2019年1月30日 公開

【私の子育てアンガーマネジメント術】イライラを解消するまでのルーチンを紹介

アンガーコントロールという言葉を聞いたことはありますか?イライラするのは当たり前!それを認めたうえで、上手に付き合おうという考え方です。でも、理論はわかっても実践できないー。そんな筆者が試行錯誤の末、ある魔法のような方法を見つけました!具体的にご紹介します。

アンガーマネジメントとは?

mozakim / Shutterstock.com

筆者がはじめてこの言葉に出会ったのは、Chiik! の過去記事を読んだときでした。怒りやイライラも分析したり、受け止め方やその後の対応を変えることで、抑えられたり避けることができると知り、さらに関連本を読んで学びました。
それ以降、イライラして子どもを怒った際は、後悔や反省でなく、「なぜそうなったのか?」「どうしたら次は防げるか?」を考えることが習慣となりました。未然に怒りそうな自分を見つけたり、疲れのサインに気が付いて家事の手を抜いたり……。アンガーマネジメントの記事は、とても参考になりました。

しかし、理論通りに運ばないことに余計イライラしたり、我慢が続いてひょんなことで噴出することが増え、育児をしている自分が辛くなったことも。そこで思いついたのが、私なりのアンガーマネジメント術「炭酸水を一気飲みしてイライラを鎮める」という方法です。

イライラしたのだから、冷静になどなれるものか!とりあえずイライラをぶつけてしまえ!ただし、大好きな子どもも、自分も、大事な家具も壊さないやり方で笑顔を取り戻すー、そんな方法を今回ご紹介します。

ポイント1:イライラしたら取る行動を決めておく

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一般的には、イライラしたら少しその場から離れて、クールダウンするのがよいといわれています……が、カッとなって怒りが爆発しそうなタイミングで、その冷静な判断は難しいというのが筆者の本音です。

そこで筆者は、怒りのほこさきを、人間でなく「強炭酸の泡」にぶつけることにしました。イライラしたら炭酸水を一気飲みする。喉で感じる刺激に、がーっと戦いを挑むのです。

アニメ「クレヨンしんちゃん」でいう、ネネちゃんのママ方式ですね。ねねちゃんのママも、ただトイレに入って落ち着くのではなく、怒りをちゃんとぬいぐるみに爆発させている点がスッキリ!のポイントではないでしょうか。

ポイント2:炭酸水は買い置きしない

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では、怒りの行為を簡単にぶつけられるように、炭酸水を箱買いしておけばよいでしょうか?答えは「ノー」です。わが家は、ありがたいことに徒歩30秒くらいのところに自動販売機があるため、必要なときに1本ずつ買いに行きます。

「炭酸水を買う」という行為自体が、クールダウンであり、アンガーマネジメントの象徴となるのです。往復1分であっても、財布を用意する→ドアを開けて外の空気を吸う→思い通りにならない子育てと違って、ボタンを押せば欲しい商品が瞬時に出てくる自販機に満足感を得る……。

そんな一連の行動を通じて筆者は浄化され、いざペットボトルを開封するころには、ちょっと自分のことを笑ってしまうような余裕が出てくることも。

「クレヨンしんちゃん」のねねちゃんのママも、ぬいぐるみを少し高い位置に置いておけば、それを手に取りトイレに駆け込むという、複数の作業を組み込めますね。駆け込むトイレも1階ではなくて2階にするなど、可能な方は距離を設定してもよいかもしれません。

ポイント3:周囲の仲間とルールを共有しておく

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筆者宅は男の子3人兄弟。そのため、「ママはイライラが爆発しそうになると、炭酸水を一気飲みしたくなっちゃう」というマイルールを、日ごろから家族に伝えてあります。すると、顔で笑って心で泣いて……なんて、絶対男子には伝わらないような状況でも、「あ、ママが炭酸水を飲んでいる!これは何かやってしまったようだ!」と幼稚園児にも伝わるようになりました(苦笑)。

これも大事なポイントで、感情表現、特に負の気持ちを伝えるのが苦手な方は、物に代弁してもらうことで、生きやすくなるのではないでしょうか。今、イライラしていること、それだけでも伝わって相手が向き合ってくれたり、理由を聞いてもらえるだけでも救われて、次のステップに進めるものですよ。

ポイント4:炭酸水を選んだ理由は?

