2018年11月9日 公開

3歳差のきょうだいの知育・学習 困ったあるある&アドバイス

わが家には3歳差の姉妹がいます。姉がドリルやお絵かきをはじめると「私も!」とすかさず割り込んできて一緒に何かをしたがる妹。姉の作品を壊す妹。周りの話を聞いても3~4歳差きょうだいの家庭での家庭学習にはみんな困っているよう。さてどうしたらいいでしょう!?

邪魔されたくない上の子、自分もやりたい下の子

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毎日これ……
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筆者には5歳と2歳の姉妹がいます。

長女が年少の頃から少しずつ、市販の知育ドリルや通信講座を自宅で進め、年中になった今は週に1回幼児教室にも通っています。自宅では、毎日欠かさずというわけではありませんが、親子でドリルやワークをしたり、制作をしたり、15~30分ほど家庭学習の時間を設けています。

これだけ書くと順調に家庭学習が進んでいると思うかもしれませんが、全然そんなことありません。なぜなら、その場に本能のままに動くモンスター(=次女)がいるからです。

「ママ、また妹が私の折り紙をくしゃってした」
「ママ、せっかくお姉ちゃんが上手にかいたのに上から落書きされた」
「ママ、私が使っている道具を妹が取った」

長女が何かをしはじめると、とにかく気になって仕方がない次女。長女の隣にわざわざ行って、自分も自分もと一緒に何かしようとします。

筆者の膝の上に乗せ、長女と同じものを与えて遊ばせようとしても、長女が使っているものでなければ気に入らないようです。絵本を見せても見向きもしません。最終的に姉妹で筆記用具やおもちゃを奪い合い、叩き合いのケンカになることもしばしばです。

3~4歳差きょうだいを持つ周りのママ友に聞いてみても、同じように悩んでいました。そんな中で、ママ友同士提案しあい、実際にわが家で取り入れてみた家庭学習中の下の子対策を紹介します。

パパの協力は必至!夫婦で役割分担を

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真っ先に出た意見が「やっぱりパパにも協力してもらわないと!」です。
どんなに下の子におもちゃや絵本を与えても、その場に一緒にいる限り上の子の邪魔をしてしまうもの。であれば、パパに別の部屋や外に連れ出してもらうのが一番、というわけです。

とはいえ、仕事が忙しくてなかなか子どもの相手をする余裕のないパパも多いと思いことでしょう。わが家もそうです。

・休日は、下の子と買い物に行ってもらう(上の子の手前、遊びに行くとは言わない)
・早く帰ってきた日は、下の子とお風呂に入ってもらう

毎日、毎週末とはいきませんが、できる範囲で上の2点をパパにお願いするようにしています。次女がいないと短い時間でも集中して学習に取り組めますし、長女も100%ママが自分に向き合ってくれることや邪魔されないことで満足感も高いよう。

パパに対しても、単に「子どもの面倒見てね」とお願いするより「お姉ちゃんと勉強する時間がいるから」と明確な理由を添えた方がお願いしやすいし、納得して引き受けてくれるというメリットを感じています。

下の子が寝ているスキに!できれば親子で朝活

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朝、まだ下の子が寝ている時間を活用するのも手です。きょうだいで寝かしつけの時間をバラバラにするのは難しいですが、起きる時間なら調整可能。下の子がぐっすり寝ている間に学習時間を作ることができると、早起きの習慣づけにもなって一石二鳥です。

実はわが家は、恥ずかしながらこれまで完全な夜型生活でした。姉妹を寝かしつけるのは22:00を回ることも……。寝る時間を少しずつ早め、朝起きられるときはきちんと起きて、長女と2人の時間を作るように、今、生活リズムを改善中です。起きられた日は、絵本を読んだり長女が大好きな迷路や点図形(模写)をして、朝活に慣れる訓練をしています。

制作物は下の子のおもちゃを一緒に作る

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妹のためにペットボトルキャップのおもちゃを作る長女
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発想の転換ではないですが、次女を喜ばすために、制作では親子で次女のおもちゃを作ることもしてみました。

紙をちぎって紙ふぶきを作ったり、折り紙をのりで貼り付けて長い飾り物を作ったり。なんでもいいのですが、「今、〇〇ちゃんのおもちゃ作ってるから待っててね~」というと、不思議なのですがいつもは邪魔ばかりの次女もちゃんと待っていてくれるのです。自分のために何かしてくれるというのは、2歳なりにきっと嬉しいのでしょうね。

最近作ったのは、ペットボトルキャップを使ったおもちゃです。2つのキャップを用意し、中に米粒を入れてビニールテープでつなげるだけ。シャカシャカ音が鳴るおもちゃとして次女は喜んでくれましたし、長女もスプーンで米粒をすくったり、テープをぐるぐる巻き付けたりする練習ができました。
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ただし、やはり一緒にテーブルについていると、どうしても次女も手を出してくる場合もありますが(苦笑)

最終手段!?知育アプリもうまく活用

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パパ不在、朝せっかく上の子と起きたのに下の子も起きてしまった。おもちゃを作ってあげてもイヤ。そんな日もあります……。

もうそんな日は仕方ないので、わが家では知育アプリでしばらく次女の気をそらすこともあります。

お気に入りの知育アプリがいくつかあるので、次女用にダウンロードしています。「妹ばかりゲームしてずるい!」と長女にいわれるので、「あと10分頑張ったら交代ね」「この問題が終わったらお姉ちゃんも遊んでいいよ」と約束して、学習を進めています。

ママが一人で悩んだり抱え込むことのないように!

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どう頑張っても姉妹でケンカになって、その日は学習終了!となることも、実際はよくあります。それでも、夫婦で役割分担をし、学習に取り組む時間を工夫し、毎日続けることが大事だなと感じています。

おかげで、長女はだいぶ机に向かう習慣ができました。次女は、まだルールを守ることは年齢的に無理ですが、かといって好き勝手やらせず、「今、お姉ちゃん頑張っているから応援しようね」と根気よく伝えるようにしています。そうそう、お姉ちゃん応援ソングを作って次女と一緒に歌って長女のヤル気を出させてあげることも時々しています。結構効果ありますよ。でも、盛り上がりすぎると長女が集中できない、ということもありますが(笑)

親が負担を感じてしまうと子どももそれを敏感に感じ取ってしまいます。計画通り進まなかったり子ども同士でケンカがはじまると親はイライラしてしまうものですが、パパにも協力をお願いする、そして下の子も自分も一緒に楽しむという気持ちで、家庭学習に取り組んでいけるといいですね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Akari Itoi Akari Itoi  出版社、料理企画会社を経て独立。ライター/webコンテンツディレクター/エディターとして活動中。得意ジャンルはグルメ/クッキング/子育て/幼児教育。東京在住。石川県出身。2児の母。調理師/JHBS講師/パンコーディネーター取得。