2018年05月30日 公開

男子御三家とは?中学受験を考える男の子のパパママ必見!

お子さまの今を考えるのも大切ですが、先々を見据えることもやはり重要です。中学受験を検討するなら、受験予定校の情報収集は不可欠。特に名門と名高い、「男子御三家」はチェック済みでしょうか?この記事では、男子御三家と呼ばれる学校をご紹介します。

お子さまの今を考えるのも大切ですが、先々を見据えることもやはり重要です。中学受験を検討するなら、受験予定校の情報収集は不可欠。特に名門と名高い、「男子御三家」はチェック済みでしょうか?この記事では、男子御三家と呼ばれる学校をご紹介します。

男子御三家とは

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中学受験について調べると、「御三家」という単語を見かけることが多々あります。御三家とは、もともと江戸徳川将軍家の一族で、尾張徳川・紀州徳川・水戸徳川を指す言葉ですが、いつからか中学受験の世界でも使われるようになりました。

麻布中学校、開成中学校、そして武蔵中学校が男子御三家。首都圏にある私立の中高一貫校のなかでも、多くの東大合格者を輩出している3校の総称です。

1. 麻布中学校

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麻布中学校は、東京都港区元麻布にある中学校で、1895年に創立されました。制服や厳しい校則はなく、生徒の自主性を重んじる校風が特徴です。

その校風は学習面にも表れており、受験勉強に終始せず、補習や補講、日々の小テストで生徒の学習をバックアップ。学問の本質や自分で考える能力を培うことが大切にされています。

なお、麻布中学校の受験合否は4教科の学力筆記試験で決まり、面接試験はありません。

2. 開成中学校

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東京都荒川区西日暮里にある開成中学校は、1871年に創立されました。質実剛健を重んじる校風で、勉強だけでなく部活動や運動会などの学校行事にも力を入れているのが特徴です。

学習面では、主要科目の国・数・英・社・理に独自のカリキュラムを導入しており、授業では教員が作成した自主教材やプリントを多用します。

また男子御三家の中で唯一、高校からの募集もある学校です。加えて高校の現役大学進学率を見ると、東大合格者数は近年連続で全国1位となっています。

3. 武蔵中学校

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武蔵中学校は1922年、東京都練馬区豊玉上に創立した中学校です。校風として、行動の判断を生徒自身に任せ、自由や自主性を重んじています。

学習面では本物に触れることを重視し、生徒自ら調べて考えて、発表をする力を育成。建学の精神には、「東西文化融合」「世界に雄飛」「自ら調べ自ら考える」というキーワードも登場します。

この理想は授業にもよく表れており、例えば中学3年になると第二外国語の授業がスタート。ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語のなかから選んで学習を進めます。

受験は子どもの性格と校風も考慮して

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いかがだったでしょうか。数多くある私立中学校のなかでも、男子御三家と呼ばれる麻布中学校・開成中学校・武蔵中学校は、東大合格者数もトップクラス。

とはいえ、どの学校にも異なる校風や授業内容など、特色があるものです。難関大学の合格者数だけでなく、お子さまの性格に合った学校かどうかということも踏まえながら、検討してみてください。

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この記事のライター