2019年3月31日 公開

【雨の日の湿気対策】場所別ポイントは?カビ・結露のない部屋に

雨の日に外で洗濯物が干せず、部屋干しをすると家全体が湿気た感じがしませんか?特に雨が続く梅雨の季節などは、しっかり湿気対策をとっておきたいもの。カビや結露のない快適な空間に保つには、どのようにすれば良いのでしょうか?場所別の効果的な湿気対策をご紹介します。

湿度とは


雨の季節になると話題にのぼることも多い「湿度」や「湿気」の問題。そもそも湿度とは何かをご存じでしょうか?湿度とは、空気中に含まれる水蒸気の量(水分量)のこと。空気が含むことができる限界を100%として、100%を超えることで結露は発生してしまいます。

温度が高いときほど、空気中には多くの量の水分が含まれるケースが一般的です。空気の温度が低い冬、空気は水分をたくさん含むことができないため、結露ができやすくなります。

湿気によっておこる影響

「ジメジメしている」とはつまり、湿度が高い状態です。反対に空気が乾燥しているのは、湿度が低い状態。建築物環境衛生法では、室内の湿度は40%~70%が適正とされています。湿度が高いまたは低いと、生活にどのような影響がでるのかまとめてみました。

【湿気が多い】
・うまく汗をかけない状態になり、熱中症になりやすくなる
・カビが発生しやすくなり、アレルギー症状や感染症のリスクが高まる
・高温多湿を好む害虫(ダニやムカデなど)が発生・繁殖しやすくなる

【湿気が少ない】
・呼吸器がダメージを受けやすく、風邪や感染症のリスクが高まる
・物が燃えやすくなり、ときには火事につながる
・肌や髪のパサつき、かゆみの原因となる
・静電気により、家電の故障のリスクが高まる

お部屋の湿気対策


室内の湿度が高くなると、カビやダニが発生、繁殖しやすくなってしまいます。そのまま放置しておくと気が付いたら、湿気の溜まっている部分がカビだらけになっていた、ということにも繋がりかねません。お部屋の湿気対策をきちんと覚えて、健康的で快適な暮らしを確保しましょう。

換気をする

湿気対策で一番手っ取り早く、有効な方法が換気です。定期的に窓を開けて換気をし、空気の流れる通り道をつくりましょう。浴室やキッチンなどで水を使った場合には、きちんと換気扇を回して風を通し、水分を乾かす必要があります。

除湿剤や空気清浄機(除湿機能)を活用する

梅雨の時期は、換気をしたくても外が雨で窓が開けられないときがあります。そのような場合は、家の空気が含んでいる水分をキャッチできるように、除湿機や空気乾燥機の除湿機能を使って、空気中の水分量を減らしましょう。

部屋干しをやめて天日干しにする

洗濯物の部屋干しは、一気に部屋の湿度を上げてしまいます。雨や梅雨時期などやむを得ないとき以外で、天気の良い日はなるべく天日干しを心がけることが基本です。

場所別おすすめ湿気対策

窓(結露)

冬の窓は外気に触れるため温度が低く、結露ができやすい場所ナンバーワンと言っても過言ではありません。空気の通り道ができるように、窓のそばには物は置かないようにしましょう。タンスのようにあまり動かすことのない家具を置く場合には、窓から離して隙間を開けて設置します。

結露防止スプレーや結露防止シートを活用すると、簡単に結露対策が可能です。

布団・ベッド

布団やベッドは、寝る人の寝汗を吸収して年中湿気やすくなっています。定期的に干すか、布団乾燥機を使用してこまめに乾燥させると効果的です。ベッドパッドの下や、床と布団の間に除湿マットを敷き入れるのもおすすめです。

ベッドの下は収納スペースになりがちですが、ここも湿気やすい場所のうちのひとつ。空気が循環できるように空けておくか、定期的に取り出して湿気が溜まらないようにしましょう。ベッド下はホコリもたまりやすいため、通気性が悪いとダニが増えてしまいます。

クローゼット・押し入れ

クローゼットや押し入れのような収納スペースは、物を詰め込んでしまうと、奥にまったく空気が通らないということにもなりかねません。物を置く前にすのこを敷き、空間がある程度できるような物の配置になるように工夫してみましょう。