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あるとき、息子から「ママ、イライラしちゃったなら、しゅわしゅわ(炭酸水)じゃなくて、ハーゲンダッツとかにすればぁ~?」とうれしい?(別の言い方をすれば、空気の読めない)提案をされたことがあります。

その日は、せっかくの息子からの提案なので、一緒にアイスクリームを頬張りましたが(笑)、普段は極力甘いものをイライラ解消に使わないようにしています。

なぜなら、イライラのせいで望んでいないカロリーを摂取することになるからです。同じ食べるなら楽しい雰囲気で、おいしく味わいたい!それが筆者の願いであり、食べ物への敬意だと考えるからです。

炭酸水は、カロリー&アルコールゼロ。体に負担なくイライラを解消してくれる私の心の友です。

ポイント5:イライラが自分の喜びになるよう仕向けよう

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この炭酸水メソッドの肝は、ここからです!「炭酸水のペットボトルが3本たまったら、自分にご褒美を買う」というマイルールについて説明します。

イライラするのは、子どもを思う気持ちがあってのこと。または、自分一人で抱え込みすぎて無理をしてしまうからですよね。そんな自分を自分で認めて評価してあげるのが、このご褒美制度です。

筆者は、炭酸水のペットボトルは捨てません。空の容器がたまるのを見ながら、最近無理しすぎてないかな?ちょっと寝不足かな?とセルフカウンセリング。と同時に、3本たまったら何を買おうかなと、想像してはニヤニヤしています。

「イライラするとご褒美がもらえるー」それだけ聞くと、おかしな話ですが、自分にメリットがあると、イライラ自体もイライラの対象(夫や子ども)にも優しくなれますよ。

ポイント6:イライラのご褒美はプチプラで

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筆者は炭酸水のペットボトルが3本たまると、1,000円以内で欲しいものを買います。これは完全に、自分だけのためのものです。子どもができてから自分のことにはあまりお金を使わなくなったため、1,000円でもとてもうれしいギフトなんです。

これまで買ったものをご紹介しますと、ホワイトビネガー、オーガニックのリップクリーム、2回分貯めてミキモトのブックマーク、ハンドメイドサイトで可愛いイヤリングなど(結構イライラして過ごしてきたことがわかってしまいますね……)。これから欲しいのは、センスのいい文房具やバスソルト、パン作りに使える飾りやドライフルーツもいいですね。

炭酸水を味方につけてから、私のイライラは格段に減ってしまったのですが、常に1,000円でどれだけ贅沢ができるか?をテーマに、妄想やネット&ウィンドーショッピングを楽しんでいます。

この価格設定は、個々人で変わると思いますが、あまり高額な投資はおすすめしません。というのも、いくら炭酸を飲んでも、平常心ではないのがイライラ×3本の後。後でいらないものを買ってしまった、と反省しては本末転倒ですので、ちょっとした贅沢で自分を潤してみてくださいね。

アンガーマネジメントで家族も自分も大切にしよう!

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自分を知り、周囲との良好な関係を築くために行動することが、アンガーマネジメントの精神です。もちろん、その場で的確にさっと叱って、次の瞬間には笑っていられるようなパパママは、それでいいと思います(筆者もそんな気持ちのよい関係に本当は憧れています)。

でももし、我慢してため込み、怒った自分を責めてしまうことに悩んでいる方がいらしたら、こんな気楽な仕組み作りを一度、考えてみませんか?ストレス発散後には笑顔が戻り、伝えたいメッセージも冷静な状態で相手に伝えられるなど、よいこと尽くしですよ。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

福岡すみれ 福岡すみれ  東京都在住、3人のやんちゃな男の子のママです。外遊びが大好きな息子たちと日々いろいろな公園を巡りつつ、3度の食事(とおやつとお酒)を何よりも楽しみに過ごしています。