「フィンガーペインティング」をご存知ですか?その名のとおり、指で絵などを描くことです。保育園でも取り入れられているフィンガーペインティングですが、お家でも簡単に始められるんです。絵の具の作り方など「フィンガーペインティング」の具体的な方法をご紹介します!
フィンガーペインティングを始める前に
タイトル:Mix It Up!
著者 :Herve Tullet
出版社 :Chronicle Books
まず実際に始める前に、「色が混ざる」という感覚などを絵本で導入するのが良いそうです。
・「いろいろいろのほん」
・「Mix it up」
実は、谷川俊太郎が「Mix it up」を翻訳したのが「いろいろいろのほん」なんですよ。
どちらの絵本もページを捲ったり本を振ったりすることで色が混ざったりする色鮮やかな内容です。
こちらを読んでから始めてみると子どもたちはより始めやすいかもしれませんね。
フィンガーペインティング~準備編~
<用意するもの>
■絵の具
本格的にやるのなら専門の絵の具を使用するのが良いですが、普通の絵の具に小麦粉や水糊を混ぜることで作れるそうです。
■紙皿
絵の具を入れる器として使います。
■紙
普通の画用紙などでも大丈夫ですが、模造紙のようなツルツルした素材の方が滑りが良く描きやすいそうです。
■汚れ対策グッズ
スモックやエプロン、机などに敷く新聞紙やビニールシートなど
*家で作るフィンガーペインティング絵の具の作り方*
赤、青、黄の三原色を用意します。
・小麦粉で作る場合
①小麦粉と水を1対4の割合で混ぜて火にかける。
②とろとろになったら火を止めて冷ます。
③②の中に水彩絵の具で色をつければ完成。
・水糊で作る場合
水糊と水彩絵の具をどろどろになるくらいに調整しながら混ぜれば完成!
フィンガーペインティング~実践編~
準備ができたら、早速描いてみましょう!
描き方の決まりなどは特になく、砂に絵を書く要領で絵の具を紙に滑らせるだけです。
基本的には子どものやりたいように自由にやらせるのが一番とのこと。
指や手に絵具をつけて描いたり、絵具を紙の上に直接のせて色を広げたり。
筆で描くのとは違い、子どもの自由な発想で描くことができます。
手の平を使えば手形ができて、子どもの成長の記録にもなりますね。
フィンガーペインティングの魅力
冒頭で天才児教育に使用されていると書きましたが、やはり子どもにとっては良いことばかり。
次の3つがメリットとしてよく挙げられています。
①直感で絵が楽しめる!
筆で描くよりも、遊んでいる感覚で描けるので直感が働きます。
②欲求不満が解消され気持ちが安定する!
普段は怒られる「汚す」という行為を思い切りできるため、気持ちがスッキリして落ち着くそうです。
③想像力を養う!
指先からの直接的な刺激と、自由に描くことで想像力が刺激されます。
楽しみながら知育にも!さっそく始めてみませんか?
家にあるもので簡単に始められるフィンガーペインティング。
雨の日や、いつもの公園遊びでマンネリ化した子どもとの遊びなどに、新しく加えて楽しんでみてはいかがですか?
子どもの感性も刺激され、思い出作りもできる素晴らしい遊びです。
早速始めてみてくださいね。