2020年10月15日 公開

ママ向けWebライター講座って実際どうなの?受講の体験談と勉強法

ママ向けの在宅ワークとして人気の高いWebライター。時短勤務中のワーママである筆者がスキルアップのために受講したWebライター講座の体験談をお伝えします。

ママ向けの在宅ワークとして人気の高いWebライター。時短勤務中のワーママである筆者がスキルアップのために受講したWebライター講座の体験談をお伝えします。

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「Webライター講座って実際どうなの?」

Webライターに必要な知識、スキルを体系立てて教えてくれるWebライター講座。短期間で効率的に学べることから受講を検討している方も多いと思います。

私自身も、受講検討時に様々なWebライター講座(特にママ向け)を調べてみましたが講座側の説明は見つかっても、生の声があまりありませんでした。この記事では私自身も知りたいと思っていた「良いことだけではない実際の体験レポート」をお伝えできればと思っています。

実際講座の様子や受けてみて大変だったこと、自身の変化、おすすめの勉強法などご紹介します。これから勉強をはじめようと思っているママの参考になれば嬉しいです!

なぜママライター養成講座を受講したのか

現在私は時短勤務のワーママです。

私は育休中
・子どもと向き合う時間を増やしたい
・その為にも在宅ワークにチャレンジしたい
・でもどうしたら良いの?
と復職後の「働き方」について日々モヤモヤしていました。

そんな時に知ったWebライターという職業。
未知の領域でしたが、スキルを上げれば稼ぐ手段になる、と知りました。

Webには独学でWebライターになった人のブログなどもありましたが、ズボラな私は途中で断念。誰かまとめて教えて!と完全に他力本願マインドで受けたのが、「ママライター養成講座」でした。

世の中にはさまざまなWebライター講座がありますが、なぜママ向けのものを選んだかと言うと…

ママ向け講座を選んだ理由

①受講場所や開催時間への配慮
  ⇒ママ向けは基本オンライン講座なので自宅で受けられる
  ⇒一般向け講座だとオンラインでも子どもの夕ご飯や寝かしつけする夜開催のものも多い

②気兼ねなく参加できる環境
  ⇒まわりがみんなママなので子どもの乱入なども気にせず参加できる

③ライター仲間がつくりやすい
  ⇒参加者が全員育児中という同じ状況なのでなので悩みなども共有しやすい

だからでした。そして同じママ向けWebライター講座の中でなぜこの講座を受けたかと言うと・・・

ママライター育成講座を選んだ理由

①fammは金額が高くて断念
②リトルママライター講座は卒業後の主要活躍の場はリトルママサイト内での執筆

より広い仕事スキルを見据えると、『Chiik!』やその他留学サイトを運営している主催元のママライター講座の方がいいのかな、と思いこちらを受講しました。

↓Webライター講座にはどんな種類があり、それぞれの特徴をまとめた記事はこちら↓

↓Chiik!のライター講座について知りたい方はこちら↓

実際の講座の雰囲気はどんな感じ?

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私が受講した際は人数は20名程度。週に2日開催で時間は13:00~15:00(2時間×5回)でした。Zoomで資料を見ながら進めますが、ディスカッションやグループトークを挟んだりします。

最初はzoom講義自体がはじめてだったのでめちゃくちゃ緊張しましたが、回を重ねるごとにリラックスできるようになった気がします。参加しているママたちが、みなさん意識が高くていい刺激になりました。
実際に行動して参加している方たちばかりなので、普段の育児もいろいろ考えていて、みんなすごいです~!

その後、初級コースが楽しく更に学びたいと感じたので、中級講座も受講しました。
終了後、卒業生は中級講座で書いた記事を買い取ってもらいChiik!に掲載されました。

私はChiik!でそのままライター活動を。発注される仕事はWeb知育マガジンである『Chiik!』が運営元なので、Chiik!記事が主軸。記事は、最新教材の体験レポートや、知育として興味があったことをなどを書きます。
他社の仕事を受ける前にWebライターとしてもう少し実績を積みたい、と思う際にも気軽に挑戦できる。稼いで知識も広がるという1石3鳥くらいの感覚!

