2019年10月29日 公開

【初心者向け】英語絵本の選び方&楽しみ方を体験談を元に紹介

お子さまの英語の導入に絵本を取り入れてみませんか?絵本にはイラストもあり、CDや動画などの力を借りれば英語の読み聞かせが得意ではないパパママでも気軽に触れ合えるのでおすすめです。ビギナー向けの英語絵本の選び方や、活用の仕方を筆者の経験を元にご紹介します。

まずは定番!エリック・カールの英語絵本

タイトル:The Very Hungry Caterpillar
  著者:Eric Carle
 出版社:Philomel Books
まず、何から?と迷ったら、『はらぺこあおむし』でおなじみの、アメリカの絵本作家エリック・カールさんの作品はいかがでしょうか。

カラフルで楽しいお話の数々は、幼児期のお子さんにぴったりですし、色・時間・曜日・数字・動物・体のパーツなどそれぞれにテーマがあり、英語の勉強にももってこいです。

定番のうれしいところは、入手しやすいこと!書店や図書館などでも簡単に手に入り、二カ国語表記やCD付きのものもあります。読み聞かせサイトや解説ページなどもありますよ。パパママが全部を読んであげなくちゃ!と構えずに、ぜひCDやYouTubeなどの力も借りて、お子さまと楽しんでください。

子どもが食いつく!英語の仕掛け絵本

タイトル:Where's Spot?
  著者:Eric Hill
 出版社:Warne
ページの一部をぺらっとめくってお話を進める仕掛けがあるの英語絵本はいかがでしょうか。

『Where's Spot?』では、お母さん犬が”Spot"という子犬を「ここかな?こっちかな?」と探して歩きます。仕掛けがあると、子どもたちが興味を持って聞いてくれるので、読み聞かせの場でも反応がよい1冊です。

とてもシンプルなお話ですが、場所を示す表現も学べたり、日常の描写があったりと、繰り返して身に付けたい内容となっています。

このような指で動かす仕掛けのある絵本を、英語では“lift-the-flap book” と呼びます。他にも、"Dear Zoo"やハロウィンの"Boo Who?: A Spooky Lift-The-Flap Book"など、子どもが喜ぶ絵本が多数ありますので、ぜひ“lift-the-flap book”で検索してみてください。

パパママにおなじみ!ストーリーを知っている絵本

タイトル:Harry the Dirty Dog
  著者:Gene Zion
 出版社:HarperCollins
パパママが、内容をちゃんと理解できるかな?最後まで読めるかな……の不安に陥らないためにも、すでに知っているストーリーを選ぶのもおすすめです。

例えば『どろんこハリー』でおなじみの、『Harry the Dirty Dog』は、話の展開が分かるため、筆者は余裕をもって読み進められました。息子たちも「知ってる~!」と前のめりで聞いてくれ、英語の抵抗感なく取り入れることができましたよ。

ディズニーやトーマス、おさるのジョージシリーズなど、日ごろからよく知っている海外の作品を英語で読んでみるという視点でも英語絵本を選んでみてください。

日本の昔話の英語絵本もおすすめ

タイトル:Momotaro ももたろう
  著者:いもとようこ(文・絵)、Soshi Uchida(英訳)
 出版社:岩崎書店
日本の有名なお話が英訳された作品も取り入れやすいですよ。こちらは、いもとようこさんの「はじめてのめいさくえほん」シリーズの英語版です。CDが付いているので、かけ流しながら親子で楽しむことができました。

なかでも『Momotaro(ももたろう)』は、文章も短くやさしい英語でつづられているので読みやすいです。息子たちもdumpling(きびだんご)やMonster island(おにがしま)など、あっという間に覚えてしまいました。

お子さまの興味関心に合わせて絵本を探すには?

