2018年6月5日 公開

産後復帰のリアル!フリーランス✕ワーママ、保活や仕事時間の現場は?

個人事業者やフリーランサーとして働く女性にとって、大きな壁の一つが「産後復帰」。仕事への復帰時期や育児と仕事の両立、保活すべきかなど、悩みはつきません。産後2週間で仕事を再開し、1年が経過した筆者の経験を中心に、ワーママの働き方を考えてみたいと思います。

産後2週間で復帰!フリーランスの産後復帰

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fizkes / Shutterstock.com
筆者は、ライティングとWebデザインを主に行うフリーランサーです。産前は、1日6~8時間、自宅で仕事時間を取っていました。出産予定日1カ月前からは、仕事を入れずに調整し、産後は様子を見ながら復帰しようと考え、出産に挑みました。

結果、産後2週間で少しずつ仕事復帰。在宅で、座ったまま(時に寝そべりながら)できる仕事だからこそ、なせた技だと思います。産後1年が経つ今は、産前の1/3程度の仕事量で落ち着いています。

通常、会社員であれば、産後休業は8週間。そこから育児休暇が1年程度ある場合がほとんどです。しかしフリーランスの場合、すべてを決めるのは自分自身。結果として、産後1カ月を待たずして復帰している方が多いように感じます。

筆者が早めに復帰した理由としては……
・働かない間の収入がない
・一度仕事を断ると、次がないかもしれない。仕事がなくなるのが不安!
・座ってできるので、産後でも作業ができてしまう
・休業期間が長いと、保育園の応募要件を満たさなくなる
など。これは、多くのフリーランスに共通することなのではないでしょうか。

休業中の収入と、復帰明けの仕事がある程度約束されている立場と違い、どうしても早めの仕事復帰を考えざるを得ないというのが、フリーランスのワーママとして、正直な現状だと思います。

フリーランスは保活で不利?

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maroke / Shutterstock.com
在宅で仕事すると、「子どもを見ながら仕事ができていいね!」と言われますが、実際は難しいもの。ねんねの時期ならともかく、日中の活動時間が増え、目が離せなくなってくると、子守りをしながらの仕事は、ほぼ不可能になってきます。

そうなると検討したいのが「保育園」。しかし、まだまだ今の制度はフリーランスに優しいとはいえません。認可保育園の入園選考では、フルタイムで働く会社員と比べて、フリーランスの優先順位は低くなりがち。「自宅で働ける」「いつでも働ける」というフリーランスの強みが、保活ではデメリットになってしまっているのです。

結果として、筆者は認可外保育施設や民間の託児施設の一時預かりを活用することに。自治体にもよりますが、筆者の住んでいる地域では、月14日を上限に一時預かり制度を利用することができます。

この場合、どうしても保育料が割高になってしまうのも、悩むポイントです。とはいえ、子どもと一緒にいる時間は楽しいけれど、仕事の時間がどうしても取れない!ということで、筆者も子どもが1歳を過ぎたのをきっかけに、週に何回かの一時保育の利用を検討しているところです。

厳しい現状が続くフリーランスの保活。厚生労働省も、職場が自宅の内外かで入園選考の点数に差をつけないよう自治体に求めていて、今後は少しずつ不利状態が改善される動きも見えています。フリーランスに限らず、すべてのワーママが働きやすいよう、環境整備を祈るばかりです!

ワーママの毎日の生活スタイルは?

photo by author (97979)

via photo by author
フリーランスのワーママは、一体いつ仕事をしているのでしょうか。

筆者の場合の答えは……
・朝:子どもが寝ている間
・昼:子どもが寝ている間
・夜:子どもが寝た後
・(不定期)家族が子どもを見ている時間
です。おそらく、フリーランスのワーママは、この時間に働いているはず。

特に、子どもが乳幼児期の間は、自分ひとりで遊べる時間がほとんどないので、子どもが寝ている時間を活用するしかありません。スカイプや電話での打ち合わせも難しくなり、メールでのやり取りが主になりました。

月齢が小さい頃は、膝に乗せて仕事をしていることもありましたが、パソコンに興味津々になってからは、それも難しくなりました。おんぶをして寝かしつけと仕事を同時進行してみたり、外出中にベビーカーで寝たスキにカフェで仕事をしてみたり、と日々試行錯誤を続けています。

結果として削られるのは、ママ自身の時間と睡眠。さらに、子どものご機嫌を見ながら家事をし、夜少しでも眠ってくれるように日中はお出かけにあてているので、ワーママの1日は24時間では足りません!

毎日大変でも、子どもの寝顔と日々の成長を見ると、明日も頑張ろうと思えるので、本当に子どもには感謝ですね。

子どものためにも、仕事のためにも、“ママのケア”を大切にしたい

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Evgeny Atamanenko / Shutterstock.com
仕事量も休みのタイミングも調整できるのが、フリーランスの強み。ただ、「家事と育児の合間をぬって仕事をする」「休むと収入が無くなる」という特性上、どうしても”休みベタ”になってしまうと感じています。家族の都合で休むのは簡単なのに、自分がリフレッシュするために休みを確保するのは、なんだか後ろめたい気がしてしまうのです。

でも、うまく休まないと、子どもとの時間を楽しく過ごせませんし、仕事の能率も上がりません。実際、睡眠不足が続いていると、ちょっとしたことにイライラしてしまい、それを察した子どもがグズり、仕事の時間が削られ……という悪循環に陥ってしまったことがありました。

良い仕事は、良い休日から!忙しいからこそ、週に1回は「仕事をしない日」を作って、上手に自分をケアしながら仕事をするのが大切だと実感しています。

フリーランスの強みを活かし、“自分らしい”ワークスタイルを見つけよう

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Evgeny Atamanenko / Shutterstock.com
筆者の体験から、フリーランスのワーママとしてのリアルをお伝えしましたが、大変なことも多い一方、常に子どもの成長を目にしながら働ける、得がたい環境だと感謝しています。

新しい働き方に挑むママの姿は、子どもが大きくなったときに、たくさんの良い影響を与えてあげられるはず(一緒に過ごす時間を増やせる、働き方の多様性を伝えられる、働く姿を間近で見せられる、等)。

今後も、保育園や一時預かり、家族などの協力を得ながら、家事・育児・キャリアをその時々の状況に応じたバランスで両立できる方法を模索し、自分らしいワークスタイルを見つけていきたいです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

海野りんご 海野りんご  宮崎県在住の新米ママです。関西の国立大学卒業後、大阪で就職。結婚を機に宮崎に戻り、フリーライターとして活動。2017年5月に出産し、育児に試行錯誤中!同じ悩み・疑問を抱えるママたちの役に立つような記事が書けるよう、日々アンテナを張っています!