ママライター養成講座を受けて大変だったこと

①子どもの乱入

受けた時期がコロナ自粛期間で、2歳息子を自宅保育をしながらの受講でした。

対策として
・昼寝の時間が受講時間になるように調整
 (午前中に思いっきり体力消耗させるなど)

・おもちゃ、アニメ対応
  (集中して遊んでくれる&見てくれるものをスタンバイ)

など試みるも、時に作戦は失敗し、乱入されることもしばしば…。そのせいで集中できない時もありました。

その際は毎回受講後に録画動画を共有してもらえたので、時間のゆとりが出た時に視聴できました。結果、用事で参加できなかった回の分も含め全部の講義をくまなく学習できたので取りこぼしはありません。

参加者もみんなママなので、子どもが乱入しても気を使うことなく参加できたのも良かったです!参加者全員、いずれかの会で子どもに乱入されていたような気がする…(笑)みんな気軽に途中抜けしたり、授乳したりリラックスして参加されていました!

②課題の提出

講座内では実践練習として、実際に記事を書きそれを添削してもらうというタイミングがあります。SNSでの短い投稿はしていても、記事としての構成を作り書くことは慣れず、とても難しかったです。
書けなかったら後日でも大丈夫、という優しいスタンスで進んでくれたのでなんとかやり切れた気がします。私の場合は、スマホでSNSを見ていた隙間時間を記事執筆に当て、ちょこちょこ書き溜め作戦で進めました。

子どもが遊びに夢中になってくれたタイミングや、寝かしつけの時など短い時間でも、まとめてみるとそこそこの時間捻出ができました!最初は何を書いていいか、どう書けばいいかわからず、ものすごく時間がかかるありさま…。それでも書き重ねるごとに少しずつ要領を得て、時間短縮できてきているように感じます(現在進行形…)

ママライター養成講座を受けて変わったこと

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①モヤモヤからの脱出

なぜライター講座を受けたかでお伝えした通り、育休中できる在宅ワークがないかとモヤモヤしていました。「何か行動しなくては」と焦るばかりで、モヤモヤしていたことが、行動に移せたことでスッキリ!

また「行動に移せた」ということが、少しだけ自己肯定感を上げてくれました。特に育休中は社会とのつながりが薄れることに不安になるタイミング。新しいことへのチャレンジや同じ子育てママと繋がることのできる機会はとても貴重だと感じました。

↓さまざまな在宅ワークに手を出ししくじった私の体験談はこちら↓

②アウトプットを意識したインプットをするようになった

さまざまな視点で毎日のできごとを見るようになったことで毎日をより観察するようになりました!例えば子どもとのお出かけも取材のような気持ちで過ごすので、細部を見たり味わってみたり。

まるでアンテナ受信機の感度が良好になったような感覚です!次は何を書こう…!と次の好奇心に繋がっているのも予想外のメリットでした。

毎日もしくじりもネタにできる!と思うようになった

お出かけ先での失敗、日々の生活での毎日のやらかし…。へこむようなことも沢山ある毎日ですが、どれもコンテンツになるのです。

プロスペクト理論と呼ばれる「損失回避の法則」が2002年にノーベル経済学賞を受賞しました。この理論、要は「人は得するよりも、損したくない思いが強い」ということだそうです。つまり自分の損した経験は、人間心理から見ても、実は結構求められている情報なのだ!

と、一種のポジティブマインドセットがついたのも予想外のメリットです。そして上記のような普段なら気にも止めない用語を調べて書いてみる、という知識の広がりも予想外メリットです(笑)

おすすめの勉強法

それはズバリ!
「WordPressで自分のサイトを作りそこでブログを書くこと」です。

そのメリットはいろいろありますが、大きくは下記4つ!
SEO知識を効果的に学べる
②自分のサイト内で書いたコンテンツがどれだけ読まれたか等、結果を自分の目で確かめられる
③サイトを構築&運営する側の視点とライター視点両方持つことができる
④わかりやすくPDCAがわかるので、モチベーションアップにつながる

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①SEO知識を効果的に学べる

Webライターにとって必要不可欠な知識であるSEO。それはWordpress構築の際にも必要になる為、それぞれで勉強するよりも圧倒的に効率よく学べると感じます。

Webライターに必要な「情報収集力」「SEOを意識した文章力」「構成力」これらここに加え、最終的なWordpress上での見え方「読みやすいか、わかりやすいか」この全てこれらが揃ってはじめて読まれる記事になります。

