お正月の定番アイテムといえば羽子板ですが、皆さんは羽子板を飾る意味や種類についてご存じでしょうか。また、年末には浅草寺の年中行事として恒例の羽子板市が開催されます。この記事では、羽子板の意味や種類、羽子板市についてご紹介します。
1.羽子板を飾る意味
羽根つきは江戸時代から女の子の遊びとして広まっており、邪気をはねのけて、健やかに育つようにという願いが込められているそうです。
また、羽子板でつく羽の付いた玉は、むくろじという木の実(種)。むくろじは漢字で「無患子」と書き、「子どもが患うことの無いように」ということから、お守りとしても大切にされています。
2.羽子板市ってどんなもの?
羽子板市で販売されているのは、羽根つきに使うような羽子板だけではありません。お子さまの無病息災を祈願して飾るための雅なものや、社会風刺や時事ネタを盛り込んだ変わり羽子板など、さまざまです。見て回るだけでも楽しめるでしょう。
3.羽子板の種類と選び方は?
制作工程(押絵・木目込)
手間がかかるぶん押絵のほうが価格は高くなりますが、仕上がりが非常に豪華で美しいので、一生の記念にもおすすめです。
形状(標準・振袖)
振袖型のほうが華やかですが、パーツが多いため高価になります。
サイズなど
また、お顔の仕上げが手書きか印刷かといった面相の違いや、衣装の原材料の違いなどもあります。予算と相談しながら、お気に入りを見つけられるといいですね。
4.浅草寺の羽子板市、日程とアクセスは?
【開催期間】
12月17日~19日
【開催時間】
午前9:00~午後10:00(最終日は午後9:00まで)
【開催場所】
浅草寺
東京都台東区浅草2-3-1
【アクセス】
東京メトロ銀座線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスほか浅草駅 徒歩5分
聖観音宗 あさくさかんのん 浅草寺 公式サイト
羽子板市に行ってみよう
お子さまと一緒に出かけて、年末の雰囲気を楽しむのもいいですね。