学習帳なんてマスや行の取り方が同じであればどれも同じと思っていませんか?違うのは表紙だけ?いいえ、そんなことはありません。学習帳には開発した人々の思いと小さな工夫がたくさんつまっているのです。今回は学習帳シリーズの中から4シリーズをご紹介します。
学習帳選びに迷ったときのポイント
愛されて12億冊「ジャポニカ学習帳」
メーカー:ショウワノート株式会社
子どもたちに「自然を愛する心」を育んでもらいたい、そんな思いのつまった生命力あふれる植物の写真が目を引く「ジャポニカ学習帳」。鉛筆で書きやすいように作られた特注の紙を使い、罫線の色にまでこだわったこの学習帳は1970年の発売以来、累計12億冊以上を売り上げ日本の子どもたちに愛されてきました。表紙裏のコラムを楽しみにしていたパパママも多いのでは?
ジャポニカ学習帳のこだわり
ユニバーサルカラー「かんがえる学習帳」
メーカー:株式会社キョクトウアソシエイツ
動物写真家、岩合光昭氏が世界中で撮った動物たちの写真が目をひく「かんがえる学習帳」。「やさしさ・ふれあい」、「社会・環境」、「学び・成長」、そして「未来」を考えるそのきっかけになればいい、そんな思いが伝わってきます。
教科ごとに色分けされたカラフルな表紙は、カラーユニバーサルデザイン機構の認証を受けたもので、色の見分けが難しい子どもにも見分けられるように配慮がされた造り。全ての子どもたちへの強いメッセージが感じられる学習帳です。
4つの特長|かんがえる学習帳|学習帳・ノート・メモ帳・バインダーのキョクトウ・アソシエイツ
自然への優しさをテーマに「アピカ学習帳」
メーカー:アピカ株式会社
「ムーミン谷のなかまたち」のやさしい色使いの絵に思わず癒されそうなアピカ学習帳。「自然へのやさしさ」をテーマに開発されただけあって、使われている紙は古紙パルプ配合率100%。筆記用に開発された「筆記用中性再生紙」を使っているので書き心地にも問題はありません。また、罫線色も子どもたちの書きやすさにこだわり再生紙に最も合った色を使用しています。
アピカ学習帳「ムーミン谷のなかまたち」シリーズ || アピカ株式会社 | 製品情報 | ノート・学用品 | アピカ学習帳「ムーミン谷のなかまたち」シリーズ
けしやすい・かるい「こどもがよろこぶシリーズ」
メーカー:ナカバヤシ株式会社
老舗文具メーカー「ナカバヤシ」が、平成28年に新しく発売したのが「けしやすい学習帳」・「かるい学習帳」(こどもがよろこぶシリーズ)です。上手に消しゴムを使いこなせない低学年向けには紙がシワになることなくきれいに消せる工夫を加え、持ち物が多くなる中高学年向けには従来品より軽い仕様にするなど、機能面にこだわったこの学習帳。中紙はサラサラしていて、とてもなめらかな書き心地になっています。