今後続々とWebライター講座卒業生が増えていく中で、「選ばれるWebライター」になる為にも必要な要素です。Wordpressを自身でつくることで、ライティングに必要な要素これらを意識した記事作成が自然に身につくと思います。

②コンテンツがどれだけ読まれたか等、結果を自分の目で確かめられる

Webライターとして企業やメディアから依頼を受け、執筆し納品した場合、それがどの程度人に読まれたかを自身で確認することはできません。

その点、自分でつくったサイトであれば自分の記事が検索で何番目に表示されたか、何人見たかなど結果を自分の目で確認することができます。

また結果を見た上で「構成をもう少しわかりやすくしてみよう」「キーワードを加えてみよう」など微調整を加えることができるのも自分のサイトならではのメリットです。

③わかりやすくPDCAがわかるので、モチベーションアップにつながる

・記事を書いてみる
・PV(ページビュー)を確認する
・少し調整してみる
・再び分析結果を確認してみる

というPDCA(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善))を繰り返すことで、記事の質も向上していきます。「どんなキーワードをどのように書けば、みんな見てくれるかな?」と、気づけばSEOを物凄く意識して文章を書いているではありませんか!

「サイトに書いた記事がたまっていくこと」「その記事の評価が見えること」この量と質の見える化ができること。これが一番大切なことだと思います。

最初は特にうまく書けないのでモチベーションがあがりにくい。そんな時、自分のサイトに文章をUPし、例え一人だとしてもそれを見てくれた人いるととても嬉しくなります。それが「もう少し書いてみようかな」と頑張ろうと思う気持ちにさせてくれます!

④サイトを構築&運営する側の視点とライター視点両方持つことができる

記事の内容だけでなく、サイトを訪れる人の興味を考えたり、記事の分析を行うこと。これらのことはサイト運営側がやっていることでもあります。それを自然とできるようになると、運営側とライター側二つの視点を持っていることと同じです。

今後Webライター人口も増えていく中で、記事単価を高く設定できるか、安定した記事受注ができるかに大きく影響する部分とも言えます。

とはいえ、WebライターだけだってアップアップなのにWordpress構築なんてできるかーい!と思う方もいらっしゃると思います。
(私もそうでした…。私の場合はサイトだけ先につくってはあったけれど記事はかすっかすのままでこのままではマズイ…という状況でした)

その場合は、先にWebライター講座を受け、noteにブログを書き溜める…でもいいと思います!
※noteの場合先に紹介した自分で自分の記事を分析できないという点がデメリット
(Googleアナリティクスはnoteの分析ができない)

初期の段階で一番大事なのは「書き慣れること」
どんな方法でもいいです。とにかく諦めないで書き続けてください!

まとめ

ママライター養成講座を受けて変わったこと、を前述しましたが、一番のよかった点は「ちょっと自信がついたこと」でした。今はコロナ禍において、何が起こるかわからない状況。自分や旦那も突然無職になることだってある。そんな中、少額だったとしても「稼げる手段があること」はちょっとした安心材料になりました。

何よりも「書くこと」で新しい興味が沸き、次々に広がったこと。「書く」という、「はじめはできなかったこと」が少しずつできるようになったこと。それが嬉しくて、また次の学びにつなげたいという良いサイクルのきっかけになりました。

「何もしていない」とモヤモヤしながら1日が終わり、それにより更に焦るという数か月前。「記事を書く」という目に見える形で、自分の成果が少しずつでも確認できることで、充実した気持ちで毎日が過ごせるという大進歩。

大変なこともあるけれど得たもののほうが多いと実感しているママライター養成講座でした。「まずはやってみよう!」と行動してみるのが何よりも大事としみじみ感じている今日この頃です。

迷っている方はぜひチャレンジしてみてください!

編集部追記
Chiik!では在宅ワーク・ライターになりたい方のために無料オンラインセミナーを定期的に開催しています!
10/20(火)、10/30(金)11:00~12:00にも開催!
生の受講生の声も聞けますよ!

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この記事のライター