽器を演奏したりリズムで遊べる「うたって!おどって!アンパンマン」などは、スマホに入れているママ友も多いです。

ピアノ楽譜や本を参考にする

ピアノやキーボートがご自宅にある場合は、楽器店で楽譜を買ってパパママが演奏してあげるのもおすすめ。保育士さんのようにうまく弾けなくても、大好きなパパママが演奏してくれるとなれば、子どもは大喜びです。筆者も小学校までしかピアノを習っておらず、なんとか楽譜が読める程度の演奏力ですが、簡単な楽譜(右手はメロディーのみ、左手は単音か和音のみなど)を選べば大丈夫でした。

それに、正しくメロディが弾けなくても、工夫次第で遊べるのがリズム遊びのいいところ。高い音を繰り返すと「キラキラ」というイメージになりますし、低い音をどーんと鳴らすと暗いイメージになります。歩くテンポと走るテンポを分けて弾くだけでも、自宅が簡単に音楽教室に変身です。

CD、動画などを活用する

楽器の演奏は難しい!という場合は、CDや動画などをフルに活用しましょう!子どもと音楽を聞きながら、パパママも一緒に楽しんでくださいね。大好きなパパママと一緒なら、子どももさらに楽しくリズム遊びに取り組めると思います。

おすすめのリズム遊びの曲や動画は、次の項目で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

年齢別に人気のリズム遊びをご紹介!

CroMary / Shutterstock.com

年齢別におすすめのリズム遊びをいくつかご紹介しますので、ぜひお子さまと一緒に挑戦してみてください。年齢はあくまで目安なので、自由に取り入れていただければと思います。

最初はうまくできなくても、繰り返すうちに少しずつまねっこが上手になり、できることが増える姿に成長を感じられるはずです。

0歳児

0歳のころは、まだ自分で体がうまく動かせないので、パパママが歌いかけてリズムに合わせて体を触れ合わせるというパターンになります。お気に入りの曲を見つければ、外出先でぐずったときの対処法になるかもしれません。
「らららぞうきん」
耳馴染みのよいメロディに合わせて、赤ちゃんの体をつついたり、さすったり、ひねったりといろいろなふれあいを楽しみます。「チクチク」「ゴシゴシ」「ギュッギュッ」というオノマトペに合わせて行うので、言葉のリズムも楽しめます。

赤ちゃんが喜ぶ手遊びタッチケア 「らららぞうきん♪」Loving Touchcare

「うまは としとし」
首すわり以降の赤ちゃんにおすすめのリズム遊びです。パパママが膝を伸ばして座り、膝の上に赤ちゃんを乗せ、リズムに合わせて揺らします。

うまはとしとし

1歳児

1歳児は、単純な繰り返しや手の振り下ろし、手を叩く動作などシンプルな動きが得意です。歩くのが上手になるので、音楽に合わせて家の中を遊ぶのもおすすめです。

「手をたたきましょう」
年令を問わず人気のわらべうたです。リズムに合わせて手を叩いたり足踏みしたり、楽しく体を動かせます。「泣く」「怒る」「笑う」と後半部分を変えることで、表現あそびもできます。

【手遊び】てをたたきましょう♪

「さんぽ」
音楽教室などでも実践されているので、我が家でも取り入れているのが「さんぽ」に合わせて家の中を歩くことです。拍に合わせて足を動かすだけでなく、
・「さかみち~♪」のくだりではジャンプをする
・「いっぽんばしで~♪」のくだりでは、片足立ちで「おっとっと」とバランスをとる
・「くものすくぐって~♪」のくだりでは、その場でくるくる回る
など変化をもたせると、体の動きのバリエーションも増え、楽しいですよ。

2歳児

「おおきなたいこ」
「おおきなたいこ」と「ちいさなたいこ」が登場する歌で、体を使って大きさを表現したり、手を叩く強さで大きさを表現したりと楽しめます。パパママが歌うときは、大げさに強弱をつけると喜びます。太鼓やタンバリンを使っても楽しいと思います。

