2017年10月12日 公開

自分のことは自分でできるように!お手伝いで家事を教える「ごんどうまゆのハハコイク」第6回

イラストレーターのごんどうまゆです。夫と2012年生まれの元気いっぱいな息子“そうちゃん”と、都内で3人暮らしをしています。育児中の親子の学びや発見、驚きについて「ハハコイク(母子育)」としてつづっていきます。

イラストレーターのごんどうまゆです。夫と2012年生まれの元気いっぱいな息子“そうちゃん”と、都内で3人暮らしをしています。育児中の親子の学びや発見、驚きについて「ハハコイク(母子育)」としてつづっていきます。

興味を持ったときが、始めどき

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私が子どものころ、お風呂掃除や玄関掃除などのお手伝いは、姉弟間で当番制になっていました。少し面倒だったけれど、おかげでひとり暮らしを始めてからも家事には苦戦しませんでした(むしろ、ひとり分の家事は楽だと感じたほどです)。

息子もお手伝いに興味を持ち始めたので、これを機に家事を教えていくことにしました。

楽しく家事をしよう!

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息子は、幼稚園に入ってからお手伝いに興味を持ち始めました。きっかけは、園での調理実習。カレー作りをし、ピーラーでのじゃがいもの皮むきや、包丁でにんじんを切ったことがすごく誇らしかったようです。

それ以来、私が料理をしていると「僕もご飯作る!」とキッチンにやってくることがあります。そんなときは、一緒に包丁を使ったり、お米を研いだり、熱くないものの配膳をお願いしています。

ミキサーのスイッチを押すだけなどの簡単な作業は、こちらから誘ってお願いすることも。息子はたまにしか料理モードにならないので、彼の気が向いたときはなるべくやらせるようにしています。

また、おもちゃの片付けなど息子がひとりでできることには、手を出さないようにしています。「ママは食器洗うから、そうちゃんはおもちゃの片付けよろしくね!」とお願いすると、大人と同じ仕事をしている気分になるのか、張り切って片付けてくれます。

張り切りすぎて、おもちゃの片付けがインテリアコーディネイトにまで発展したことも!至る所におもちゃを並べて、逆にごちゃごちゃしてしまったけれど、息子の満足そうな表情を見たらそのままにせざるを得ませんよね。

子どものお手伝いに失敗はつきもの

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そうちゃんも洗い物の最中に遊び始めて、食器を割ってしまったことがあります。しかも私がちょっと目を離したすきに!

次の瞬間の行動を、全く予測できないのが子ども。特にケガをする可能性があるお手伝いのときは、親が気をつけて目を離さないようにしなければ!と反省しました。

他にも、失敗エピソードはたくさん。
庭で上履き洗いをさせたら、ついでに「窓掃除もする~」と言ってくれたので任せたところ、気づいたら上履き洗い用の堅いタワシで窓を思い切りこすっていて、びっくりしたこともあります。

ともあれ、子どもの「お手伝いしたい!」の気持ちはうれしく、大切にしたいですよね。良かれと思ってしてくれたこと、上手にできないことに対しては叱りません。しかし、おふざけが過ぎるときや危ないときは、きちんと伝えるようにしています。

だんだん頼もしくなってきた!

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そんな息子ですが、最近では私を助けてくれる貴重な戦力になってきたのです!

前述した通り、水遊びができるお風呂掃除は割と好きな息子。夕方の慌ただしい時間帯に「そうちゃん、ママご飯作るからお風呂掃除お願いしていい?」と手伝ってもらうことがあります。

浴槽内のみのざっくりとした掃除ですが大助かり!ついでに、お湯を張りつつ入浴まで済ませてもらいます。まだ、ひとりでお風呂に入らせるのは心配なので、キッチンと浴室のドアを開けて常に息子の姿が見える状態にしています。

「ありがとう~!助かったよ~!」と伝えると息子も満足そう。これが息子の自信にもつながるといいなと思っています。

家事には生きていくのに必要なことが詰まっている

息子には、将来自分の身の回りのことは自分でできる人になって欲しいー。親としてそう願っています。

子ども自身が、家事を自分でやることとして考えられるようになったら素敵ですよね。そのためにも、お手伝いを通して少しずつ家事のいろいろ教えていきたいです。

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この記事のライター