2018年10月7日 公開

うどんの離乳食はいつからOK?赤ちゃんにおすすめは生麺タイプ

赤ちゃんが大好きなうどんは、離乳食の強い味方。すぐに準備できるので、パパママにはうれしい食材です。小麦アレルギーや塩分などに気をつければ、離乳食の初期から食べさせることができます。赤ちゃんにうどんを食べさせるときの注意点や、時期別のおすすめレシピを紹介します。

離乳食にうどんを食べるのはいつから?

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うどんの原料は小麦なので、小麦アレルギー予防のためゴックン期後半(生後6カ月以降)からはじめるのが無難です。

つるんとした食感で、うどんが大好きな赤ちゃんも多いです。野菜やたんぱく質と組み合わせて、具だくさんのメニューになるように工夫しましょう。

離乳食でうどんを食べさせるときの注意点

離乳食でうどんを食べさせるときには、「アレルギー」や「塩分」に注意して進めていきましょう。

小麦アレルギーに注意!最初は少量からスタート

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mnimage / Shutterstock.com
小麦製品に含まれる「小麦たんぱく」によって、アレルギーを起こしてしまう人もいます。はじめてうどんを食べるときには、赤ちゃんスプーン1さじを与え、様子を見ます。そのあと体調に変化がなければ、2回目以降にうどんの量を少しずつ増やしていきましょう。

もし、「食べた後にすぐ顔や体が赤くなる」「食べるとすぐに嘔吐する」という症状があれば、すぐに小児科を受診してください。

万一のときに備えて、はじめてうどんにチャレンジするときは、かかりつけの病院が開いている時間(平日午前中など)に試すことをおすすめします。

長期保存できる乾麺は便利だけれど、塩分に注意!

乾麺タイプのうどんは、長期保存ができるほか、ゆでると柔らかくなりやすいので離乳食に向いています。ただし、塩分が多く含まれているので、調理の前に下ごしらえをしましょう。

具体的には、たっぷりのお湯でゆで、しっかり水で洗います。その上で調理するようにしてください。

乾麺を使いたい場合は、大人向けの商品ではなく、赤ちゃん用の「ベビーうどん」を探すのもおすすめです。食塩が使われていなかったり、あらかじめ短く加工されているタイプの乾麺なら、うどんの離乳食作りがぐっと楽になりますよ!

離乳食にぴったりのうどんの選び方

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スーパーに行くと、乾麺、ゆでうどん、生麺、冷凍うどんなど、さまざまなタイプのうどんが売られていますよね。その中でも、離乳食に使いやすいのが「生麺(ゆでうどん)」と「ベビー用の乾麺」です。

【すぐに柔らかくなる生麺(ゆで)うどんがおすすめ】

袋入りの生麺タイプのゆでうどんは、すぐに柔らかくなるので、調理時間を短くできるアイテムです。ゆでる前の方が刻みやすいので、月齢に合わせて刻んでから柔らかくしましょう。刻むときには、包丁を濡らしておくとくっつきにくくなります。

乾麺と比べて塩分量が少ないので、そのまま離乳食に使えます。塩分が気になる方は、ゆでたうどんを水で洗い、調理してください。筆者は、「食塩ゼロのゆでうどん」を見つけたときに買っておき、離乳食に食べさせていました。

【赤ちゃんが食べやすいベビーうどん】

赤ちゃん向けに、短くカットされた乾麺タイプのベビーうどんも売られています。食塩不使用のものが多く、湯で汁を捨てずに調理できるので、お鍋一つで離乳食が完成します。

乾麺なので、煮込むと柔らかくなりやすいのも特徴!電子レンジで調理できるタイプの商品を選ぶと、さらに調理の負担を減らすことができます。

【冷凍うどんはちょっと硬いかも】

長期保存ができる冷凍うどんも、離乳食に活用することができます。

ただ、コシがある商品が多く、規定時間の調理では赤ちゃんにとって食べにくい硬さの場合も。筆者が試したところ、なかなか柔らかくならず、子どもも食べてくれませんでした。月齢が低いうちは、他のタイプのうどんを使う方がいいかもしれません。

離乳食初期におすすめのうどんメニュー

初期にうどんを与える場合は、まだまだゴックンと飲み込む練習期間のため、ペースト状になるよう調理して下さい。赤ちゃんの食べ方の様子を見て、無理に与える必要はありません。ゆっくりモグモグ期から始めるのも良いでしょう。
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buriburi / Shutterstock.com

ほうれん草とうどんのすりながし

うどんを食べられるのは、ゴックン期の後半(生後6カ月以降)から。この時期にうどんを食べる場合は、柔らかく煮て、すりつぶしてあげるとごっくんしやすいです。
【材料】
・ほうれん草の葉先 1~2枚分
・ゆでうどん 15g
・だし汁 大さじ2

【作り方】
1: ほうれん草は柔らかくゆで、水にさらす。うどんは短く切って沸騰したお湯に入れ、くたくたになるまでゆでる
2: ほうれん草とうどんを合わせてすり鉢ですりつぶす
3: 2にだし汁を加え、のばす

ほうれん草の部分を、他の野菜に変更してもOKです。また、材料を多めに準備して、すり鉢で裏ごしするかわりにブレンダーを使うと、簡単にトロトロ状のうどんができあがります。水溶き片栗粉で、とろみをつけてあげてもOK。ストックづくりにもおすすめのメニューです。

また市販の和風だしは塩分が強いため、赤ちゃん用の粉末だしを使用することをおすすめします。

離乳食中期におすすめのうどんメニュー

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Nanna_Kirkegaard / Shutterstock.com
離乳食中期(モグモグ期)には、うどんを2mmくらいに刻んで食べさせましょう。大人の指で軽くつぶせる豆腐くらいのかたさが目安です。食べられる食材の量も増えるので、具だくさんにすると1品でも栄養をたっぷり摂ることができます。

以下のメニューを参考に、野菜の種類を変えるなどしてアレンジしてみてください!

