みなさんは、佐藤亮子さんという女性を知っていますか?3人いる息子を全員灘→東大に進学させることに成功した教育ママのプロです。佐藤ママが実践した驚くような勉強法や、子どもを育てる上で心がけたことなどを紹介します。
彼女がゴッドマザーと呼ばれるゆえん
テレビでは「佐藤ママ」の愛称で呼ばれている佐藤亮子さん。
子どもは全員で4人。そのうち3人の息子さんがすでに東大に入学を果たし、一番下の娘さんも東大を目指しているそうです。
東大卒の旦那さんをもち、彼女自身も津田塾大学を卒業し英語教師をしていたという経歴の持ち主です。
彼女が実践した驚くべき教育法!ママの努力がすごい
佐藤ママは、それらを勉強の無駄だといって一切させなかったそうです。
お手伝いをする時間があるのなら1問でも多くの問題を解き、1ページでも多くの本を読むことを良しとしていました。
また、大学入学までは一切の恋愛を禁止してしまいました。1日の時間はたったの24時間しかないので、勉強をするためには青春の1ページを刻む時間を惜しいと考えたのです。
ゴッドマザーの子育てを少しずつ取り入れてみよう!
例えば、何かを問いかけられたときに後回しにしないこと。「ちょっと待って」は禁句です。子どもの気持ちを無下にせず、しっかりと話を聞いてあげることで、パパやママは自分のことを認めてくれているんだ、という自己肯定感を養います。
また、意外なことですが、勉強しなさいとは口に出して言ってはいけません。テレビを観る部屋を空調の効きづらい部屋にしたり、勉強部屋を作らずにリビングで勉強をさせるようにするなど、言わなくても自発的に勉強に取り組める環境づくりに力を入れ、子どもの自主性をはぐくんでいたそうです。
現役東大生に対して実施したアンケートでも、勉強しなさいといわれた経験のない人がほとんどでした。
佐藤ママの教育法は理に適っているようですね。
佐藤ママの教育法で一番大切にしているのは、ほめることです。叱られてやる気を出す子どもはいません。叱る箇所を探すより、ほめる面をどんどん探して意欲的に取り組める事柄を増やしてあげましょう。
子どもが小さいときに取り組めるゴッドマザーの教育法
著者 :佐藤亮子
出版社 :KADOKAWA/中経出版
自分の子どもはまだ小さいから勉強とかは……と思っているパパやママもいるのではないでしょうか。佐藤ママは3歳までに読みきかせ1万冊という途方もない数の目標を立てて、実際に達成したそうです。
彼女は「テレビがない部屋なら1日10冊程度だから可能だと思った。」と語ったというエピソードがありますが、それを実現してしまうのがすごいですね。
そんな彼女の教育論をもっと知りたいと思ったら、彼女の著書である『図解「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方』を参考にしてみましょう。