折り紙2枚とつまようじで、回して遊べる本格的なこまができます。作り方はとても簡単なのに、奥が深いこま遊び。親子でこま対決をしたところ、息子たちは夏休みの自由研究のように、条件を変えて、いろいろなこまを作って研究しました。折り方から遊び方の工夫までご紹介します。
つまようじで回る折り紙のこまはこちら!
折り方をマスターしたら、回して遊ぶのも楽しい時間です。わが家の3歳児でも回せましたが、長く回すには少し練習が必要かもしれません。上達すると、楽しみ方も工夫次第でぐーんと広がります!好奇心旺盛なお子さまたちにおすすめの、つまようじこまの魅力をたっぷりお届けします。
つまようじこまの材料と折り方
・折り紙 2枚(色違いがおすすめです)
・つまようじ 1本
※あれば針、もしくは安全ピン
・テープ
つまようじで回る折り紙のこまの折り方
製作のポイントと回しやすくするコツ
【ポイント1】穴のあけ方
折り紙が重なっている部分は厚みがあり、つまようじだけで開けようとすると、こまがよれよれに……。そこで筆者のおすすめは、針や安全ピンを使うことです。もしお手元になければ、いったんばらして、1枚ずつにつまようじで穴をあけると、いくらかスムーズです。
※いずれの場合も、先がとがっていて危ないため、穴を開ける作業は大人が十分注意して行いましょう。
【ポイント2】穴のサイズの調整
この工程を加えるだけで安定感のある、よく回るこまができあがりますよ!少しヒダをつけて留めるのが、ポイントです。
【ポイント3】つまようじの位置
遊びながらこまで実験してみよう!
回し方のコツをマスターしたら、いろいろと条件を変えて遊んでみませんか?わが家でブームとなった遊び方を3つご紹介します。
いろいろな場所で回してみよう
息子たちはフローリング以外にも、ジョイントマット、机、革のソファー、椅子の布、お風呂場、発砲スチロール、コンクリート、土の上……とやっていました。意外なことに、布団の上でも回り、親の筆者がびっくりしました。
こま相撲で対決してみよう
ルールは「いっせーのせ」で回して、土俵の中で最後まで回り続けたこまが勝ちというシンプルなもの。こまとこまがぶつかり合うと、すごいスピードで投げ出されるなど、展開は読めず、ハラハラ・ドキドキの試合が続きます!
バリエーションを増やして遊んでみよう
息子たちに好評だったのは、チラシで作ったつまようじこまならぬ、「竹串こま」。見た目はシャビーですが、回すと一番きれいに模様が浮かび上がってきて、「おぉ~~~っ!」と声が上がったほどです。
つまようじこまは奥が深い!家族で楽しもう
作る楽しみ以上に回す楽しみがあり、さらにいろいろと実験したくなります。特に「こま相撲」をはじめてからというもの、子どもたちは練習したり改造したり、好奇心旺盛に取り組んでいました。
折り紙とつまようじだけで、こんなに楽しい時間が過ごせるなんて!この新鮮な感動を皆さまにも、お届けできればうれしいです。