しらすと大根のうどん

材料】
・ゆでうどん 40~50g
・しらす 10g(大さじ2くらい)
・大根 15g
・だし汁 1/3カップ

【作り方】
1: うどん、大根を細かく刻む
2: しらすを熱湯に5分ほどつけて湯を切り、細かく刻む
3: 鍋にだし汁と1を入れ、弱火でうどんが柔らかくなるまで煮る(5分くらい)
4: 2を加え、1分ほど煮る

豆腐を入れて作るのもおすすめですよ。

にんじんと納豆の混ぜうどん

【材料】
・ゆでうどん 40~50g
・にんじん 15g
・ひきわり納豆 15g(大さじ1くらい)

【作り方】
1: にんじんをかたまりのまま柔らかくなるまでゆでて、みじん切りにする
※みじん切りする前にゆでる方が、柔らかくなります
2: うどんを細かく刻み、柔らかくなるまでゆで、湯を切る
3: 器にひきわり納豆、1、2を入れ、よく混ぜ合わせて完了

離乳食後期におすすめのうどんメニュー

離乳食後期(カミカミ期)には、7~8mmくらいの長さにカットして食べさせましょう。大人の指で軽く押したときにつぶれるバナナくらいのかたさが目安です。

ささみと葉野菜のうどん

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【材料】
・ゆでうどん 60g
・鶏ささみ 15g
・野菜 20g(小松菜、キャベツ、白菜、ほうれん草など)
・だし汁 1/3カップ

【作り方】
1: うどん、ささみ、野菜を細かく刻む
2: だし、うどん、野菜を鍋に入れ、うどんが柔らかくなるまでゆでる(5分くらい)
3: ささみを加え、火が通るまで煮る

ささみは、加熱しすぎると固くなるので、長く火にかけるのはおすすめしません。

手づかみ焼きうどん

【材料】
・うどん 60g
・お好みの野菜 30g程度(玉ねぎ、小松菜、ほうれん草、にんじん、ピーマン、ブロッコリー 等)
・ツナ水煮 15g
・小麦粉 大さじ1
・片栗粉 小さじ1.5
・水 大さじ1

【作り方】
1: うどんを刻み、柔らかくなるまでゆでる
2: 野菜をゆでて細かく刻む
3: ボウルに1、2、粉類を入れて混ぜる
4: 熱したフライパンに薄く油をしき、3を赤ちゃんが手づかみしやすい大きさにスプーンですくって落として焼いていく。焼き色がついたら裏返す

たんぱく質も野菜も摂れて、手づかみ食べの練習にもなるメニューです。ゆでうどん1袋分作って、冷凍しておくとおすすめのレシピです!

うどん離乳食は冷凍保存で時短!長期保存はできる?

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うどんは、長期保存もできる便利な食材です。乾麺タイプならそのままで日持ちしますし、ゆでうどんも下準備をして冷凍保存すればいつでも手軽に食べることができます。

うどんの離乳食の冷凍保存方法

ゆでうどんを冷凍保存する際には、月齢に合わせて刻み、柔らかくゆでてから1食分を測って冷凍しておくと便利です。小分け容器に入れたり、ラップに包んだりして冷凍保存しましょう。

離乳食として調理した煮込みうどんや焼きうどんも、冷凍保存できます。多めに作って、小分け容器に1食分ずつ入れて冷凍しておくと、忙しい時でもすぐに手作り離乳食を食べさせてあげることができます。

いずれの場合も、冷凍期間が長いと風味が落ちてしまうので、1週間程度で食べきるようにしてください。

うどんの離乳食の解凍方法

うどんを解凍する際には、必ず電子レンジを使うようにしましょう。雑菌が繁殖する可能性が高くなるので、自然解凍はNGです。しっかり熱々の状態まで加熱してから、冷まして食べさせてくださいね。

うどんを離乳食に上手に取り入れよう

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milmed / Shutterstock.com
主食の幅が広がると、毎日のメニューもバラエティが豊かになり、食事がもっと楽しくなります。

生麺タイプを冷蔵庫に常備しておくと、時間がないお昼ごはんなどに大活躍!すこし月齢が進むと、パパママの分と一緒に作って、取り分けすることができるようになります(筆者のお昼ごはんも、子どもと一緒にうどんで済ませることが増えてきました)。

うどんのツルツル感が好きな赤ちゃんも多いですが、離乳食は個人差が大きいので、子どもの様子を見ながら少しずつ進めていきましょう。うどんを上手に取り入れて、離乳食の時間を楽しんでくださいね。
校閲:管理栄養士、離乳食アドバイザー:八木沢秀美
※Instagramもやっておりますので、よろしければご覧ください
https://www.instagram.com/yagisawa_hidemi
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

海野りんご 海野りんご  宮崎県在住の新米ママです。関西の国立大学卒業後、大阪で就職。結婚を機に宮崎に戻り、フリーライターとして活動。2017年5月に出産し、育児に試行錯誤中!同じ悩み・疑問を抱えるママたちの役に立つような記事が書けるよう、日々アンテナを張っています!