東京23区といえば、大都会のイメージ。自然なんてないでしょ?虫なんていないでしょ?そう思われる方も多いと思います。
でも、そんなことはありません!東京23区でも虫はたくさんいますし、自然が残されているところもたくさんあります。
前回の記事でも書きましたが、我が家は東京23区在住。そんな中で虫育児をしてきて、息子は小3虫博士になりました。車を持っていないので、キャンプなどは過去友人に連れて行ってもらった1−2回のみ。基本的に東京23区内で虫を捕っています。
東京にもたくさん虫はいます↓
都会にも虫はいる!東京23区で捕れる虫たち。
そして東京に、そして世田谷区に、自然あふれる渓谷があることを知っていますか??虫もたくさんいて自然も残っている「等々力渓谷」をご紹介します!
等々力渓谷ってどこにあるの??
等々力渓谷は、世田谷区にあります。最寄駅は品川区の大井町と世田谷区の二子玉川をつなぐ東急大井町線の等々力駅。駅を出るとカフェやお店などが立ち並ぶ東京の街並み。こんなところに渓谷があるのか?と不思議に思います。
そんな等々力渓谷の魅力の一つは、「駅から近い!」ということ。等々力駅から約徒歩3分で渓谷入り口に到着するんです!
駅から徒歩3分したところに、こんなに自然がたくさんの場所があるなんて信じられません・・・!一瞬で別世界になり、どこかに旅行に来たの?という気分になります。
気温も木々や川の水のおかげで、周りよりも5度くらい低い印象です。猛暑の日なども木々のおかげでちょっと涼しいので、真夏の散歩にピッタリ。川沿いが歩けるようになっていて、渓谷をみながらゆったりした気持ちになります。
子連れ注意!等々力渓谷でベビーカーは大変!
渓谷沿いの道は、道が狭いのとゴツゴツしています。そして、入り口は急な階段のため、ベビーカーはお勧めしません・・・!ベビーカーを持参するなら、軽いベビーカーや折りたたみやすいものが良いです。
また、遊歩道に柵はなく、そして道が狭いので、2−3歳くらいのお子さんは、大人がしっかり手を繋いで歩かないといけません。落ちている人は見たことはないですが、ひやっとしたシーンはいくつか見ました。うちの息子もいつか落ちそう・・・笑
小さいお子さんと行く場合は、抱っこ紐は持って行ったほうが安心です。
夏には水遊びもできる!
渓谷を歩いていくと、途中で階段があり、渓谷に入れるところがあります。少し川の流れが速い箇所もあるので、小さいお子さんが入る場合はしっかり大人の方が様子を見てくださいね。サンダルで行くとそのまま入れて楽です。
息子曰く、数は多くありませんが、小さい魚やエビ?、サワガニなどもいたそうです。
お昼ごはんは現地で買える?持ち物リスト
渓谷は片道15分〜20分程度。その間にお店などはありません。自販機も奥の方にいくつかある程度。おやつや昼食などは事前に買っていきましょう。お昼ご飯を食べたい場合は、渓谷の奥の方まで歩いて広場のような場所でレジャーシートをひいてご飯を食べると良いと思います。ベンチやテーブルなどはほとんどありません。
駅付近にはコンビニ、カフェ、ドラックストア、大きめの成城石井などがあるので、駅近くで買っていくと良いです。
尚、虫捕りに必要な虫あみ・虫かごなどが売っているお店は駅近辺にはありません。虫捕り関連のグッズは家から持っていきましょう。
自宅から持っていくと良いもの
自宅から持っていくと良いものをまとめました。
・ウェットテッシュ
・着替え(必須!子どもが川に入りたがってもイライラしない)
・サンダル(マリンシューズだと動きやすいです)
・虫かご
・虫あみ(水に入れても良い小さい網もあるとなおGOOD)
・水筒
・レジャーシート
・ビニール袋(濡れたりしやすいので念のため多めに)
虫あみ・虫かごを持って電車に乗ることに抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家は慣れました(笑)汚れた際などに周囲の方にご迷惑をかけてしまう可能性があるので、電車では親が網を持つ、子どもに動き回らないように注意するなど、配慮は必要です。
網が汚れた際・濡れてしまった際は、ビニール袋で網部分を囲っておくこともあります。
等々力渓谷のある東急大井町線は、日中乗車すると比較的空いており問題ありませんでしたが、人が混む時間帯を避ける等の配慮は必要かもしれません。
渓谷沿いにトイレは一箇所しかない
片道15分〜20分程度の渓谷沿いを歩いて、奥の広場のようなところにトイレはあります。小さいお子さんは、駅のトイレでトイレを済ませてから行くと良いです!比較的綺麗なトイレ(感じ方は個人差ありますが・・)です。
虫捕りのベストスポット
渓谷の入り口から10分程度歩くと、クヌギやコナラの木などがたくさんある場所があります。夏になるとカブトムシもいるそうです!!我が家はカブトムシは見つけることはできていませんが、コクワガタを発見できました。
↓カブトムシを捕るために誰かが仕掛けたカブトムシトラップ
等々力渓谷は自然がたくさん残っているので、虫の宝庫!!
珍しい虫もたくさん見れます。川があるので、珍しいトンボも飛んでいます。
ハグロトンボ
チョウトンボ
コクワガタ
クロアゲハ
アゲハチョウの幼虫(蛹になりかけ‥!)
その他、タマムシ、アオスジアゲハ、コガネムシ、セミ・・・など、色々な虫が生息しています。
尚、クヌギやコナラなどの樹液が出ている木が多いため、スズメバチもいます。注意して虫捕りをしてくださいね!
等々力渓谷では雨の日は注意!
綺麗な渓谷の等々力渓谷ですが、雨の際は全く違う表情を見せます。前日が大雨の際などは、増水していますので気をつけてください。
この写真の日は、午前中は雨予報で午後は止むだろうということで強行突破して行ってみたのですが、川が増水していて流れも速く少し危険を感じました・・・(それでも虫捕りをした我が家)
東京にも、たくさん自然はある
我が家は車を持っていないので、気軽にキャンプなどは行けません。子どもを自然に触れさせたいと思っても、正直なところ遠出は疲れます‥。でも、都会に住んでいるからと言って、自然に触れさせことを諦める必要はありません!
等々力渓谷のように、電車や少しバスを使えば、東京でも自然に触れさせることができる場所はたくさんあります!少し場所を変えるだけで、生息する虫が違い、新たな発見があります。ぜひ週末を使って、いつもと違う公園に足を伸ばして、虫育児を楽しんでくださいね。
東京でも虫を生かした子育てはできます。虫を通じて自然に触れさせる「虫育児」を詳しく知りたい方はこちらの本をぜひ!