2017年9月5日 公開

自然にお手伝いできる子へ、ステップバイステップ!

お手伝いは、子どもの自立心を養い、考える力を育むもの。でも、「お手伝いしなさい」と怒鳴られて、いやいややるお手伝いでは意味がありません。 自分で進んでお手伝いする子に育ってほしい、と思うのは親として当然の願い。そのために親ができることをお話します。

第一段階 自分のことは自分でやろうね

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Vitaly Titov / Shutterstock.com
わが家の場合は、まず、お手伝いの前段階として、「自分のものは自分で片付ける」ということへの取り組みを行いました。

ポイントは、ものの置き場所を決めること。「決まった場所から出して、決まった場所に納める」を徹底するためには、まずは、ものの置き場所を決めることが大切です。靴を入れる場所はここ、おもちゃを入れるのはこの箱、幼稚園のカバンはこのフックにかけるなど。

子どものものを置く場所には、目印に可愛いシールを貼って置くのもいいですね。

わが家では、その中でも一番最初に徹底したのが靴を自分の靴箱に収めるということです。

3歳で幼稚園に通うようになった時、娘用靴箱を作りました。幼稚園に行くときは、自分で靴箱から出して履く、帰ってきて、靴を脱いだら自分で靴箱にしまう。

親である私自身も、見本として娘と同じように靴を自分の靴箱から取り出して履き、脱いだらきちんとしまいます。ここがすごく大事です。

子どもは大人の真似っこが大好きですから。

パパに出動!家の中の簡単なことを家族で分担

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Syda Productions / Shutterstock.com
年中さん、年長さんになって、ある程度、自分のお片づけができるようになったら、自分のことだけでなく、家の中の仕事を家族の一員として担当してもらいましょう。

このときのポイントは、家族全員に役割を割り振るということ。当然、パパにも参加して協力してもらいます。(子育ての一環ということで、この時にパパに上手に家事分担を割り振りするといいですよ!)

家の中のことは、家族全員でやるのが当然! という雰囲気をまず作ってしまいましょう。

その上で、子どもができることを分担。幼稚園の年中さん以上なら、こんなお手伝いはいかがでしょうか?

●お部屋のカーテンを開ける係
●お花の水やり係
●靴下やハンカチ、Tシャツなどをたたむ係(必要な場合は、後でそっとたたみ直しましょう)
●テーブルマットやお箸の準備係
●金魚や猫、犬のエサ係
●買い物の時の荷物運び係(軽いもの、壊れないものに限りますが)
●上履き洗い係(お風呂場や庭でシャボン遊び感覚で)

第三段階 責任ある仕事にもチャレンジさせよう

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Iakov Filimonov / Shutterstock.com
だんだん慣れてきて上手になったら、もう少し難易度の高いお手伝いにもチャレンジしてもらいましょう。

子どもの吸収力は、眼を見張るものがあります。挑戦させればさせるほど、どんどんできるようになっていくし、それが子どもにとって楽しくて仕方ないのです。「もっとやりたい」「次はあれに挑戦したい」そんな子どものチャレンジアピールを感じたら、ぜひやらせてあげてください。

●食卓の後片付け、台拭き係
●食器洗い係(踏み台を作ってあげるといいですよ)
●自転車の洗車係
●お風呂場掃除係

わが家の娘は、小学1年生から食卓の片付けをするようになり、小学校3年生の時は、食器や鍋洗いは、完全に娘の係になりました。ご飯が終わったら、自然とキッチンへ向かう。当たり前の仕事としてやってくれて、働く母としてはとても助かりました。

時間がかかっても、要領が悪くても、見守ってあげよう

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Solomiya Malovana / Shutterstock.com
いったん子どもに任せたら、「それは、触らないで」「それじゃあダメ」など、否定的な声かけはNG! 任せたからには、口出ししたくなってもここはぐっと我慢で見守ります。

上手にできなくても時間がかかっても、子どもが自分で考えながらやることに意味があるのです。やたらと口を出しては、子どものやる気を削ぐことにもなりますし、工夫する力が育ちません。

もちろん、子どもが小さいうちは、頼みっぱなしもNGです。ちゃんとできたかどうか見守ってあげ、やり終わった後に不十分だった場合はアドバイスをしてあげましょう。

褒めるよりも感謝が大切

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Syda Productions / Shutterstock.com
褒めることについては賛否両論ありますよね。
褒め方によっては、「何かをする目的が褒められるためになる」=「褒められなかったらやらない」になってしまうことも。

上手にできたかどうかにフォーカスし過ぎないことも大切です。だって、最初はみんな上手にできないものですしね。

ぜひ、お手伝いしようとした気持ちを評価してあげましょう。

そして、いつでも、お手伝いしてくれたことに対しては、さりげない感謝の気持ちを伝えてあげてください。
「〇〇ちゃんが手伝ってくれて早く終わったね」
「お部屋がきれいだと気持ちいいね」
「いつもありがとう」
ちゃんと見てくれているということがわかると、子どもはとっても安心できますし、次も頑張ろうと自然に意欲が湧いてくるはずですよ。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

宮本ちか子 宮本ちか子  フリーランスエディター、ライター&コーディネイター。ネパールのポカラ在住。広島県の瀬戸内海の島育ち。東京での会社員時代は、マーケティング会社の編集部でマーケティング情報誌や、社内報、会社案内などの編集、ライティングを担当。その後ネパールのポカラにて宿を15年間経営。ネパール人夫と娘の3人家族。現在は、フリーランスライター、仕入れサポート、プライベートガイドとして活動中です。