扉を開けて、定期的に空気の入れ替えをすることも重要です。炭などを使った市販の除湿剤を上手に活用してみましょう。このとき除湿剤のたぐいは、子どもの目につかない・手の届かないところに置いてあげてください。

浴室

水気の多い浴室は、シャンプーカスや皮脂汚れなどカビの栄養分となるものも多く、放置するとカビの温床となります。ひどくなると臭いが発生してしまうかもしれません。

壁や天井までこまめにお掃除するのがおすすめですが、何よりも水分を減らすことがポイントです。お風呂場は使い終わったら窓を開けるか換気扇をしっかり回し、通気性を良くしておきます。できてしまったカビのため、市販のカビ取り剤をひとつは持っておくようにしましょう。

キッチン

キッチン周り、特にシンク下は湿気がこもりがちなので要注意です。お湯を使ったあとの排水ハイプは温度もあたたかで、カビ発生の条件にも当てはまります。このためお米や食器を収納する場所として、シンク下はおすすめできません。定期的に扉を開けて、空気を通すようにしてください。

月に1回程度を目安に、一度シンク下のものを全部外へ出してお掃除するのも有効です。

下駄箱

下駄箱に湿気がこもると雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因にもなってしまいます。雨の日は特に注意が必要です。靴を濡れままの状態で下駄箱に収納しないようにしましょう。靴の中に新聞紙を丸めたものを詰めておいて、湿気を取ってからしまいます。

湿気対策に役立つグッズ・アイテムは?


湿気対策には、普段の生活で使っているものが役立つことがあります。たとえばお掃除で使う重曹は、瓶などの容器に入れて置いておくだけで湿気取りとして活躍。玄関の隅や引き出しの中、寝室のすみなど、住まいのあらゆるところで使用できます。重曹は電気代もかからず消臭効果もあり、固まってきたらクレンザーとして掃除に使えるというエコで便利なアイテムです。

ホームセンターなどで販売されている防カビ、消臭効果もある除湿シートも、想像以上に応用が効くアイテム。下駄箱の中に敷くのはもちろん、床下収納や押し入れの中など湿気の溜まりやすい場所に敷いておくだけで、簡単に除湿ができます。

新聞紙は靴の中に丸めて入れるだけと思われがちですが、布団の下やソファの下に敷くことで湿気取りに。英字新聞をインテリアとして飾っておくと、見映えと除湿の両面で役立ちます。

梅雨時の部屋干しに注意!


雨の日や梅雨時の部屋干しは、室内が急激に湿気るため注意が必要です。部屋干しをするときに、エアコンの除湿機能や送風運転、換気扇で部屋の湿気を排出する方法はご存知の方も多いのではないでしょうか。そのほかにどのような工夫ができるのか、方法をまとめました。

扇風機やサーキュレーターを使う

扇風機やサーキュレーターで風を送り、空気を循環させると早く乾きます。布団乾燥機のなかには除湿機能を持つものもあるため、上手に使いこなしましょう。

干し方に注意する

洗濯ハンガーに衣類を吊るすときには、衣類同士が重ならないようにします。できるだけ衣類をずらして、広げて干すように工夫してみましょう。

窓や壁の近く、カーテンレールを使っての部屋干しは、カビのもとになるため避けたほうがベター。カーテンは防カビ効果のあるものや、麻のような湿度調整に優れた素材のものを選ぶのも一案です。

臭いが出ない工夫をする

洗濯機の中は湿度が高く、時間が経つほどに雑菌が増えて臭いが発生します。洗濯が終わったあとに放置はせず、できるだけ早く洗濯物を取り出して、広げて干すことが臭いを発生させないコツです。

雨の季節も湿気と上手に付き合って快適に

湿気がたまるとカビやダニの発生につながり、アレルギーのリスクも高まります。梅雨の時期や雨の日は、どうしても室内の湿度が上がりがちです。梅雨の晴れ間を狙って換気をすることを忘れないようにしましょう。上手に湿気対策をしてスッキリと暮らせる、快適な環境を整えてみてください。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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コバヤシ トモコ コバヤシ トモコ  奈良県出身/フリーライター/週末釣り部/海と釣りが好き/ 優しいダンナ君と優しい中学生の双子男子のステップファミリー