世界中で愛されているレゴ®︎ブロック。さまざまな商品が発売されていますが、中でもロールプレイを楽しめるシリーズとして人気なのがレゴ®︎フレンズです。
なんと、レゴ®︎フレンズは多様性をテーマに2023年にリニューアルされることが決まっているそうです!
この記事では、レゴ®︎フレンズの特徴や気になるリニューアルの内容をご紹介します。
実際に遊んでみた様子をレポートしていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね♪
レゴ®︎フレンズとは?
レゴ®︎フレンズは、2012年にデンマークの玩具会社レゴグループから発売されたブロック玩具です。当初は女の子向けに、本格的なごっこ遊びができるシリーズとして誕生しました。
そんなレゴ®︎フレンズの特徴や対象年齢について解説します。
可愛いミニドール
レゴ®︎フレンズの特徴であり魅力のひとつが、可愛いキャラクターのミニドールです。
通常のレゴ®︎ブロックのミニフィギュアはロボット感がありますが、レゴ®︎フレンズのほうは身長が少し高く、スマートな体で、より人間らしさがあります。
髪の毛の部分は少し柔らかさを感じられるプラスチック素材。
手足などの可動域に多少違いはありますが、顔や体などパーツを分解し入れ替えられる仕様は変わりありません。
レゴ®︎フレンズの現在のメインキャラクターは女の子5人。怖いもの知らずのアーティストであるエマ、科学への情熱と広い心を持ったオリビアなど、5人それぞれが違った性格と得意分野を持っています。
2012年の発売と同時に、このキャラクターの女の子たちが、友だちや周りの人、住んでいる街のためにミッションに立ち向かう、というストーリーのアニメも放映されていました。
遊びながら学べる豊富なラインナップ
ミニドールとセットで遊べるブロックは、さまざまな場面が用意されています。
キャラクターのおうちや学校、映画館といった日常のシーンから、乗馬センターや宇宙アカデミーといったちょっと特別なシーンまで種類は豊富です。
ただ楽しいだけでなく、動物のクリニックやレスキュー施設など、動物愛護の心を養える場面だったり、電気自動車やゴミを回収してリサイクルするトラックなど環境保全に関するものだったり、遊びながら色々な分野を学べるセットが多くあります。
リアルでは体験しづらいことも、ブロックなら気軽に擬似体験ができますね。
対象年齢
レゴ®︎フレンズのほとんどの商品が対象年齢6歳以上となっています。
中には4歳以上を対象としたセットもいくつかありますので、小さいお子さんはそういったセットから始めてみるのが良いかもしれません。
子どもの興味はもちろんのこと、組み立てやすさにも配慮して、セットを選べるといいですね。
レゴ®︎フレンズはより多様性を学べるおもちゃにリニューアル
レゴ®︎フレンズは2023年1月にリニューアルされ、新製品が発売されます。リニューアル内容と新しい商品を紹介します。
多様性を取り入れた新キャラクター
女の子5人のキャラクターだったものが、男女8人のキャラクターに変更されます。
男の子が入ったことも大きな変化ですが、それぞれ違った肌の色や文化、身体的および目に見えない障害、神経多様性が追加されたことが一番の特徴です。
このリニューアルの背景には、多様化する現代社会と、そこで生きる多くの子どもが自分と似ているキャラクターを見つけられるようにという思いがあります。
キャラクターに自分自身を重ね、自由に個性を表現したり、互いの違いを尊重したりすることを、遊びの中で感じられるようになっているんですよ。
新商品のラインナップ
リニューアルに伴い、新しく発売される商品は全部で5つ。それぞれ簡単に紹介します。
■ペイズリーハウス
新キャラクターであるシャイな女の子ペイズリーの家。ペイズリーは片目を前髪で隠したヘアスタイルが特徴的。音楽が好きで歌も上手なペイズリーのほか2体のミニドールが付いています。
■ドッグレスキューセンター
動物シェルターのボランティア活動をイメージしたセット。ワンちゃんのお世話や健康診断、トリミングなどが体験できます。
このセットに付いてくる新キャラクターは、ザックとオータム。動物好きの女の子オータムは左手がなく、車椅子の犬もいて、身体的障害を抱えるキャラクターが登場します。
