夏の夜の楽しみの一つとして、やはり花火は欠かせないのではないでしょうか。大輪の花を咲かせる花火大会も見応え十分ですが、家族やお友だちと一緒に家庭用花火をするのも夏ならではといえます。今回は家庭用花火の種類と、注意点などを紹介します。
こういう名前だったんだ!家庭用花火の種類
今回は家庭用花火でよく見られる種類を代表して紹介します。
・線香花火
静かに花咲く線香花火は、段階別に「牡丹」→「松葉」→「柳」→「散り菊」と名称がついています。
花火がはじめてのお子さまでも楽しみやすいのが魅力です。
・スパークラー
針金や竹ひごに火薬を塗ったもので、火花がはじけるように燃えるのが特徴です。
まるで線香花火の豪華版といった印象の花火です。
また、室内で使用可能なスパークラーはパーティーの演出やカクテル、ケーキやパフェなどにも利用されており幅広い用途で使用されています。
・すすき
火薬を薄い紙によりこんだ花火で、シューッと吹き出すように燃える花火です。
色鮮やかなものも多く、4変色や7変色、中には20変色という花火もあるようです。
そのカラフルさからお子さまに人気のある花火となっています。
・噴き出し花火
いわゆる「ドラゴン」と呼ばれる地面に置いて火をつけると噴水のように噴き出す花火のことです。
勢い良く噴き出す様子は迫力満点です。
しっかり準備して安全に楽しもう!
まず最初に、買ってきた花火の使用方法と注意・警告欄をしっかりと読むことが大切です。
また、ローソクや柄の長いディスポーザブルライター、バケツ、後片付け用のゴミ袋などを用意しましょう。
バケツには水を入れて終わった花火をすぐに入れられるようにしておきます。
そして、終わった後は火が消えているのを必ず確認してからゴミ袋にゴミを入れて綺麗に後片付けをしましょう。
花火で夜空にお絵描き!?一歩先行く花火の楽しみ方!
普通に撮るのも楽しいけれど、花火でお絵描きできるのをご存知ですか?
仕組みは、カメラのシャッターを押した(開けた)ままにすることで花火の光を断続的に撮り続けることができ、光がつながった写真になるということです。
一眼レフカメラなどでも可能ですが、スマホでも専用のアプリを入れると簡単に撮ることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
きちんと確認して!花火ができる場所
中にはベランダや自宅前で行う方もいらっしゃるようですが、煙や騒音などで近隣の方のご迷惑になるのでやめましょう。
公園や川原、海辺などは花火をしても良さそうですが、各公園や自治体によって違いますので市町村の公式サイトや電話できちんと確認するようにしましょう。
花火が可能な場合も、バケツと水を用意し、爆竹やロケット花火などはしない、過度に騒がない、夜9時までには止めてゴミはゴミ袋に入れて全て持ち帰るというルールをきちんと守りましょう!
ルールを守って楽しい時間を過ごそう
また、周囲への配慮も忘れずにルールを守って安全に楽しく夏の夜を楽しんでくださいね。