3歳頃になると、周りにはちらほらとスキップができる子どもも増えてきます。しかしスキップの習得にはコツが必要で、なかなか上手にできない子どもは多いもの。上達のためには、どんな教え方をしたら良いのでしょうか?スキップができるようになるコツを解説します。
まずはスキップの「リズムを覚える」こと
必要になるのは「片足立ち」と「両方の足でのケンケン」です。スキップの動作を分解してみると、この2つの動作が基本になっているとわかるはず。それぞれの動作を練習し「タタン、タタン」というリズムを身につければ、スキップはできるようになります。
片足立ちとケンケンの練習から始めよう
ケンケンも同様に、片足立ちができない状態で始めるのは危険です。最初のうちは、パパママが手をつないでサポートをします。この2つの動作がスムーズにできるようになったら、組み合わせてスキップの動作を練習しましょう。
スキップの動作をゆっくり確認
足元の動きを理解できたら、腕振りの動作も加えます。右足を上げるときには左手を前に、左足を上げるときには右手を前に。通常の歩行と変わりません。片足を上げてジャンプの動作と、腕振りが一緒にできるようになれば、自然とスキップができるようになります。
腕と足の動きがぐちゃぐちゃになってしまうときは、片足跳びの回数を1回ずつ減らして「ターン、ターン」と歩幅を大きくジャンプするように走りましょう。頭の中で腕と足の動作が整理できたら、もう一度スキップでチャレンジしてみてください。
大人と手を繋いで練習する
子どもの速さに合わせて、パパママが隣でスキップをします。足の動きは多少大げさに見せてあげましょう。2人の大人が子どもを間に挟み、両方の手を繋いであげれば、よりリズムが身につきやすくなります。「タタン、タタン」や「みーぎ、ひだり」などの声掛けをしてあげてください。