2018年3月12日 公開

経験からわかった!引っ越し前後に調べておきたいこと【転妻てんてこ育】第3回

転勤族の夫、長女「おみ」(2013年生まれ)、長男「ゆうし」(2015年生まれ)と暮らす、毎日がてんてこまいの幡池未由(はたいけみゆ)です。連載「転妻(てんつま)てんてこ育」、3回目は子連れで引っ越す場合、物件を探す際に知っておきたいこと、引っ越し直後にすぐ知りたいポイントなどを紹介します。

引っ越しシーズン到来!

3・4月は、進学や就職、転勤などで引っ越しがピークの時期。わたしは、自分や夫の転勤で引っ越しを5回経験しています。

前回の引っ越しでは、ファミリーとしてはじめての引っ越しを経験したのですが、準備の最中に体調を崩してしまい、荷造りと最低限の手続きだけで本当にてんてこまいでした。引っ越し後になって、「事前に調べておけばよかった!」と後悔が続出。

今回は、そんな失敗経験を踏まえて、小さな子どもがいる家庭が引っ越し前に調べておきたいポイントをお伝えします。

事前にチェック!転勤族家庭が多い地域はどのあたり!?

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もし都市に転勤になる場合は、まず最初に、転勤族が多く住む地域を調べておきたいと思っています。すでにその地域で暮らしている転妻さんから、地域情報をもらいやすいからです。また、転勤族が当たり前にいる地域なら、人の出入りが多く、自分や子どもも気楽に過ごせると思います。

少なくとも、ファミリー向けの賃貸が多い地域であれば、転勤族や移住してきた人が暮らしている可能性が上がるかもしれません。田舎の場合はそもそも転勤族自体が少なく、わが家周辺も、引っ越し直後は、まったく転勤族が見当たりませんでした。でも滞在年数が長くなるにつれて、転勤族のファミリーが引っ越してくるようになってきました。

後から引っ越してきて顔なじみになった家族には、「この地域は保育園の数が少ないから幼稚園も早めに見た方がいい」など、押し付けないよう気をつけながらも、自分が困ったことの中から、特に知っておくと良さそうな情報を伝えています。

居住地候補は周辺情報も把握しておくのが大事

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わが家は都市部から外れた地域への転勤が主です。そのため、県庁所在地など周辺の都市部についての情報収集も必須。なぜなら田舎に転勤したばかりのころは、地域情報をうまく入手できないことがあるからです。

田舎は、インターネットよりも自治体の広報誌の方が情報を入手しやすく、でも広報誌ですべての地域情報を得られるとは限りません。地元のスーパーの張り紙など、ごく一部の範囲でしか得られない情報もあります。

引っ越し直後は、近隣のスーパーの場所を把握するだけでも時間がかかります。そのため、比較的情報を集めやすい都市部の情報は重要!例えば休日のお出かけ先、子どもの遊び場などの選択肢を、早い段階で複数持っておくことができます。

引っ越し先が決まったら、調べておきたいこと

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引っ越し先が決まったら、できれば事前に行ってみるのが望ましいです。

しかしわが家の場合、通例よりも準備期間が短かったため下見の時間も取れず、グーグルマップで周辺を見ただけでした。物件も地図やハザードマップで確認し、地震や台風の被害に遭う確率が低そうな立地にあるアパートに決めました。

でも、できれば物件選びの際、あるいは決まってからでもなるべくすぐ知っておきたいことがたくさんあります。

特に病院情報は必須。引っ越してすぐに、家族が体調を崩してしまい、病院にかからなければならない場合があります。持病などで通院しているなら、近くにその科がある病院も見ておきたいもの。

うちの場合は長女おみがアレルギー持ち。偶然、アレルギー科のある総合病院が近くにあって助かりました。休診日も確認し、その日に開いている他の病院も調べておくと、いざというときにも安心です。

幼稚園・保育園は有無だけでなく、空きや待機児童の状況についても、自治体の役場に問い合わせておきましょう。小・中学校に入学・転入するなら、校区(学区)も調べておきたいところ。子どもが遊べる公園や施設の有無も、確認したいですね。

引っ越し後、住み慣れてきたら、ヘアスタイルにこだわりのある方は美容院、お気に入りのファッションブランドがあるなら、洋服屋さんやショッピングセンターの場所も調べましょう。例えば、デジタルパーマを扱っている美容院は限られているものだと、 知り合いの美容師さんに教えてもらいました。

引っ越し後は緊急時に利用できるサポート情報をチェック!

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転勤族ファミリーは、親族とは遠方に住むことが多く、たいていのことは自分たちでなんとかしなければなりません。子育てサポートについて調べておけば、もしものピンチも切り抜けられるでしょう。

・夜間小児救急
わたしたちが住んでいる地域では、夜間や土日に子どもが体調を崩しても、見てくれる小児科がありません。そのため、高速で2時間の距離にある夜間小児救急まで行かなければならないのです。今後の転勤では前もって調べておきたいことのひとつとなりました。

わが家は、会社の規定によって職場から遠い場所に住めないため、どのみち夜間小児救急のない地域に暮らす可能性が高いですが、あらかじめ知っていればいざという時の時間が見積もれます。

・家事育児支援やネットスーパーの有無
ファミリーサポートなどは、自治体によっては存在していない場合やあっても支援してくれる人が少なくて機能していない場合があります。体調が悪いときに頼れるネットスーパーや宅配弁当も、地域によっては配達対象地域外だったり、余分に配送料がかかることも。

両方に該当するわが家は、日持ちしていざというときにパパッと使える冷凍食品やレトルト食品を常備することで乗り切っています。

・遠方の親を呼ぶことを想定しておく
緊急時に実家や義実家の親に来てもらえるなら、事前に伝えるべき内容をまとめておくと、もしものときでもあわてずに済みます。

公共交通機関が発達している地域なら、物件から最寄り駅までの距離や電車・バスが来る頻度も事前に見ておくと良いです。交通機関の乗り換え方法は、慣れていないと戸惑いますよね。駅からタクシーに乗る場合も、住所やアパート名を伝えたところで運転手さんもわかっていないことがあります。わたしも駅からタクシーを利用した際に「●●を曲がったところですか?」と運転手さんに聞かれてもポカーン。その地域で目印になるものを確認しておくと便利です。

わたしが急に入院することになって夫のお母さんが来てくれたときにも、みんなバタバタしていて、家にある物の置き場所や気をつけてほしいことなどが伝えられませんでした。

引っ越し直後は忙しいものですが、メモやノートにまとめておけたら、スムーズに共有できたのではないかと思っています。

まとめ

転勤先の情報を調べるうち、イマイチだと感じることが多いこともあるかもしれません。会社の規定(転勤地から離れた地域に暮らすことはできない、会社指定の社宅に住まわなければならないなど)がないようでしたら、思い切って近隣地域も候補に入れてみましょう。しかし、便利な自治体はそのぶん税金も高い場合があり、都市部に近い隣町の方が住みやすいという声も聞きますので慎重なリサーチ時は重要。

そして、情報を調べるだけでなく、家族内で「どんな場所で暮らしたいか」を優先順位を前もって考えておくと、引っ越し先を後悔なく決めやすいかもしれませんね。

この記事が、引っ越しの情報収集の助けとなりましたら幸いです!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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幡池 未由 幡池 未由  ライター・イラストレーター。2013年・2015年・2018年生まれの子どもがいます。12年で5回転勤、次回の転勤時期・赴任地は未定。元気な子供たちとの生活や方言、カルチャーショックを楽しみながら、田舎暮らし転妻生活しています!