タイトル:Red Car, Green Car: A Changing Colors Book
  著者:Van Der Meer, Mara (著)、Penny Worms (著)、Amy Oliver (著)、Adria Meserve (イラスト)
 出版社:Priddy Bicknell Books
車や食べ物、動物、恐竜が好き!など、お子さまの興味に合わせて絵本を選ぶのも楽しみのひとつです。ただし、思った本と違っていたり、予想以上に難しかったりすると使えずに終わってもったいないため、こんな方法はいかがでしょうか。

1:検索サイト、またはAmazonなどで「picture book(絵本)、Car(車)」など好きなものを入れて検索する

2:出てきた結果から、表紙などを見て、お子さまの好みそうな雰囲気や年齢にあっていそうな絵本を選ぶ

3:タイトルを動画検索して、その絵本を英語で読み聞かせしているサイトを見て最終判断をする


この方法で車好きの息子と出会ったのが、こちらの『Read Car, Green Car』です。動画で中身を確認して、「お!これは色の部分が仕掛けになっていて面白い!中身もシンプルで分かりやすそう!」と思い、購入しました。

買ってみたいと思った本の内容チェックにも、買った後の読み聞かせのガイドにも、YouTube動画はとても役立っています。気になるテーマやキーワードがある場合は、英語で検索してみることもお試しください。

ネット注文をする際の注意点とは

via photo by author

英語絵本を現物でなくインターネットで注文する際は、「絵本の形式」を知っておく必要があります。例えばAmazonでは、次の3種類+オーディオブック(CD付き)が一般的です。

●ボードブック(写真左)
全ページが固い紙で、小さくて持ち運びやすく、舐めたり投げたりしても影響を受けにくい素材です。小さいお子さまにおすすめです。

●ハードカバー(写真中央)
表紙部分だけ分厚い紙でできているものです。日本の絵本に多いタイプです。

●ペーパーバック(写真右)
サイズはハードカバーと同じで、表紙も含め、すべてのページがペラペラの紙でできています。

届いてからイメージと違う!ということも起こりうるので、どんなタイプを買いたいのかイメージしてから購入くださいね。

英語だけじゃない!英語絵本の知育効果

Ekpluto / Shutterstock.com
最後に、これから英語絵本をご家庭に取り入れたい!とお考えのパパママへ、筆者の苦い体験を元にアドバイスを紹介します。

長男が生まれ、「英語の絵本を読みたいなぁ~」とわくわく手に取ったお風呂用絵本があります。アヒルが主人公で、音が鳴ったり、最後には押すとぴゅっと水が出たりする仕掛け付き。見開き3ページというシンプルなものでした。

が!!!短い文章なのに、知らない単語だらけだったのです。”flippy floppy feet"、"quacky wacky beak"、"splishy splashy tail"……と、全然意味が分からない(涙)。「おっきな足」「くわっくわっと鳴くくちばし」「ぱしゃぱしゃするしっぽ」という程度の内容なのですが、flippyとfloppyはどう違うの??splishyなんて辞書にない……!というあたりで、もうパニック(笑)。英語絵本を読むのはハードルが高すぎる、と感じてやめてしまったのでした。

ですが、その後たくさんの英語絵本に触れた結果、そんな細かい意味はどうでもよいことに気が付きます。子ども向けの物語なのだから、学校英語やビジネス英語では出会わなかった単語が出てくるのは当たり前。どうか、それをいちいち日本語に訳そう!とか、全部理解しよう!と思わないでください。

英語の雰囲気をそのまま味わって、日本の絵本とは違う色使いやシチュエーションなどを見聞きする。それだけでも、英語の素材を取り入れることの意味は本当に大きいです。ぜひそのまま感じて、英語の世界って面白そうだな、英語の音ってこんな感じか!という感覚を、お子さまと一緒に楽しんでくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

福岡すみれ 福岡すみれ  東京都在住、3人のやんちゃな男の子のママです。外遊びが大好きな息子たちと日々いろいろな公園を巡りつつ、3度の食事(とおやつとお酒)を何よりも楽しみに過ごしています。