対象年齢は7歳以上。
■ハートレイク・ダウンタウン・ダイナー
新キャラクターのリアンとアリヤという二人の女の子のほかに男の子も一人付いている、飲食店のセット。店内で店員さんになってサンドイッチを作ったり、お客さんになったり、レストランごっこ遊びが楽しめます。
対象年齢は6歳以上。
■オータムズハウス
オータムのおうち。オータムのほかに、3人のキャラクターが付いており、友だちとの楽しいおうち遊びを体験できます。
キッチンやお風呂、寝室など、家にある空間が一通り揃っています。
対象年齢は7歳以上。
■ハートレイク・インターナショナル・スクール
5人のミニドールを使って、学校のいろいろなシーンで遊べるセット。理科室や美術室、カフェテリアなど、興味をそそられる空間やパーツがいっぱい。
建物を2階建てにしたり3階建てにしたり、組み合わせを変えて楽しめます。
対象年齢は8歳位以上。
レゴ®︎フレンズシリーズを6歳娘が初体験
通常のレゴ®︎ブロックは持っていて遊んだことはありますが、最近はご無沙汰という状況の我が家。
6歳の娘が、実際にレゴ®︎フレンズで遊んでみました。
今回遊んだのは「ハートレイクシティーのオーガニックカフェ」
今回娘が遊んだのは、「ハートレイクシティーのオーガニックカフェ」。対象年齢は6歳以上。
2023年のリニューアル前の商品ではありますが、子どものおもちゃでオーガニックカフェとは現代的だなと思いました。
ミニドールは、動物や自然が好きな女の子ミアとおじいちゃんのマルセル、その孫のアヴァの3人が入っています。
庭で育てた野菜や果物を使って、食事や飲み物を作っているカフェという設定。ジュースを売り歩く自転車もあります。
レゴ®︎ブロックは組み立ても、組み立て後も楽しい
箱を開けると、①〜④の袋に分けられたパーツと説明書が2冊入っていました。パーツに貼るシールもあります。
説明は英語で最初のページに少し書かれている程度で、あとはほとんど全て絵で書かれているため、子どもでも問題なく理解できました。
紙の説明書以外にも、パッケージのQRコードを読み込んでアプリをダウンロードすれば、デジタルで組み立て方を見ることもできます。3Dでも見られるので、よりわかりやすいですね。
細かいパーツがたくさん入っていて結構大変そうだなと思ったものの、説明書を見ながらどんどん組み立てていく娘。
時々こうかなと確認したり、うまくパーツがはまらなくて助けを求めたりすることもありましたが、ほとんど娘一人で組み立てられました。
①の袋を30分程度で組み立て、その後も続けて②〜④の袋を一気に作成。この日は雨の休日で家で過ごしていたこともあり、2時間ほどかけて午前中のうちに完成させました。
ちょっと大変だったとは言っていたものの、組み立てるのはとても楽しかったようで、完成後の達成感も大きかったようです。
組み立てた後は早速ごっこ遊び。
普段はおじいちゃんが出てくるようなおもちゃやごっこ遊びはあまりしないので、おじいちゃんのミニドールへの反応はどうだろうかと親は様子をうかがっていました。ところが、娘は特に違和感も持たず、登場人物の一人として遊びに使っていました。
キッチンにはパンを焼くオーブンがあったり、ジュースを作るミキサーに果物を入れられたり、リアルで細かい機能が充実しています。
お店の人とお客さんなど、親子で色々な設定を考えて遊びました。女の子を乗せることができる自転車が娘のお気に入り。
完成後は組み立てたまま飾ってあるものの、時折手にとってはごっこ遊びをしています。
このカフェには、ゴミの分別・リサイクルをする場所が設けられています。
瓶・缶の分別は家でも日常的に目にすることがありますが、わが家の生ごみは可燃ごみと一緒に廃棄。野菜のクズなども実はリサイクルできると知るきっかけを作れますね。
子どもはお店での売り買いの方に目がいってしまいますが、大人がアナウンスをすれば、遊びの中でもちょとした学びを得られるなと思いました。
ごっこ遊びだけにとどまらない、学び要素にあふれる素敵なレゴ®︎フレンズシリーズ、2023年のリニューアルがとっても楽しみですね。
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