親子リトミックで「大きなたいこ」4つの活動例

「あたまかたひざポン」
メロディに合わせて頭、肩、膝を叩く有名な歌です。リズム感を養いながら、体の部位も覚えることができますよ。1歳からでも楽しめる童謡ですが、この動画では後半から手拍子の数を増やしています。「どっちのパターンか?」を注意深く聞き分けるので、集中力アップにも繋がります。

あたまかたひざぽん!【解説付き!おうちでもリトミック!】リズム遊び・2歳から

3歳児(年少)

動物の模倣
メロディに合わせて、さまざまな動物になりきって動きます。この動画ではウサギ・かめ・たぬきになって遊んでいますが、ゾウ、鳥、魚、キリンなどバリエーションは無限大。パパママも一緒になって遊んでみてください。

リトミック(3歳児クラス) 2016年5/11 ⑥

野菜の名前でリズム遊び
身近な言葉をリズムと組み合わせて遊ぶ方法です。これを基本にして、乗り物や動物でも遊べそうですね。

3分間リトミック 「八百屋さん」でリズム遊び編

4歳児(年中)

「はじまるよ」
「はじまるよったらはじまるよ」というリズミカルなメロディに合わせた手拍子と、数遊びを加えたリズム遊びです。いろいろな動物になりきる部分も含まれています。絵本を読む前や、他の遊びにうつる前など、場を切り替えたいときにもおすすめです。園でも保育士さんや先生が活動をはじめる前の導入としてよく使っているようです。

導入の定番手遊び『はじまるよ』

「おーちたおちた」
定番の手遊びの一つです。手拍子に合わせてパパママが「おーちたおちた」といい、子どもが「なーにがおちた」と返します。そしてパパママの返事に合わせてリアクションを取るという遊びです。例えば、「りんご」なら両手でキャッチする仕草、「げんこつ」なら頭を抑える仕草、「かみなり」ならおへそを隠す仕草など。アイデア次第でバリエーションもどんどん広がると思います。

おちたおちた~リズムが楽しい手遊びゲーム!~

5歳児(年長)

「アブラハムの子」
「アブラハムには7人の子~♪」というメロディは、パパママにも耳馴染みのメロディだと思います。歌の部分に合わせて手を叩いたり体を揺らしたりするだけでなく、右手→左手→右足→左足→頭→お尻の順に体全体を動かすことができます。

アブラハムの子(キロロあやののあそびうた)

「BINGO」
マザーグースの英語の歌です。小学校から英語も始まりますし、少しずつ英語の歌に慣れてみてはいかがでしょうか。「BINGO」というリズムに合わせて、手を叩いたり、ジャンプしたりと体を動かしてみてください。

BINGO(ビンゴ) | Mother Goose Nursery Rhymes | 歌付き英語童謡

小学校低学年

カスタネットを使ったリズム遊び
カスタネットなどの楽器も使いながら、拍に合わせて正しく拍子を取る練習をしていきます。例えば、以下の動画では先生の言葉に呼応してカスタネットで応えています。

1年音楽~カスタネット

表現リズム遊び
パパママの掛け声で、いろいろな動物になりきったり、乗り物に乗ったりして、体全体で表現して遊ぶのもおすすめです。これは体育の授業向けの動画ですが、参考にしておうちで取り入れることもできると思います。運動会などで披露されるダンスもリズム遊びの延長といえますね。

小学校低学年体育~14表現リズム遊び:文部科学省

リズム遊びで楽しくおうち知育を

Oksana Kuzmina / Shutterstock.com

リズム遊びは、親子で楽しみながら子どもの能力を高めることができる遊びです。最初はただ曲を聞いているだけだった子どもが、音楽に合わせて体を動かし、いきいきと自分を表現している姿を見ると、成長を感じて思わず感動する瞬間もあるでしょう。

アプリや動画を使うことで気軽にはじめることができますから、ぜひ今日から一緒にリズム遊びに挑戦してみてください。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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海野りんご 海野りんご  宮崎県在住の新米ママです。関西の国立大学卒業後、大阪で就職。結婚を機に宮崎に戻り、フリーライターとして活動。2017年5月に出産し、育児に試行錯誤中!同じ悩み・疑問を抱えるママたちの役に立つような記事が書けるよう、日々アンテナを張っています!